Windows 10アップデート後に顔認証(Windows Hello)が動作しない場合の対処法
顔認証は、デバイスを見つめるだけで安全にPCへログインできる非常に便利な機能です。Windows Helloに含まれる3つの認証オプションのうちの1つで、ほかの2つは指紋認証と虹彩スキャンです。しかし、人気のある機能である一方、「Windows 10をアップデートした後に顔認証が使えなくなった」という報告も少なくありません。この記事では、Windows 10のアップデート後に顔認証(Windows Hello)が動作しなくなった問題を解決するための、シンプルで効果的な方法を4つ紹介します。
方法1:ドライバーを更新する
顔認証が動作しない原因として、対応するドライバーが古くなっている可能性があります。以下の手順に従ってドライバーを更新し、問題を解決しましょう。
ステップ1:WindowsキーとXキーを同時に押してクイックリンクメニューを開き、「デバイスマネージャー」を選択します。
ステップ2:「生体認証デバイス」をクリックし、該当するデバイスを右クリックして「アンインストール」を選択します。
ステップ3:上部の「操作」メニューをクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。
これにより、Windowsがカメラドライバーを自動的に検出して更新します。
注意:サードパーティ製のドライバー更新ソフトを利用すれば、ドライバーを自動で最新の状態に保つことも可能です。方法2:ローカルグループポリシーエディターで生体認証を有効にする
Windows 10のアップデート時には、ローカルグループポリシーなどの一部のシステム設定が意図せず変更されることがあります。それが原因で顔認証が正しく機能しなくなるケースもあります。以下の手順で生体認証を有効化してみましょう。
ステップ1:キーボードのWindowsキー + Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ2:「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。ローカルグループポリシーエディターが起動します。
ステップ3:「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「生体認証」の順に展開します。
ステップ4:「生体認証の使用を許可する」設定をダブルクリックします。
ステップ5:「有効」を選択します。
ステップ6:「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
ステップ7:「生体認証によるログオンを許可する」を開き、「適用」→「OK」の順にクリックします。
ステップ8:PCを再起動します。
注意:それでも機能しない場合は、手順1~3を実行した後、「顔認証機能」>「強化されたなりすまし対策の構成」を開き、「編集」から「強化されたなりすまし対策の構成」を無効にしてください。方法3:カメラドライバーをロールバックする
アップデート前に顔認証が正常に動作していたのであれば、ドライバーを以前のバージョンに戻すことで問題を解決できる可能性があります。以下の手順を試してみてください。
ステップ1:スタートメニューを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
ステップ2:「システムデバイス」>「Surface Camera Windows Hello」をクリックします。
ステップ3:「ドライバー」タブを開き、「ドライバーのロールバック」ボタンをクリックします。

ステップ4:以前正常に動作していたドライバーを選択します。
ステップ5:変更を適用・保存し、PCを再起動します。
方法4:顔認証の設定をリセットする
ステップ1:スタートメニューの歯車アイコンをクリックするか、Windows + Iキーを同時に押して、「設定」アプリを開きます。
ステップ2:「アカウント」>「サインイン オプション」をクリックします。

ステップ3:「顔認証」の項目まで移動し、「削除」をクリックします。
ステップ4:「セットアップの開始」をクリックし、画面の指示に従って顔認証を再登録します。
ステップ5:PCを再起動します。
まとめ
以上の方法を使えば、Windows 10の大型アップデート後にWindows Helloが動作しなくなった問題も簡単に解決できます。また、何らかの理由でWindows Helloが利用できない、または顔がうまく認識されない場合は、一時的にPINやパスワードでのサインインに切り替えるのも有効です。もしパスワードを忘れてログインできなくなってしまった場合は、「Windows Password Key」というツールを活用すれば、Windows 10の標準ユーザーおよび管理者アカウントのパスワードを簡単にリセット・復元できます。
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