Linux版Skype 4レビュー――Microsoft傘下でも健在、なかなかの出来栄え
MicrosoftによるSkype買収が発表された当時、多くの人々は、この大人気インスタントメッセージングクライアントのLinuxサポートがそこで終わると考えていました。ところが、信じがたいことに、つい最近SkypeはLinux向けの新バージョン「4.0 Beta」をリリースしたのです。これは、およそ5年間にわたり使われてきた旧2.X Betaに取って代わるものです。つまり、Microsoftの買収からも良いものが生まれているということです。しかも、新しいLinuxリリースという形で。どうやら彼らは、みなが思うほどの「悪魔」ではないようです。
ソフトウェアの観点からすれば、これはDedoimedoがレビューを書くべきだということを意味します。そう、今あなたが読んでいるのがまさにそれです。SkypeがLinux関連のリリースを行うのは久しぶりであり、しかも現在はMicrosoftの傘下にあるため、予想される非難の声も含めて、話題性は一層高まっています。さあ、この新バージョンがどれほど実用的なのか、見ていきましょう。
インストール
筆者がテストした時点で、公式サイトにはやや奇妙なダウンロード選択肢が並んでいました。openSUSE 12.1向けとFedora 16向け(いずれも32ビットのみ、しかもFedoraは最新版ではない)のほか、DebianとUbuntu Lucid向けには32ビット・64ビット両アーキテクチャのバイナリが用意されていたのです。全体として一風変わったラインナップですが、唯一実用性がありそうなのはopenSUSE版で、NovellとMicrosoftの提携関係を考えれば、これも驚きではありません。
結局、筆者は当時最新だったFedora「Beefy Miracle」でFedora版を試すことにしましたが、結果は散々でした。壊れた依存関係が多すぎたため、RPMフラグで無理やり解決するよりも早く断念。代わりにUbuntu「Pangolin」でUbuntu版を試したところ、こちらは一切のトラブルなく動作しました。依存関係の問題もアーキテクチャの問題も皆無です。
刷新された外観
革命を期待しているなら、残念ながらありません。しかし、それはむしろ好都合です。Windows版の後期Skypeを使ったことのある人ならご存知のとおり、あちらはとことん肥大化しており、「Skype Home」と呼ばれる押しつけがましい画面が、連絡先の写真、直近のメッセージ、ステータス更新、そして殺意すら抱かせる巨大な広告で埋め尽くされています。
それとは対照的に、Linux版はシンプルで質素、無駄のない作りです。前バージョンともよく似ているため、移行はスムーズで苦労しません。異なるのは、システムトレイ統合アイコンがなくなった点くらいですが、そもそもそれは必須の機能ではありませんでした。つまり、余計なものが減った分だけ得をしたとも言えます。

IMと通話
Skypeの各機能が正しく動作するか確認したかったのですが、ひとつだけ問題がありました。筆者には友達がいないのです。そこで、Skypeのテスト通話サービスに発信し、マイクに向かって叫ぶ前に、相手の女性のナレーションを聞いてみました。
「Skypeの音声が録音されない」「大きな遅延があって再生される」「映像がコマ落ちする」などの噂を目にしていましたが、正直に言えば、特別な準備をせずノートPCの内蔵カメラとマイクを使っただけでも、十分に快適に動作しました。音声・映像の品質は内蔵ハードウェアが許す限り良好で、噂されていたような問題は一切発生しませんでした。ちなみに、Skype 4ではv4lライブラリを事前に読み込ませる必要もありません。プラグアンドプレイで、まずまずの出来です。

各国の固定電話への発信も可能ですが、ここでも「友達問題」に直面しました。身近に友達がいないだけでなく、海外にいる友達となればなおさらです。いつの日か、永遠にひとりぼっちでなくなる日が来ることを願っています。
まとめ
Linux版Skype 4は、既存バージョンに対する段階的で、そして待ち望まれてきた改良です。筆者は非常に満足しています。むしろ、不要な装飾を盛り込みすぎたWindows版よりもはるかに優れているとすら感じます。テストでは、プログラムはシンプルかつ堅牢で、期待どおりに動作しました。音声も映像も、初期状態のまま問題なく使えました。これ以上何が必要でしょうか?
総じて、Skype 4は良好でおすすめできるアップグレードです。旧バージョンを使った経験があるなら、ぜひ一度試してみてください。さらに今後は、対応するインストーラーの種類も増え、より多くのプラットフォームやアーキテクチャへと拡充していくことが期待されます。採点するならば、Linux版Skype 4には8.5/10をつけたいところです。その出自を考えれば、決して悪くない評価でしょう。それでは、また。
ごきげんよう。
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