Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

デジタルデバイスを使う上で多くの人が悩むのが、画面を見る時間が増えすぎてしまう問題です。Appleがこの課題に向けて用意したのが「スクリーンタイム」機能で、macOS Catalina以降のMacで利用できます。

自分の画面使用時間を管理したい方、家族のアプリ利用状況やスクリーンタイムの傾向を把握したい方、Macの使いすぎを抑えたい方にとって、スクリーンタイムは強力な味方になります。ここでは、この機能を最大限に活用するために知っておきたいポイントを詳しく解説します。

Macでスクリーンタイムを有効にする方法

まず前提として、この機能はmacOS Catalina以降がインストールされたMacでのみ動作します。有効化の手順は以下の通りです。

  1. Appleメニューを開き、システム環境設定をクリックします。
  2. スクリーンタイムオプションを選択します。
  3. ウィンドウ右上の「オンにする」をクリックします。無効にしたい場合は、再度オプションに戻り「オフにする」をクリックするだけです。
Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

複数デバイスでスクリーンタイムを活用する方法

忙しい現代人は、1日のうちに複数のデバイスを行き来することが珍しくありません。1台だけの記録では、実際の画面使用時間の全体像は見えてきません。しかしAppleユーザーなら、スクリーンタイムですべてのデバイスの利用状況をまとめて追跡できます。

iCloudアカウントにサインインしているすべてのデバイスの合計レポートを表示するには、システム環境設定スクリーンタイムオプションと進み、「デバイス間で共有」にチェックを入れます。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

スクリーンタイムパスコードの設定方法

Macを家族と共有している場合や、お子様のデバイスに制限をかける目的でスクリーンタイムを使う場合は、スクリーンタイムパスコードを設定しておくことが重要です。これにより、設定を変更できるのはあなた自身だけになります。また、お子様がアプリの制限時間に達した際の追加リクエストを承認する際にも、このパスコードが必要になります。

パスコードを作成する手順:

  1. システム環境設定スクリーンタイムオプションに移動します。
  2. 「スクリーンタイムパスコードを使用」にチェックを入れます。
  3. 使用するパスコードを作成します。

管理者アカウントでログイン中にパスコードを設定すると、アカウントを標準アカウントへ変更することを推奨するダイアログが表示されます。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

このダイアログでは2つの選択肢が提示されます:

  • 「このユーザにこのコンピュータの管理を許可」:この場合、パスコードは管理者アカウントにも適用されます。ただし管理者は自身の権限でパスコードによる制限を回避できてしまうため、推奨されません。
  • 「このユーザにこのコンピュータの管理を許可しない」:現在の管理者アカウントが標準アカウントに変換され、お子様用として使えるようになります。同時に、保護者・監護者用の新しい管理者アカウントを作成する手順も案内されます。

Macでスクリーンタイムのデータを確認する方法

Macのスクリーンタイムデータはいくつかの方法で確認できます。システム環境設定>スクリーンタイムを開きましょう。

特定の1台のデバイスの利用状況を確認するには、ウィンドウ下部のプルダウンメニューから対象のデバイスを選択します。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

画面時間を減らすことを目標にしているなら、ウィンドウ上部の日付をクリックして「今週」を選択すると、今週の合計利用時間と先週との比較を確認できます。週全体の総利用時間もこのビューで表示されます。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

特定の日の利用状況を見たい場合は、週次グラフのバーをクリックするだけです。グラフの下に、時間ごとの利用状況を示すグラフが追加表示されます。

サイドバーからは、さらに詳細な利用内訳を確認することもできます。

App使用状況

各アプリにどれだけの時間を費やしているかを把握できる機能です。アプリ別またはカテゴリ別に利用状況を表示でき、カテゴリはソーシャルショッピング&フード生産性&ファイナンスなどに分類されます。切り替えるには「App使用状況」をクリックし、「表示」の横で「App」または「カテゴリ」を選択します。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

通知

スクリーンタイム環境設定の「通知」タブでは、アプリごとの通知件数を確認できます。通知は集中力を削ぐ原因になりがちなので、どのアプリの通知をオフにすべきか判断する際に役立ちます。

ピックアップ

「ピックアップ」タブでは、デバイスを何回確認したか、最初に開いたアプリは何かを知ることができます。自分のMacの使い方の癖を分析するうえで有益な情報です。

スクリーンタイムでMacの使用時間を制限する方法

スクリーンタイムには、Macの使用時間を管理・制限するためのさまざまな機能が備わっています。

ダウンタイム

特定の時間帯に使えるアプリを制限したいときに便利な機能です。たとえば仕事中は仕事関連のアプリだけを使えるようにする、といった運用が可能です。ダウンタイム開始5分前と、制限に達した時点で通知が届きます。

スクリーンタイムパスコードが有効な場合、ダウンタイムには「ダウンタイム中はブロック」という追加設定が現れます。これにより、制限を1分・1時間・当日いっぱいまで延長するにはパスコードの入力が必要になります。

App制限

自分や家族が画面を見る時間に上限を設けられる機能です。ソーシャルやゲームといったカテゴリ単位でも、特定のアプリ単位でも、さらにはWebサイト単位でも制限を設定できます。検索フィールドにアプリ名やサイト名を入力して制限を追加しましょう。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

有効にすると、制限開始5分前に通知が届きます。制限に達すると、その旨を知らせるウィンドウが表示され、「OK」を押してアプリの使用を止めるか、「制限を無視」を選んで「あと1分」「15分後に通知」「今日は制限を無視」のいずれかを選択できます。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

コミュニケーション

Macやその他のAppleデバイスで誰と連絡を取れるかを指定できます。ダウンタイム中に連絡を取れる相手を個別に選ぶことも可能です。

これらの制限はiCloudの連絡先と、電話・FaceTime・メッセージなどのAppleのメッセージングアプリに適用されます。ただし、iCloud環境設定で連絡先がオンになっている必要があります。緊急通報用の番号には制限は適用されません。

常に許可

App制限やダウンタイムが有効な場合でも、常にアクセスできるアプリを設定できます。電話、メッセージ、マップ、FaceTimeがデフォルトで含まれていますが、ここで変更したり、他のアプリを追加したりすることも可能です。

Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで

コンテンツとプライバシー

Webサイト、購入、ダウンロードに関する制限を設定でき、露骨な表現やアダルトコンテンツへのアクセス制限も含まれます。制限されたコンテンツにアクセスしようとすると、アクセスできない理由を説明するダイアログが表示されます。

お子様向けに使う場合は、特定のサイトのみアクセスを許可するよう設定することもできます。スクリーンタイムパスコードが有効になっていれば、お子様は特定のWebサイトへのアクセス許可をあなたにリクエストできるようになります。

Macからお子様のスクリーンタイムを制限する方法

ファミリー共有を利用していれば、お子様のデバイス側からスクリーンタイムを有効にできますが、自分のMacから設定することも可能です。手順は以下の通りです。

  1. Appleメニューからシステム環境設定ファミリー共有をクリックします。
  2. サイドバーでスクリーンタイムを選択します。初めて家族のスクリーンタイムを管理する場合はダイアログが表示されるので、「スクリーンタイム設定を開く」をクリックします。 Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで
  3. 写真の下のプルダウンメニューからお子様の名前を選択します。「オプション」をクリックし、「オンにする」を選択してお子様のスクリーンタイムを有効にします。 Macのスクリーンタイム機能の使い方徹底解説!設定から活用術まで
  4. 有効化したら、ダウンタイム、App制限、コミュニケーション、常に許可、コンテンツとプライバシーの各項目で、お子様のデバイスにかけたい制限をすべて設定しましょう。

関連記事:Macのスクリーンタイムでお子様向けにコンテンツを制限し、利用時間に上限を設定する方法

お子様のスクリーンタイム設定にもスクリーンタイムパスコードを設定すれば、設定の変更や利用時間延長の承認は保護者であるあなただけが行えるようになります。

Macでのスクリーンタイム管理はかんたん

Macのスクリーンタイム機能を使えば、アプリやWebサイトに費やした時間を把握し、さまざまな手段で制限をかけたり、気を散らす要素を減らしたりできます。ペアレンタルコントロールとして活用し、お子様のアプリ利用に制限を設けることも可能です。ぜひ日常のデジタルライフの見直しに役立ててください。

  1. 【TweakShot】自動録画停止機能を使って録画を自動で終了する方法

    画面録画は、YouTube動画の制作から、重要な会議やゲームプレイの記録、SNSでの共有まで、プライベートでもビジネスでも多くの人に活用されています。そんな中、「自動録画停止(Auto Stop Recording)」機能は非常に便利な存在です。これまで当サイトでは、NetflixやPrime Videoなどのストリーミングサービスの録画も含めて、TweakShot Screen Recorderをご紹介してきました。そこで本記事では、パソコンの画面録画や音声録画を自動的に停止する方法を、時刻指定・録画時間指定・ファイルサイズ指定の3つのパターンに分けて、手順を詳しく解説します。 TweakS

  2. スクリーン録画で生産性を向上させる方法|活用シーンとおすすめツールを徹底解説

    パソコンの作業効率を高めてくれるソフトウェアをお探しですか?そのリストに必ず加えておきたいのが、スクリーン録画(画面収録)ツールです。なぜスクリーン録画ソフトが必要なのでしょうか?また、どのような場面で活躍するのでしょうか?本記事では、スクリーン録画のメリットと具体的な活用法、さらにおすすめツールまで詳しくご紹介します。 なお、当サイトでは生産性向上に役立つおすすめのタイムトラッキング(時間管理)ソフトも紹介しています。こちらもぜひ併せてチェックしてみてください。 スクリーン録画ソフトがもたらす5つのメリット 1. チュートリアルや研修動画を簡単に作成できる 現在、業務の多くは複数のアプリケー