Windows 10のパソコンが遅い・重い原因は?6つの理由と解決策を徹底解説
最新のWindowsアップデートを適用した後、なぜかWindows 10の動作が極端に遅くなり、反応しなくなった——そんな経験はありませんか?パソコンが頻繁にフリーズしたり、操作に反応しなくなったり、処理速度が明らかに低下したりすることもあります。この記事では、パソコンが遅くなる最も一般的な6つの原因を解説し、それぞれの解決策とWindows 10の動作速度を改善する方法をご紹介します。
Windows 10のパソコンが遅いのはなぜ?
Windows 10の動作が遅く、反応が悪くなる原因は複数あります。代表的なものとしては、ハードディスクの空き容量不足、ウイルスやマルウェアへの感染、バックグラウンドで動作するプログラムが多すぎること、Windowsやその他のソフトウェアが古いままになっていることなどが挙げられます。
1. ディスクの空き容量が不足している
ハードディスク(HDD)やSSDは、オペレーティングシステムがインストールされ、写真、文書、音楽、ダウンロードしたファイルなどがすべて保存される場所です。ディスクがほぼ満杯になると動作が遅くなり始め、アプリが開かない、起動時にシステムが応答しない、ディスク使用率が100%になるといった問題が発生します。専門家によると、ハードディスクの使用率が90%に近づくと、パソコンの性能は本来の速度より最大50%も低下する可能性があると言われています。

解決策:ディスクの空き容量を確保する
ハードディスクの使用率が90%以上に達している場合は、まず空き容量を増やしましょう。
- appwiz.cplコマンドで「プログラムと機能」を開き、使っていないアプリやあまり使用しないプログラムをアンインストールする
- 不要になった画像、聴かなくなった音楽、必要のないファイルを削除する
- 「ディスククリーンアップ」ユーティリティを実行して、不要ファイルを一括削除する
- ファイル、写真、書類などを外付けUSBハードディスクに移して保管する
2. メモリ(RAM)が不足している
メモリはRAM(Random Access Memory)とも呼ばれ、データが処理される前に一時的に保存される場所です。RAMは、実行中のすべてのタスクのデータを読み込み、Windows 10をスムーズに動作させる役割を担っています。画像編集ソフトで高解像度の写真を編集したり、大容量のゲームをプレイしたりすると、RAMの能力を超えてしまうことがあります。
解決策:メモリの空きを増やす
RAMの空き容量を確保するためのヒントをいくつかご紹介します。
- USBメモリをRAMとして活用する:Windows 10では、USBメモリを使って実質的なRAMを増やすことができます(ReadyBoost機能)。
- 仮想メモリを増やす:仮想メモリとは、物理メモリの不足を補うために、RAM上のデータをディスクストレージへ一時的に退避させるWindowsのメモリ管理技術です。設定を見直すことで動作が改善する場合があります。
- RAMの使用状況を確認する:Ctrl + Shift + Escキーを同時に押してタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブを確認しましょう。CPU、メモリ、ディスクの使用率が高いプログラムを特定できます。
- 使っていないソフトを無効化・削除する:「プログラムと機能」から、使用していないソフトウェアやゲームをアンインストールしましょう。
3. 同時に起動しているプログラムが多すぎる
多数のプログラムを同時に起動していませんか?ウェブブラウザで20個ものタブを開きっぱなしにする習慣があるなら、それがパソコンが遅くなる原因の一つかもしれません。また、アドオン(拡張機能)が多すぎてもパソコンの動作が重くなります。
解決策:
- パソコンを再起動して、プログラムをリセットし、バックグラウンドで動作しているアプリを整理する
- 開いているタブをまとめて管理できるブラウザ拡張機能を導入する
- 軽量でメモリ消費の少ないアプリを使う
- 使用中でないプログラムは終了し、ブラウザのタブ数を減らす
各ブラウザの拡張機能を削除する方法は以下の通りです。
- Google Chrome:不要な拡張機能のアイコンを右クリックし、「Chromeから削除」を選択します。
- Firefox:メニューボタンをクリックし、「アドオン/拡張機能」を選択して、リストから不要なアドオンを削除します。
- Internet Explorer:「ツール」→「アドオンの管理」→「すべてのアドオンの表示」の順にクリックし、不要なアドオンを削除します。
4. ウイルスやマルウェアに感染している
ウイルスやマルウェアへの感染も、システムリソースを大量に消費し、Windows 10の動作を極端に遅くする原因になります。これらの脅威は放置すると瞬く間に広がります。マルウェアは、個人情報の盗難、フィッシングサイトへの誘導、画面への広告表示など、さまざまな問題を引き起こします。
解決策:ウイルス感染が疑われる場合は
- 不正サイトを検出できるウイルス対策ソフトやマルウェア対策ソフトをダウンロードしてインストールする
- 最新の定義ファイルに更新したウイルス対策ソフトで、システム全体のフルスキャンを実行する
- 自分での対応が難しい場合は、パソコン修理の専門業者に相談する
- パソコンを再起動し、セーフモードで起動して調査する
5. Windowsのシステムファイルが破損している
Windowsのファイルやシステムファイルが破損していると、パソコンの動作が遅くなったり、頻繁にクラッシュしたり、さまざまなブルースクリーンエラーが表示されたりすることがあります。DISMコマンドとSFCユーティリティを実行することで、システムイメージをスキャン・修復し、破損したシステムファイルを正常なものに置き換えられます。
解決策:DISMコマンドとSFCコマンドを実行する
- コマンドプロンプトを管理者として開く
- まずDISMコマンド「DISM /Online /Cleanup-Image /restorehealth」を実行する(スキャンが100%完了するまで待つ)
- 次にシステムファイルチェッカー「sfc /scannow」を実行する(こちらも100%完了まで待つ)
- 完了したらパソコンを再起動する

6. Windowsやソフトウェアが古い
Microsoftは定期的に、セキュリティ修正やパフォーマンス向上を含むWindowsアップデートを公開しています。快適な動作のためには最新のアップデートを適用することが推奨されています。Windows Updateを無効にしていたり、最新の更新プログラムが未適用だったりすると、Windows 10の動作が遅くなることがあります。また、ドライバーもシステム性能に大きく影響するため、最新のドライバーに更新することでパフォーマンスが最適化されます。
解決策:最新のWindowsアップデートをインストールする
- Windowsキー + Iキーを押して「設定」アプリを開く
- 「更新とセキュリティ」をクリックし、「更新プログラムのチェック」ボタンを押す
- 利用可能な最新のWindowsアップデートのダウンロードとインストールが始まる
- 完了したら、パソコンを再起動して変更を適用する
※最新のWindowsアップデートにはドライバーの更新も含まれています。または、デバイスマネージャーから手動でデバイスドライバーを更新することも可能です。
おまけ:Windows 10をさらに高速化するヒント
さらに、以下のヒントを実践することで、Windows 10パソコンの最適化と高速化が期待できます。
- 「設定」→「個人用設定」→「色」と進み、「透明効果」をオフにする
- services.mscでサービス管理ツールを開き、「Windows Modules Installer」や「Background Intelligent Transfer Service」を無効化する
- ウイルス対策ソフトは1つだけにする。複数のセキュリティソフトがインストールされていると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります
- 予算に余裕があれば、高速なSSDへの換装をおすすめします。専門家によると、SSD非搭載の古いパソコンの場合、SSDへのアップグレードほど性能向上に効果的な手段はないとのことです
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