Macを活用して勉強をもっと効率的に!学生必見の4つのテクニック
学生生活はストレスやプレッシャーと隣り合わせです。しかし、いくつかの簡単な工夫を取り入れるだけで、負担を軽減し、学習プロセスを大幅に効率化できます。優秀な学生ほど、使えるリソースはすべて活用しているもの。ここでは、学生生活をスマートに乗りこなすために役立つツールを紹介します。
1. 目的に合わせた特殊フォントを使う
フォントは単なるデザインの問題ではありません。選択次第で、読みやすさ、情報の記憶定着率、校正の精度まで変わってきます。一般的に、Arial、Calibri、Robotoなどのサンセリフ体は、電子機器の画面上で最も読みやすいとされています。課題を作成するときは、これらのフォントを選ぶことで最高の可読性を実現できるでしょう。
さらに、情報の記憶定着に最適な「Sans Forgetica」や、校正に特化した「DP Sans Mono」といったユニークなフォントも存在します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
Sans Forgeticaで記憶定着を高める
Sans Forgeticaは、オーストラリアのRMIT大学で開発された、科学的根拠に基づくフォントです。デザイナーと行動科学者が協力し、脳に深い処理を強いることで記憶への定着を促すフォントとして生み出されました。その仕組みの鍵は、「わざと読みにくくする」という点にあります。
文字を読み解くために必要なひと手間が、脳のエンゲージメントを高め、情報をより深いレベルで処理させます。これにより、テキストの内容が記憶に刻まれやすくなるのです。Sans ForgeticaはMacでもPCでも使えるので、今すぐ学習ノートをこのフォントに切り替えて、重要なポイントをしっかり頭に定着させましょう。
DP Sans Monoで校正精度をアップ
Distributed Proofreadersによって設計されたDP Sans Monoは、ミスのない文章を提出したいすべての人にとって頼れるツールです。学生はもちろん、ライター、ジャーナリスト、ビジネスオーナーなど、文章を扱うあらゆる人が恩恵を受けられます。
DP Sans Monoは、すべての文字を大きく、太く、判別しやすく表示します。見た目の美しさは多少犠牲になりますが、それだけの価値がある精度で校正できます。広めの字間と際立つ字形のおかげで、誤字脱字が一目瞭然に。標準的なフォントを使っていると、どれほど多くのミスを見逃していたかにきっと驚くはずです。DP Sans Monoで校正すれば、先生も読者も編集者も満足してくれるでしょう。
2. macOSのVoiceOverを活用する
科目ごとの必読書は山積みになりがちです。全科目の資料を合わせれば、エベレスト級の分量になることもあるでしょう。長時間画面を見続けると、眼精疲労や頭痛、集中力の低下を招きます。そんなときこそ、macOSのVoiceOver機能が威力を発揮します。
VoiceOverは、選択したテキストを読み上げてくれる機能です。画面を見なくても教材を学習でき、大量のコンテンツを読み上げさせている間に、ほかの作業を並行して進めることも可能です。「聴く学習」が資料の吸収に効果的であることは昔から知られており、VoiceOverがあればあらゆるテキストが音声教材に変わります。さらに、自分の書いた文章を読み上げさせることで、耳からミスを発見できる校正アシスタントとしても活用できます。
VoiceOverを起動するには、Cmd + F5キーを押します。または、システム環境設定>アクセシビリティ>VoiceOverから機能を有効にし、詳細設定を行うこともできます。有効化したら、読み上げたいテキストを選択するだけで、ロボットの声が必要な情報を読み上げてくれます。なお、スキャンしたページなどテキストを選択できない場合は、専用ツールでPDFをテキストに変換しましょう(方法は次項で解説します)。
3. Googleドキュメントでスキャン画像やPDFをテキスト化する
スキャンされた資料は、ブラウザの検索機能が使えないため、学生にとって厄介な存在です。大事な情報をメモし忘れた場合、該当箇所を探して何度も読み返す時間を浪費することになります。Cmd + Fでキーワード検索できれば一瞬なのに、です。コピー&ペーストができないことも、生産性を下げる大きな要因となります。幸い、画像やスキャンPDFをテキストに変換できるソフトウェアが存在します。
変換アプリは複数ありますが、Googleドキュメントを使うのが最も手軽で速い方法のひとつです。以下の手順で変換できます。
- Googleドライブのサイトにアクセスする
- 必要に応じてサインインする
- 新規をクリックする
- ファイルをアップロードを選択する
- 変換したいファイルを見つけて選ぶ
- 開くをクリックしてファイルをアップロードする
- Googleドライブ上でファイルをControlキーを押しながらクリックする
- アプリで開く>Googleドキュメントを選択する
Googleドキュメントが起動し、自動的に変換が行われます。結果は概ね正確ですが、スキャンや画像の品質によって精度は左右されます。テキスト化されれば、コピー、ペースト、編集、検索は自由自在。VoiceOverで読み上げさせることも可能です。
4. データを複数の方法でバックアップする
macOSには、バックアップを簡単に行える標準機能が備わっています。Time Machineを使えば外付けドライブへの自動バックアップが可能で、持ち運びするMacならNAS(ネットワーク接続ストレージ)を利用する設定もおすすめです。Time Machineのセットアップは、システム環境設定>Time Machineから行えます。
ただし、重要なデータについては、オフサイトでの保管策も併せて用意しておくべきです。ありがたいことに、iCloudを使えば課題や重要書類を手間なくバックアップできます。iCloudの設定はシステム環境設定>Apple ID>iCloudからアクセスでき、バックアップ自体はFinderでファイルをiCloud Driveにコピーするだけというシンプルさです。
バックアップを自動化して習慣にすれば、学生にとって最悪のシナリオのひとつ――「課題データの消失」――を確実に回避できます。努力が水の泡にならないよう、Time MachineとiCloudを活用するか、別の方法でMacのデータをしっかり守りましょう。
知識が生産性を高める
使えるツールを正しく理解していれば、学習プロセスはスムーズになり、生産性も向上し、学生生活そのものがぐっと楽になります。記憶定着や校正のための特殊フォントは必須アイテムです。VoiceOverで教材を読み上げさせれば画面を見る時間を減らせますし、スキャンページのテキスト化によって資料を自由に操れるようになります。そして何より大切なのは、複数の方法で常にデータをバックアップしておくことです。
学生生活は決して簡単ではありません。特に、学業とほかの用事を両立しているとなおさらです。しかし、今回紹介したコツを実践すれば、勉強にかかるストレスを減らし、成功に向けて集中できるはずです。
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