Windows 10で自動シャットダウンを設定する4つの方法【標準機能だけでOK】
Windows 10には、指定した時刻にパソコンの電源を自動的に切れる「自動シャットダウン」機能が標準で搭載されています。数時間かかる処理をPCに実行させたまま外出したいときなど、この機能は非常に便利です。タスク完了後にPCが自動的に電源を切ってくれるため、わざわざ戻って手動でシャットダウンする必要がありません。
本記事では、Windows 10で自動シャットダウンを設定できる4つの方法を詳しく解説します。いずれもWindows標準機能のみを使用するため、追加ソフトウェアのインストールは一切不要です。
- 方法1:「ファイル名を指定して実行」から設定する
- 方法2:コマンドプロンプト(CMD)でシャットダウンタイマーを作成する
- 方法3:タスクスケジューラでシャットダウンを予約する
- 方法4:Windows PowerShellで自動シャットダウンを設定する
方法1:「ファイル名を指定して実行」から設定する
「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスは、単なる入力欄ではありません。PC上のほぼすべてのユーティリティを起動できるほか、特定のコマンドを実行してさまざまなタスクをこなすことも可能です。
実は、このダイアログボックスを使ってPCの自動シャットダウンを設定することもできます。以下の手順で試してみましょう。
キーボードの Windows + R キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。表示されたら、以下のコマンドを入力して Enter キーを押してください。
shutdown –s –t time
コマンド内の time の部分には、シャットダウンまでの秒数を指定します。たとえば60秒後にPCの電源を切りたい場合は、time を 60 に置き換えます。コマンドを実行すると、指定した時間が経過した後にPCが自動的にシャットダウンします。
方法2:コマンドプロンプト(CMD)でシャットダウンタイマーを作成する
技術的な操作に慣れている方で、コマンドプロンプトを使って自動シャットダウンのスケジュールを作成したい場合は、この方法がおすすめです。
コマンドプロンプトではさまざまなコマンドを実行できますが、その中の一つを使うことでPCの自動シャットダウンが可能になります。手順は以下のとおりです。
ステップ1. Windows + X キーを押し、メニューから コマンドプロンプト(管理者) を選択して、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
ステップ2. コマンドプロンプトウィンドウが開いたら、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。time の部分は、任意の秒数に置き換えてください。
shutdown –s –t time
指定した時間が経過すると、PCは自動的にシャットダウンを開始します。自動シャットダウンによってデータが失われるリスクを避けるため、未保存の作業は必ず事前に保存しておきましょう。
方法3:タスクスケジューラでシャットダウンを予約する
別の方法として、タスクスケジューラを使ってWindows 10のシャットダウンをスケジュールすることもできます。このユーティリティを使うと、シャットダウンタスクを含むさまざまなタスクをPC上で予約でき、実行条件や日時など複数のオプションを細かく指定できるのが特徴です。以下に、起動方法と具体的な設定手順を解説します。
ステップ1. キーボードで Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開き、taskschd.msc と入力して Enter キーを押します。
ステップ2. タスクスケジューラが開いたら、右側のパネルにある 基本タスクの作成 をクリックします。
ステップ3. タスクの名前を求められるので、内容がひと目でわかるように シャットダウン と入力し、次へ をクリックして進みます。
ステップ4. 次の画面で、タスクの繰り返し頻度を選択します。一度だけ実行したい場合は 1回 を選択して 次へ ボタンをクリックします。
ステップ5. 次の画面で、ドロップダウンメニューを使ってシャットダウンを実行する日付と時刻を選択します。選択したら 次へ ボタンをクリックして続行します。
ステップ6. 続く画面で プログラムの開始 を選択し、次へ をクリックします。
ステップ7. 参照 ボタンをクリックし、C:/Windows/system32 フォルダに移動して、shutdown という名前のファイルを見つけてダブルクリックします。
ステップ8. 引数の追加 フィールドに -s と入力し、次へ をクリックします。
ステップ9. 最後の画面が表示されます。設定内容を確認して 完了 をクリックしましょう。
設定したタスクは指定した時刻に自動的に実行され、PCの電源が切られます。
方法4:Windows PowerShellで自動シャットダウンを設定する
新しいWindows PowerShellに慣れている方は、PowerShellを使ってPCの自動シャットダウンを設定することもできます。以下の手順に従ってください。
スタートメニューで「powershell」と検索し、表示された Windows PowerShell をクリックします。次に、shutdown –s –t time というコマンドを入力(time の部分は秒数に置き換え)して Enter キーを押します。コマンドが実行され、指定した時間が経過するとPCがシャットダウンします。
なお、PCを頻繁に再起動する習慣がある方は、毎回パスワードの入力が必要になるため、ユーザーアカウントのパスワードを覚えていることが多いでしょう。しかし、あまり使用しない場合は、アカウントのパスワードを忘れてしまうこともあります。そんなときは、Windows Password Key というツールを使えば、忘れてしまったWindowsユーザーアカウントのパスワードを簡単にリセットできます。
本記事で紹介した4つの方法を使えば、サードパーティ製ツールに頼ることなく、Windows 10で手軽に自動シャットダウンを設定できます。万が一Windows 10のパスワードを忘れた場合も、Windows Password Key が強い味方となってくれるでしょう。
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