Google Chromeの画面が真っ黒になる問題の解決方法を徹底解説
Google Chromeは、モバイルとデスクトップを合わせたすべてのブラウザの中で60%以上のシェアを誇る、世界で最も人気のあるブラウザです。シンプルで動作が速く、機能を拡張できる11,000以上の拡張機能にもアクセスできます。しかし、あらゆるテクノロジーと同じように、Chromeにも欠点や不具合はつきものです。その中でもユーザーがよく直面する問題のひとつが「画面が真っ黒になる(ブラックスクリーン)」現象です。
この問題に遭遇した場合、いくつかの対処方法があります。本記事では、原因別に効果的な解決策を順番にご紹介します。
1. Chromeの拡張機能を無効にする
Chromeの拡張機能はGoogleが開発しているわけではなく、サードパーティによって作成されています。Googleが管理していないため、Chromeのバージョンアップ後に正常に動作しなくなることがあります。
拡張機能が原因かどうかを確認するには、まずすべての拡張機能を無効にしてみましょう。黒い画面が消えれば、どれかの拡張機能が犯人です。その後、拡張機能をひとつずつ有効に戻していき、問題を引き起こしているものを特定してください。見つかったら、その拡張機能を無効のままにするか、完全に削除しましょう。
拡張機能を無効にする手順:
- 画面右上のメニューアイコン(縦に3つ並んだ点)をクリックします。
- 「その他のツール」にマウスカーソルを合わせます。

- 「拡張機能」をクリックします。
- 青色のトグルスイッチをすべてクリックして、拡張機能をオフにします。

- Chromeを閉じます。
- 拡張機能を無効にした状態でChromeを再起動し、問題が解消されたか確認します。
2. Chromeのフラグを無効にする
Chromeには「フラグ」と呼ばれる高度な実験的機能が搭載されています。一部のフラグがブラックスクリーンの原因となることがあり、無効化することで問題が解決する場合があります。特に疑われるのは、「GPU compositing on all pages(すべてのページでGPU合成を行う)」「Threaded compositing(スレッド化された合成)」、「Do SHOW Presents with GD」などです。
Chromeのフラグを無効にする手順:
- Chromeを起動します。
- アドレスバーに「chrome://flags/」と入力します。
- 下にスクロールして、問題を引き起こす可能性のあるフラグを探します。

- 該当するフラグが有効になっている場合は、トグルスイッチをクリックしてオフにします。
- Chromeを閉じて再起動します。
3. ハードウェアアクセラレーションを無効にする
Chromeのブラックスクリーン問題に対する最も一般的な解決策は、GPU合成を無効にすることです。以下の手順で試してみてください。
- デスクトップ上のChromeショートカットを右クリックします。ショートカットがない場合は、先に作成しておきましょう。
- 「プロパティ」を選択します。

- 「ショートカット」タブを選択します。

- 「リンク先」欄の末尾に「 [半角スペース]-disable-gpu」と入力します。パスは次のようになります。
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disable-gpu - 変更を保存します。
- Chromeを開き、「設定」に移動します。
- 「詳細設定を表示」をクリックします。
- 「使用可能な場合はハードウェア アクセラレーションを使用する」のオプションを無効にします。

- Chromeを再起動します。
4. ブラウザウィンドウのサイズを変更する
Chromeの画面が黒くなったら、まずウィンドウのサイズを変更してみてください。タイトルバーをダブルクリックするとウィンドウが縮小し、もう一度ダブルクリックすると元のサイズに戻ります。この簡単な操作だけで表示が復旧するケースもあります。
5. Chromeを初期状態にリセットする
それでも画面が黒くなる場合は、Chromeを初期状態にリセットしましょう。リセットすると、すべての拡張機能が削除され、設定が初期状態に戻ります。
Chromeをリセットする手順:
- 右上のメニューアイコンをクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 下にスクロールして「詳細設定」をクリックします。
- 「リセットとクリーンアップ」のセクションを見つけます。

- 「設定を元のデフォルト値に戻す」をクリックします。

- 「設定をリセット」ボタンをクリックして確定します。
6. 互換モードでChromeを実行する
Windowsには、アプリケーションを過去のバージョンのWindows環境で動作させるための互換モード機能があります。Google Chromeで互換モードを有効にすると、ブラックスクリーンが解消されることがあります。
設定手順:
- デスクトップ上のChromeショートカットを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択します。
- 「互換性」タブをクリックします。
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。

- Chromeを実行するWindowsのバージョンを選択します。多くの場合、Windows 7または8を選ぶと良い結果が得られています。
- 「適用」と「OK」をクリックして設定を保存します。
7. 「--no-sandbox」起動パラメータを追加する
Google Chromeはサンドボックスモードを使用してプロセスを分離し、悪意のあるプロセスがPCに感染するのを防いでいます。便利な機能ですが、この機能がブラックスクリーンを引き起こすことがあります。
サンドボックスを無効にすると、ウイルスなどのマルウェアから守る追加の保護が失われるため、必ず信頼できるウイルス対策ソフトをインストールしておきましょう。
Chromeのサンドボックスを無効にする手順:
- デスクトップ上のChromeショートカットを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択します。
- 「ショートカット」タブをクリックします。
- 「リンク先」欄のパスの末尾に
--no-sandboxを追加します。
8. Chromeを再インストールする
上記のどの方法でも解決しない場合は、Chromeをアンインストールして再インストールする必要があるかもしれません。最も確実なのはIOBit UninstallerやRevo Uninstallerのようなアンインストーラーを使う方法ですが、Windows標準のアンインストーラーを使いたい場合は、以下の手順に従ってください。
- タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力します。
- コントロールパネルのアイコンをクリックして開きます。

- 「プログラムのアンインストール」をクリックします。

- Google Chromeを見つけます。
- Chromeを右クリックして「アンインストール」を選択します。

- Chromeの公式サイトにアクセスし、プログラムをダウンロードして再インストールします。
まとめ
Chromeで画面が真っ黒になる問題に直面したときは、ぜひこれらの解決策を試してみてください。また、これらの対処法はクラッシュなど他のブラウザのトラブルにも応用できるので、Chromeに何か問題が発生した際の参考として覚えておくと安心です。
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