Windows 10で画面が点滅・ちらつくときの対処法5選【原因の切り分け方も解説】
Windows 10は多くの新機能や改善をもたらした一方で、ユーザーを悩ませる不具合もいくつか存在します。その代表的なものの一つが「画面の点滅・ちらつき」問題です。本記事では、この問題をプロのように解決するための5つの効果的な対処法を紹介します。具体的な解決策に入る前に、まずは画面が点滅する基本的な原因を理解しておきましょう。
Part 1:タスクマネージャーで原因を切り分ける
画面のちらつきの原因を特定するには、タスクマネージャーが役立ちます。以下の手順で診断を行いましょう。
手順1: タスクバーを右クリックし、「タスク マネージャー」を選択して起動します。キーボードショートカットの「Ctrl + Shift + Esc」でも起動できます。

手順2: 画面がちらついている状態のまま、タスクマネージャーの表示も点滅するかどうかを確認します。
- a. タスクマネージャーだけが正常に表示され、ちらつかない場合 → 原因は互換性のないサードパーティ製ソフトウェアである可能性が高いです。
- b. タスクマネージャーも他のアプリと一緒に点滅する場合 → 原因はグラフィックドライバーにあると考えられます。
このように、まず原因を切り分けることで、どの対処法を試すべきかが明確になります。
Part 2:Windows 10の画面のちらつきを修正する5つの方法
上記以外にも原因は考えられますが、ここでは特に効果的な5つの対処法を順番に紹介します。
方法1:アンチウイルスソフトを無効化する
一部のサードパーティ製アンチウイルスソフトが、画面のちらつきを引き起こすケースがあります。まずはアンチウイルスソフトを一時的に無効化し、症状が改善するかどうかを確認してみてください。
方法2:互換性のないアプリケーションを更新またはアンインストールする
原因が互換性のないアプリケーションだと判明した場合は、①該当アプリをアンインストールするか、②PCに対応した最新バージョンへ更新するという2つの方法があります。
アプリをアンインストールする手順は以下の通りです。
- i. スタートメニューを右クリックします。
- ii. 「設定」を選択します。
- iii. 「システム」から「アプリと機能」を選びます。
- iv. ちらつきの原因となっていると思われるアプリを選択します。古いバージョンのWindows向けに作られたサードパーティ製ソフトが犯人であることが多いです。
- v. アプリ名の横にある「アンインストール」ボタンをクリックします。
- vi. 表示された確認ダイアログで「アンインストール」をクリックします。
- vii. PCを再起動し、ちらつきが止まったかどうかを確認します。

方法3:モニターのリフレッシュレートを上げる
モニターのリフレッシュレートが適切でないことが、画面のちらつきの原因になることもあります。以下の手順で設定を変更しましょう。
- a. デスクトップの何もない場所を右クリックし、メニューから「ディスプレイ設定」を選択します。
- b. 「ディスプレイの詳細設定」を開きます。
- c. 「ディスプレイ アダプターのプロパティ」をクリックします。
- d. 「モニター」タブを開き、現在の設定より高いリフレッシュレートを選択します。
- e. 「OK」をクリックして変更を保存します。
- f. ちらつきが改善したかを確認します。改善しない場合は、さらに高いリフレッシュレートを選んで試してみてください。



方法4:Windowsサービスを無効化する
「Windows エラー報告サービス」など、一部のWindowsサービスがちらつきの原因となる場合があります。以下の手順で無効化してみましょう。
- a. 検索ボックスに「services.msc」と入力し、「サービス」を起動します。
- b. 一覧から「Problem Reports and Solution Control Panel」を見つけ、右クリックして「停止」を選択します。
- c. 同様に「Windows Error Reporting Service」も停止します。
- d. PCを再起動します。

これでちらつきの問題が解決するはずですが、改善しない場合は次の方法に進みましょう。
方法5:ディスプレイドライバーを更新する
タスクマネージャーでの診断の結果、グラフィック(ディスプレイ)ドライバーに問題があると判明した場合は、ドライバーの更新で解決できます。作業は「セーフモードで起動 → ドライバーのアンインストール → ドライバーの再インストール」の3段階に分かれます。
a. セーフモードで起動する
- i. 「設定」を開き、「更新とセキュリティ」をクリックします。
- ii. 「回復」を選択します。
- iii. 「高度なスタートアップ」の「今すぐ再起動する」をクリックします。
- iv. 「トラブルシューティング」を選択します。
- v. 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」の順に進みます。
- vi. 「再起動」をクリックします。
- vii. PCが再起動したら、セーフモードの場合は「4」を、ネットワーク機能付きセーフモードの場合は「5」を選択します。


b. グラフィックカードドライバーをアンインストールする
- i. キーボードの「Windowsキー + X」を押してパワーユーザーメニューを開き、「デバイス マネージャー」を選択します。
- ii. 「ディスプレイ アダプター」を展開します。
- iii. 問題のあるアダプターを右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
- iv. 「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する」にチェックを入れます。
- v. 「OK」をクリックして確定します。
- vi. PCを再起動します。

c. グラフィックドライバーを再インストールする
- i. 「設定」を開きます。
- ii. 「更新とセキュリティ」を選択します。
- iii. 「Windows Update」をクリックします。
- iv. 「更新プログラムのチェック」ボタンを押すと、最新のグラフィックドライバーが検索されるので、ダウンロードしてインストールします。

Windows Updateは互換性のあるドライバーを提供するのに最適ですが、必ずしも最新バージョンを提供しているとは限りません。最新のドライバーを入手したい場合は、グラフィックカードメーカー(NVIDIA、AMD、Intelなど)の公式サイトから直接ダウンロードすることをおすすめします。
それでも直らない場合は?起動不能なPCを修復できる専門ツール
画面がひっきりなしに点滅し続けたり、最悪の場合はシステムがクラッシュして起動しなくなったりすることもあります。そのような深刻な状態に陥ったときは、専門的な修復ツールが必要です。「Windows Boot Genius」は、クラッシュ、ブルースクリーン、突然の再起動、起動不可など、さまざまなWindowsの起動トラブルを解決できるブート修復ソフトです。自力での対処が難しいと感じたら、こうしたツールの活用も検討してみてください。
-
Windows 10でネットワーク資格情報の入力エラーを解決する4つの対処法
Windowsセキュリティは、ネットワークドライブへアクセスしてパソコン間でファイルを共有するときや、リモートデスクトップに接続するときに、ネットワーク資格情報の入力を求めます。これは、マイクロソフトがWindows 10のパソコンを保護するために設けているポリシーによるものです。しかし、「資格情報を入力してもユーザー名またはパスワードが正しくないと表示される」「サーバーIPへの接続に使用した資格情報が機能しない」といったトラブルに悩まされているユーザーは少なくありません。この記事では、Windows 10がネットワーク資格情報を何度も要求してくる問題を解決するための4つの対処法をわかりやす
-
Windows 7でEDB.LOG(Windows.edb)の問題を解決する3つの効果的な方法
Windows 7パソコンを起動した際、以下のような問題に直面することがあります。「ここ2週間ほど、Windows 7が動作しているPCで、wuauservが自動更新を検索するたびに動作が極端に遅くなります。datastore.edbファイルへの読み書きが絶えず行われているようで、このファイルはすでに約600MBにまで肥大化しています。いろいろ試してみましたが、問題は解決しません。」これはedb.logに何らかの異常が発生しているサインです。edb.logとは何か、そしてWindows 7でedb.logの問題をどう修正すればよいのか、詳しく解説していきます。パート1:Windows 7におけ