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Windows Updateが失敗する5つの主な原因と対処法

Windows 10は「サービスとして提供される」OSであり、完成した製品ではありません。コア部分と機能面の両方で定期的にアップデートが配信され、Windowsの使い勝手は継続的に改善されています。理想の世界なら、これらのアップデートはすべて完璧に動作するはずです。重要な機能から便利な新機能まで、すべてが期待どおりに機能するでしょう。

しかし現実には、アップデートにはさまざまな問題がつきもので、Windowsの更新が失敗することは少なくありません。とはいえ、Windows Updateの失敗には理由がないわけではなく、多くの場合、いくつかの典型的な原因が潜んでいます。本記事では、Windowsの更新が失敗するよくある理由を5つ紹介します。

1. ストレージ容量の不足

「ストレージの空き容量が不足しています。一部のシステム機能が動作しない可能性があります」という警告を見たことがあるなら、それは真剣に受け止めるべきメッセージです。空き容量が少なくなると、Windowsの重要なシステム機能のいくつかは、完全に停止するか部分的にしか動作しなくなります。

Windowsの更新もまた、ストレージ容量が不足すると停止してしまう機能の一つです。

更新プログラムが利用可能になると、Windowsはそのファイルをダウンロードするための空き容量を必要とします。これらのファイルは、PCを再起動してアップデーターを実行した際にインストールされるものです。十分な空き容量がない場合、Windowsは必要なファイルをすべてダウンロードできず、インストールに失敗します。

そのため、OSを更新する前には、必ずディスクに十分な空き容量があることを確認しましょう。

2. 複数の更新プログラムがキューに溜まっている

MicrosoftはWindowsを頻繁に更新しており、OSは新しい更新ごとに進化し続けています。月例の更新プログラムは、コア機能から個別の機能まで、新機能の追加やユーザーコミュニティから報告された問題の修正を行います。

基本的に、更新プログラムには2種類あります。一つはコアとなるシステムコンポーネントに対処するもの、もう一つはその上に構築された機能に対処するものです。

複数の更新プログラムが待機している場合は、まず重要なシステムコンポーネントを対象としたものを先にインストールする必要があります。たとえば、「サービススタック更新プログラム(SSU)」が利用可能なのにインストールしていないと、その後の更新がすべて失敗する可能性が非常に高くなります。

サービススタック更新プログラムは、Windows Updateサービス自体の問題を修正するためのものです。Microsoftが重要な機能更新プログラムを配信する前に、更新の仕組み全体が正常であることを保証する役割を担っています。

言い換えれば、Windowsの更新を管理するツールやプロセス自体にも、保守とバグ修正が必要だということです。MicrosoftのJohn Wilcox氏によれば、そうしないと「月次の最新累積更新プログラム(LCU)によるOSへのパッチ適用が妨げられる」ことがあるとのことです。

要するに、WindowsはコンポーネントベースのOSであるため、各コンポーネントにメンテナンスが必要であり、更新を管理するコンポーネント自体にも定期的なメンテナンスが求められます。こまめに更新していれば、将来の更新失敗を心配する必要はなくなるでしょう。

3. ドライバーの競合

オペレーティングシステムの主な役割は、PCに接続されたさまざまなハードウェアデバイスを管理することです。OSは、接続された各ハードウェアに対応するドライバーを通じてこの管理を行います。

ドライバーは不可欠な存在ですが、同時に競合の原因にもなり得ます。たとえば、GPUのドライバーがRAMとうまく連携できないといったケースです。こうした問題の影響は、システム全体の不安定さや更新の失敗から、重大なシステム障害まで多岐にわたります。

要するに、不良なドライバーがあると更新が失敗することがあります。ドライバーを最新バージョンに更新するか、より安定した旧バージョンへロールバックすることで、問題を解消できます。

4. システムファイルの破損

Windowsには、OSが動作するために不可欠な多数のシステムファイルが存在します。これらのファイルに破損が生じると、OS全体に深刻な影響が及びます。更新の失敗もその一例です。

そのため、更新が失敗したときは、必ず「システムファイルチェッカー(SFC)」スキャンを実行しましょう。

SFCスキャンは、コアとなるシステムファイルに破損がないかを確認し、可能であれば修復を試みます。

Windows 10では、SFCスキャンを実行する前に、まず「展開イメージのサービスと管理(DISM)」スキャンを実行するのが望ましいとされています。DISMスキャンは、Windowsのコンポーネントストアに問題がないかを特定します。コンポーネントストアには、変更のロールバックや破損ファイルの修復に使われるすべてのWindowsコンポーネントが格納されています。

コンポーネントストア自体が破損している場合、SFCスキャンはファイルを修復できません。DISMがこの破損を解消することで、SFCスキャンが本来の役割を果たせるようになります。どちらのスキャンも、管理者権限でコマンドプロンプト(CMD)を開いて実行できます。スキャン完了後、再度更新を試みてください。

5. Windows Updateサービスの不具合

Windowsの更新が失敗する最大の原因の一つ(あるいは最大の原因)は、土台となる「Windows Updateサービス」です。

Windows Updateサービスは、更新プログラムの自動確認、ダウンロード、インストールを担当しています。このサービスが動作していないと、更新が停滞したり、最悪の場合失敗したりします。

実際、これは頻繁に起こります。Windows Updateサービスが停止しているとき、OSには「サービスが実行されていないため、現在Windows Updateで更新プログラムを確認できません」というメッセージが表示されます。残念ながら、これはシステムが一切の更新をダウンロード・インストールしないことも意味します。

更新サービス自体に不具合が生じている場合、復旧させるにはサービスを再起動する必要があります。再起動には、サービスを手動で停止・開始する方法と、セーフモードで起動する方法があります。セーフモードでの起動の方が安全かつ迅速です。セーフモードに入ったら、更新キャッシュを削除し、PCを再起動しましょう。

Windows Updateの失敗には明確な理由がある

Windows Updateは、OS全体の健全性にとって極めて重要です。更新によってバグが修正され、セキュリティが強化されるだけでなく、新機能も追加されます。

これまで見てきたように、Windowsの更新が失敗する理由の中でも特に多いのは、ストレージ容量の不足、複数の更新プログラムの滞留、ドライバーの競合、システムファイルの破損などです。

さらに、土台となるWindows Updateサービス自体が不具合を起こすことで、自動更新が失敗することもあります。ハードウェアドライバーを含めて常に最新の状態を保ち、十分な空きストレージ容量を確保するよう心がけましょう。

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