Windows 10
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows 10

Windows 10で画面が真っ暗に?ブラックスクリーンエラーの原因と対処法を徹底解説

パソコンのトラブルといえば「ブルースクリーン(BSoD)」が有名ですが、実は少なくともエラー内容が画面に表示されるため、原因を特定する手がかりになります。ところがブラックスクリーン(死の黒い画面)になると話は別です。画面には何も表示されず、何が問題なのか自分で推測するしかありません。

この記事では、Windows 10で発生するブラックスクリーンエラーの主な原因と、その解決策を順番に解説します。焦ってパソコンを買い替える前に、ぜひ一度試してみてください。

1. パソコンが動作しているか確認する

ブラックスクリーンの原因の一つとして、Windows 10のインストール(セットアップ)プロセスがまだ完了していないケースが挙げられます。以前のWindowsから大量のデータファイルを引き継いでいる場合、セットアップに数時間かかることも珍しくありません。

これに気づかず「インストールはもう終わっているはず」と思い込んでいると、結果的に真っ暗な画面を目にすることになります。まずは、パソコンがまだ動いているのかどうかを確認しましょう。

  • HDD/SSDのアクセスランプ(LED)を探して観察します。
  • ランプが点滅していれば、セットアップはまだ進行中です。この場合は完了するまで待つだけでOKです。
  • ランプがまったく光っていない場合は、セットアップが途中で停止している可能性があります。

2. パソコンの電源を切り、再起動する

セットアップが先に進まないようであれば、最初からやり直すしかありません。以下の手順でパソコンをシャットダウンしましょう。

  • 電源ボタンを使ってパソコンをオフにします。通常どおりに電源が切れない場合は、電源ボタンを5〜10秒ほど長押ししてください。
  • LANケーブルを抜き、Wi-Fiなどのワイヤレスアダプターもオフにして、ネットワークから切断します。
  • ゲームコントローラーや外付けHDDなど、周辺機器もすべて取り外します。
  • パソコンからも電源コードを抜き、約30秒待ちます。
  • その後、電源コード・周辺機器・ワイヤレスアダプター・LANケーブルを接続し直し、パソコンの電源を入れてWindowsのインストールをやり直します。

3. セーフモードで起動する

問題の原因がハードウェアの不調にある場合、必要最低限のプログラムだけを読み込むセーフモードが有効です。

セーフモードで起動するには、PCの電源を入れ、サインイン画面が表示されたらShiftキーを押しながら、電源ボタンから「再起動」を選択します。

4. ディスプレイを強制的に復帰させる

Windows 10がディスプレイを正しく認識できていない場合も、ブラックスクリーンが発生します。シンプルな解決策は、強制的に画面を復帰させることです。キーボードだけで操作できます。

  • まずWindowsキーを押します。
  • 続けてCtrl + Shift + Bを同時に押します。

このショートカットを実行すると、グラフィックドライバーが再起動され、短いビープ音とともに画面が復帰することがあります。

5. グラフィックカード(ディスプレイドライバー)を再インストールする

別の可能性として、グラフィックカード(ビデオカード)自体の不具合が考えられます。この場合は、デバイスの再インストールを試みましょう。

  • Windowsキーを押し、「デバイスマネージャー」を開きます。
  • 一覧を下へスクロールし、「ディスプレイアダプター」を見つけます。横の矢印をクリックして項目を展開しましょう。
  • 使用中のディスプレイアダプターを選択し、右クリックして「デバイスのアンインストール」を選びます。
  • アンインストールが完了したら、同じ項目を再度右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。これでデバイスが再検出され、ドライバーが自動的に再インストールされます。

6. グラフィックドライバーを更新する

グラフィックカードに故障がない場合でも、ドライバーが古くなっているとブラックスクリーンの原因になります。

  • 再び「デバイスマネージャー」を開きます。
  • ディスプレイアダプター」を展開し、該当するアダプターを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。

あとは画面の指示に従って最新のドライバーを適用すれば完了です。可能であれば、GPUメーカー(NVIDIA・AMD・Intelなど)の公式サイトから最新ドライバーを入手するのもおすすめです。

7. RunOnceプロセスを停止する

ログイン後に画面が真っ暗になる場合は、バックグラウンドで動作しているプロセスが原因のことがあります。特に「RunOnce.exe」が実行されていると、この症状が出ることが知られています。

  • Windowsキーを押して「タスクマネージャー」を起動します。
  • または、Ctrl + Shift + Escキーを同時に押してもタスクマネージャーを開けます。
  • 一覧の中に「RunOnce.exe」というプロセスがないか確認します。実行中であれば右クリックして「タスクの終了」を選択します。
  • 変更を反映させるため、パソコンを再起動します。

コマンドから再起動する方法

画面が真っ暗でマウス操作が難しい場合は、タスクマネージャー経由でコマンドを実行する方法もあります。

  • タスクマネージャーの「ファイル」メニューを開きます。
  • 新しいタスクの実行」を選択します。
  • 欄に「cmd」と入力して「OK」をクリックします。
  • コマンドプロンプトが開いたら、「shutdown -r -t 01」と入力してEnterキーを押します。

これで約1秒後にパソコンが再起動され、RunOnceプロセスによる不具合が解消されることがあります。

まとめ

Windows 10のブラックスクリーンは、セットアップの未完了、ディスプレイの認識不良、グラフィックドライバーの不具合、常駐プロセスの異常など、さまざまな原因で発生します。本記事で紹介した手順を上から順に試せば、多くのケースは自力で解決できるはずです。それでも改善しない場合は、ハードウェア故障やシステムファイルの破損も疑われるため、専門業者への相談や初期化を検討しましょう。

  1. Windows 11で画面が真っ暗になる「ブラックスクリーン」問題の原因と解決策まとめ

    Windows 11へのアップグレード中に、画面が真っ暗になる「ブラックスクリーン」問題に悩まされていませんか?実はこれは多くのユーザーが経験するよくあるトラブルです。一人で悩む必要はありません。 Windows 11は2021年10月5日に正式リリースされた、Microsoft最新のOSです。Windows 10の後継として、パフォーマンスの向上や新機能の追加はもちろん、ユーザーインターフェースも大幅に刷新されました。しかし、リリースされて間もないOSであるため、さまざまなエラーやバグ、不具合に遭遇することは珍しくありません。ブラックスクリーンもその一つです。 この記事では、簡単なトラブルシ

  2. Windows 11で画面が突然真っ暗になる?ブラックスクリーン問題の原因と解決策を徹底解説

    Windows 11で「ブラックスクリーン・オブ・デス(BSOD)」と呼ばれる、画面が突然真っ暗になる現象に悩まされていませんか?あるいは、PCを再起動したときに画面が黒いまま固まってしまったことはありませんか?ご安心ください!本記事では、Windows 11でランダムに発生するブラックスクリーン問題を解決するための、実績のある対処法をわかりやすくご紹介します。Windows 11の主な特徴Windows 11は、これまでで最も注目を集めたWindowsです。新しいモダンな機能が多数搭載されており、特に生産性向上機能が充実しています。1つの画面で複数の作業を同時に進められるため、ビジネスユーザ