HPノートパソコンのブラックスクリーン(黒い画面)を解決する完全ガイド|7つの対処法を徹底解説
HPは、Windows OSの各バージョンを搭載した高性能なノートパソコンを数多く展開しているメーカーです。しかし、使用していると「電源は入るのに画面が真っ暗なまま何も表示されない」というブラックスクリーン(黒い画面)エラーに遭遇することがあります。このような状況に陥ると、一刻も早く問題を解決して日常の作業に戻りたいと感じることでしょう。
本記事では、HP Pavilionなどで発生するブラックスクリーン問題を解決するための7つの対処法を、症状別にわかりやすくご紹介します。それでは早速見ていきましょう。
- ケース1: 電源は入るが画面が黒いまま
- ケース2: 電源が入らない・黒い画面のまま
- ケース3: ログイン後にカーソルが点滅する黒い画面が表示される
- Windows Boot Geniusを使った究極の解決策
ケース1: HPノートパソコンは起動するが画面が黒いまま
このケースでは、ノートパソコンの電源は入るものの、画面が真っ暗なまま約30分間変化せず、それ以上先へ進めないという症状が現れます。ここでは、試す価値のある2つの対処法をご紹介します。
1. App Readinessを無効化する
「App Readiness」サービスを無効化することで、実際にブラックスクリーンエラーを解消できたユーザーが多くいます。以下の手順で試してみてください。
ステップ1: 約30分待ってパソコンがようやく起動したら、検索機能で「サービス」を検索し、サービスマネージャーを開きます。

ステップ2: サービス一覧から「App Readiness」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ3: プロパティ画面が開いたら、「スタートアップの種類」のドロップダウンメニューから「手動」を選択します。その後、「適用」→「OK」の順にクリックします。

上記の手順が完了したら、HP公式サイトから「HP Image Enhancement for System Logon」ソフトウェアをダウンロードしてインストールします。インストール後、パソコンを再起動すれば、起動時のブラックスクリーン問題は解消されるはずです。
2. HP緊急BIOSリカバリー機能を使用する
BIOSを新しいバージョンに更新したことが原因で、画面が黒くなってしまうケースもあります。幸い、HPノートパソコンには正常に動作していた旧BIOSのコピーが保存されているため、以下の手順で簡単にロールバックできます。

まず、ノートパソコンの電源を切り、電源アダプターに接続します。次に、キーボードの「Windows + B」キーを押し続けながら、電源キーを1秒間押します。その後、押していたすべてのキーを離してください。画面が約40秒間黒くなった後、ビープ音が鳴ります。するとBIOS画面が表示されるので、そこで正常に動作していたBIOSバージョンへ戻すことができます。
ケース2: HPノートパソコンの電源が入らない・黒い画面のまま
電源が入らず黒い画面のままになってしまった場合でも、試せる対処法はいくつかあります。いずれも比較的簡単に実行できる方法ばかりなので、順番に確認していきましょう。
1. ハードリセットを実行する
ハードリセットは、HPノートパソコンに発生するさまざまなエラーを解決できる定番の対処法です。以下の手順を実行すれば、起動のたびにブラックスクリーンで固まる問題を防げます。

まず、ノートパソコンの電源を切り、接続しているすべての周辺機器を取り外します。バッテリーコンパートメントを開けてバッテリーを取り出し、電源ケーブルなどが一切接続されていないことを確認してください。次に、電源ボタンを約15秒間押し続け、本体に残った電力を放出させます。最後にバッテリーを元に戻して電源を入れれば、問題なく起動するはずです。
2. セーフモードで起動する
セーフモードでは必要最低限のシステムリソースのみでパソコンを起動できるため、問題の原因を特定しやすくなります。HPノートパソコンをセーフモードで起動する手順は以下の通りです。

起動可能なWindowsディスクをノートパソコンに挿入し、そこから起動します。「コンピューターの修復」を選択し、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順に進み、「ネットワーク対応のセーフモードを有効にする」を選択してください。
セーフモードで起動できたら、ブラックスクリーン問題の原因と思われる項目を修正できます。
ケース3: ログイン後にカーソルが点滅する黒い画面が表示される
「電源は入りサインインもできるのに、ログイン後にカーソルが点滅するだけの黒い画面で固まってしまう」という報告も多く寄せられています。今まさにこの症状でお困りの場合は、以下の2つの解決策が役立つでしょう。
1. 高速スタートアップを無効化する
高速スタートアップ機能が不具合の原因になっている場合は、無効化することで問題が解決します。手順は以下の通りです。
ステップ1: 上記の方法でパソコンをセーフモードで起動し、コントロールパネルを開いて「電源オプション」を選択します。

ステップ2: 次の画面で、左側のサイドバーから「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。

ステップ3: 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。

ステップ4: 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

ノートパソコンを再起動すると、ブラックスクリーンエラーが表示されなくなっているはずです。これで問題は無事に解決しました。
2. 内蔵グラフィックカード(GPU)を無効化する
グラフィックドライバーやGPUが原因だと考えられる場合は、一時的に無効化して様子を見るのも有効な手段です。手順は以下の通りです。
ステップ1: ノートパソコンをセーフモードで起動し、タスクバーを右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。

ステップ2: デバイスマネージャーが開いたら、「ディスプレイアダプター」の下にあるGPUを見つけ、右クリックして「デバイスを無効化」を選択します。

ノートパソコンを再起動してください。GPUが原因だった場合は、ブラックスクリーン問題は解消されているはずです。
Windows Boot Geniusを使った究極の解決策
ここまでご紹介した方法で解決できない場合は、専用の復旧ソフトウェアの活用をおすすめします。「Windows Boot Genius」は、起動不能やブラックスクリーンなど、Windowsのさまざまなトラブルの修復を支援してくれる実績あるツールです。
ステップ1: 正常に動作している別のパソコンでソフトウェアをダウンロードして実行します。空のCD/DVDまたはUSBメモリを接続し、ソフトウェア上でメディアを選択して「書き込み(Burn)」ボタンをクリックします。

ステップ2: 起動ディスク(CD/DVD/USB)が完成したら、問題のあるHPノートパソコンに挿入し、そこから起動します。ソフトウェアが立ち上がったら、上部の「Windows Rescue」を選択し、左側のサイドバーから「Crash before loading bar(読み込みバー表示前のクラッシュ)」をクリックします。

あとはソフトウェアの指示に従って操作するだけで、ブラックスクリーンエラーを解消できます。
本記事でご紹介した7つの対処法を活用すれば、HPノートパソコンのブラックスクリーンエラーにもう悩まされることはありません。Windows標準のツールで解決できない場合でも、Windows Boot Geniusなら確実に問題の修復をサポートしてくれるでしょう。
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