Windows 10アップデート後にGoogle Chromeが動作しない・応答しない場合の対処法
新しいMicrosoft Edgeが大きく進化したとはいえ、Google Chromeは今なお世界で最も人気のあるブラウザです。高速で安全性も高く、安定して動作します。しかし、Windows 10のアップデート後にGoogle Chromeが動作しなくなることがあります。ブラウザが繰り返しクラッシュし、「Aw snap!(おっと!ページを表示できません)」というメッセージが表示されるケースも少なくありません。Chromeが応答しない、CPU使用率が異常に高い、起動時に不安定になる、ホームページの読み込みに時間がかかるといった報告も多数寄せられています。このような場合は、一度Chromeをアンインストールして再インストールすることで解決することもありますが、それでも改善しない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
これらの問題が発生する原因はさまざまです。ブラウザの履歴やインターネットキャッシュの破損、拡張機能の不具合、Chromeプロファイルの破損、古いバージョンのChromeを使い続けていることなどが考えられます。また、メモリ不足によってChromeがクラッシュする場合もあります。
Windows 10でChromeがクラッシュし続ける場合の基本対処法
Windows 10/8/7のパソコンで、閲覧中やタブを開くとき、ページを読み込むとき、ダウンロード中にGoogle Chromeが開かない、クラッシュする、フリーズするといった症状に悩んでいる方は、まず以下の基本的な対処法から試してみましょう。
- ページが読み込まれない場合は、まずインターネット接続が正常に機能していることを確認してください。
- 最新のウイルス対策ソフト・マルウェア対策ソフトでシステム全体のスキャンを実行し、ウイルスやマルウェア感染がフリーズの原因になっていないか確認しましょう。
- Chromeのアドレスバーに「chrome://settings/help」と入力してEnterキーを押すと、ブラウザを最新バージョンに更新できます。
Google Chromeが応答しない場合は、DNSキャッシュが原因の可能性があります。コマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のコマンドを順番に実行してください。
- ipconfig /flushdns
- netsh winsock reset
閲覧データを削除する
Chromeは快適な閲覧体験のため、Webページを開く際にキャッシュやCookie、閲覧履歴を保存しています。しかし、古いキャッシュやCookieが蓄積すると、ページの読み込みに支障をきたすことがあります。まずはCookie、閲覧履歴、キャッシュを削除してみましょう。
- Chromeブラウザを開きます。
- 画面右上の「メニュー」アイコン(縦3点)をクリックします。
- 「その他のツール」を選択し、「閲覧データを消去」をクリックします。
- アドレスバーに「chrome://settings/clearBrowserData」と入力しても同じ画面を開けます。
- チェックボックスが並んだ画面が表示されるので、削除したい項目を選択します。
- 「データを消去」をクリックして、Chromeの履歴をすべて削除します。
- その後、ページを再読み込みして問題が解決したか確認しましょう。
拡張機能を1つずつ削除する
Chromeのクラッシュやフリーズのもう一つの一般的な原因は、悪意のある拡張機能や不具合のある拡張機能です。拡張機能を削除して、問題が解決するかどうか確認してみましょう。
- アドレスバーに「chrome://extensions」と入力してEnterキーを押します。
- インストール済みの拡張機能の一覧が表示されます。
- 削除したい拡張機能の横にある「削除」ボタンをクリックします。
最近追加した拡張機能から順に削除し、それぞれ削除するたびにChromeをしばらく使ってみるのがおすすめです。すべてを削除しなくても、原因となっている拡張機能を特定できるかもしれません。
Chromeを初期状態にリセットする(最終手段)
上記の方法でも問題が解決しない場合は、Chromeをデフォルト設定にリセットすることを検討しましょう。手順は比較的簡単です。
- Chromeブラウザを開きます。
- 「メニュー」アイコンをクリックし、「設定」に移動します。
- ページを一番下までスクロールし、「詳細設定」をクリックします。
- 「リセットとクリーンアップ」セクションにある「設定を元に戻す」をクリックします。
この操作により、キャッシュ、履歴、Cookieなどがすべて消去され、既定の検索エンジン、ホームページ、新しいタブページなども初期状態に戻る点にご注意ください。
Google Chromeのプロパティを変更する
上記の方法で問題が解決しない場合は、Chromeの設定を変更してみましょう。この方法は、Windowsセキュリティシールドのマーク付きでしかChromeを開けない方にも有効です。以下の手順で、ブラウザの.exeファイルまたはショートカットを管理者として実行するよう設定します。
- Google Chromeのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「互換性」タブを選択し、「すべてのユーザーの設定を変更」をクリックします。
- 互換モードの項目で、「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックを外します。
- 「設定」の下にある「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックが入っていることを確認します。
- 「適用」をクリックして変更を保存し、「OK」をクリックします。
Chromeを再インストールする
Chromeのユーザープロファイル自体に問題がある可能性もあります。その場合は、インストール済みプログラムからGoogle Chromeをアンインストールし、再インストールするのが確実です。
- 「コントロールパネル」を開き、「プログラム」カテゴリの「プログラムのアンインストール」を選択します。
- インストールされているプログラムの一覧が表示されます。
- 「Google Chrome」を選択し、表示される「アンインストール」をクリックします。
- その後、Chromeの最新版を公式サイトからダウンロードしてインストールし、正常に動作するか確認しましょう。
ハードウェアアクセラレーションを無効にする
それでも問題が解決しない場合は、ハードウェアアクセラレーションを無効にしてみてください。この機能が原因で、サイトとの接続に支障が出ることがあります。
- Chromeの「設定」を開きます。
- ページ下部の「詳細設定を表示」をクリックします。
- 詳細設定の中から「システム」というカテゴリを探します(通常はページの下部にあります)。
- 「使用可能な場合はハードウェア アクセラレーションを使用する」のチェックを外します。
Chromeのプロファイルを作り直す
Chromeのユーザープロファイルが破損していると、ブラウザが応答しない、動作を停止する、起動しないなど、さまざまな問題が発生することがあります。現在のプロファイルフォルダの名前を変更すると、Chromeが自動的に新しいプロファイルを生成し、問題が解消されます。
- まず、Chromeブラウザを完全に終了します(起動中の場合)。
- Windows + Rキーを押し、「%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data」と入力してEnterキーを押します。
- User Dataフォルダ内の「Default」という名前のフォルダを探します。
- 右クリックして「default bkp」などの別名に変更します。
- これで完了です。Chromeがすぐに新しいプロファイルを作成し、クラッシュすることなく目的のページを開けるようになります。
システムファイルチェッカーを実行する
システムファイルの破損が原因でChromeが不安定になることもあります。システムファイルチェッカー(SFC)ユーティリティを実行して、破損または欠落しているシステムファイルが問題の原因になっていないか確認しましょう。コマンドプロンプトを管理者として起動し、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押すだけで実行できます。
以上が、Google Chromeが頻繁にクラッシュする、応答しない、開かない、CPU使用率が高いといった問題を解決するための主な対処法です。ご質問やご提案があれば、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。
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