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VPNに接続できないときは?原因別の対処法をわかりやすく解説

VPNに接続できないときは?原因別の対処法をわかりやすく解説

VPN(仮想プライベートネットワーク)は、インターネット接続を安全なサーバー経由で再ルーティングする仕組みです。これにより、オンライン上での身元が隠され、プライバシー保護レベルが大幅に向上します。個人情報を第三者の目から守りたい方にとって、VPNは非常に心強い存在です。しかし、いざ使おうとしたときにVPNが接続できない、または正常に動作しないと、そのメリットを一切享受できなくなってしまいます。この記事では、VPNに接続できない問題の主な原因と、その解決方法を順番に解説します。

まず基本を確認:通常のインターネット接続とログイン情報は大丈夫?

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、意外と見落としがちなポイントです。まず、通常のインターネット接続が正常に機能しているかを確認しましょう。インターネットに接続できていなければ、VPNには接続できません。次に、ユーザー名、パスワード、VPNアドレス、接続プロトコルなどのログイン情報に誤りがないかもチェックしてください。確認してみたら「実はここが間違っていた」と気づき、思わず頭を抱えたくなるケースは少なくありません。シンプルな問題ほど見落としやすいものです。

また、パソコンのOSを最近アップデートしたばかりの場合は、VPNに接続を試みる前に、一度パソコンを再起動しておくとトラブルを防げます。

ルーターの仕様を確認:VPNパススルーに対応しているか?

VPNサービスに登録したのに接続できない、しかもVPNを使わない通常の接続は問題ない——そんな場合は、ルーターの仕様を確認してみましょう。一部のルーターは「VPNパススルー」に対応していません。これは、VPNに接続中でもインターネット通信を可能にする機能です。対応していても、初期状態では無効になっていることがあり、手動で有効化する必要がある場合もあります。お使いのルーターの取扱説明書を確認し、VPNパススルーに対応しているかどうかチェックしてください。対応していれば、設定画面から有効化できます。

VPNに接続できないときは?原因別の対処法をわかりやすく解説

もし非対応でも、諦める必要はありません。そもそもVPNパススルーが必要になるのは、VPNがIPsecやPPTPといったプロトコルを使用している場合だけです。実はこれらはやや古い規格であり、WireGuard、OpenVPN、IKEv2/IPsecなどの新しいプロトコルであれば、VPNパススルーなしでも動作します。多くのVPNアプリでは接続プロトコルを変更できるので、設定を見直してみましょう。仮にプロトコル変更に対応していないVPNサービスなら、それ自体が乗り換えを検討する理由になるかもしれません。

ポート1194番のUDP接続が原因の可能性も

専門用語には立ち入りすぎませんが、UDPはVPNプロバイダーがデータパケット送信に使用する標準的なプロトコルで、通常はポート1194番経由で送信されます。また、多くのVPNプロバイダーはデフォルトでOpenVPNプロトコルを採用しています。この組み合わせ自体は問題ないのですが、実は検知されやすいという弱点があります。そのため、OpenVPN+UDP+ポート1194番という構成での通信が失敗することがあります。接続先ネットワークの管理者がこのポートをブロックしているケースや、回線自体が不安定な場合にも発生し得ます。自分がどの方式で接続しているかは、VPNソフトウェアの設定画面から確認できます。確認手順は利用しているVPNサービスによって異なるので、公式ヘルプを参照してください。

VPNに接続できないときは?原因別の対処法をわかりやすく解説

TCPは、インターネットソフトウェアがデータパケット送信に使うもう一つのプロトコルです。ウェブサイトのセキュリティ確保に使われるHTTPSプロトコルは、TCPをポート443番で利用しています。VPNも同様に、TCPのポート443番経由で接続できます。これはVPNソフトの設定から変更可能です。OpenVPN+TCP+ポート443番の構成は、HTTPS通信があまりに一般的なため検知が難しく、ブロックもされにくくなります。現在では事実上すべてのウェブサイトがHTTPSを使用しており、TCPのポート443番は不安定な回線環境でも比較的安定して動作するという利点もあります。

別のVPNサーバーへの接続を試す

特定の国のVPNサーバーに接続したいケースもあるでしょう。しかし、接続しようとしているサーバーにはユーザーが集中していたり、メンテナンスでダウンしていたり、何らかの不具合が起きていたりする可能性があります。幸い、大手VPNプロバイダーの多くは国ごとに複数のサーバーを用意しています。別のサーバーを選んで再接続すれば、あっさり問題が解決することもあります。

ほとんどの場合、インターネットに接続できる環境さえあれば、VPNへの接続でつまずくことはありません。優良なVPN会社とそうでない会社を見分けるポイントを押さえておけば、安心してサービスを利用できます。VPNソフトの設定を変更する必要がある場合は、プロバイダーのサポートページで手順を確認するか、直接問い合わせてみましょう。

  1. ExpressVPNに接続できない?原因と6つの対処法を徹底解説

    ExpressVPNに接続できない、デバイスでVPN接続を確立できない——そんなお困りの方は少なくありません。2009年にリリースされたExpressVPNは、Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど複数のプラットフォームに対応した人気のVPNサービスです。英国拠点の同サービスは高度なセキュリティ機能を備え、IPアドレス情報を第三者から隠蔽できる、最も安全なVPNツールの一つとして知られています。すでにExpressVPNを契約しているのに「接続できません」というエラーが表示されて困っている場合は、本記事で紹介するトラブルシューティングの手順を試してみてください。Wi

  2. VPNが接続できない時の対処法10選|原因別トラブルシューティング完全ガイド

    VPN(Virtual Private Network)を利用する理由は数多くあります。地域制限のかかったサービス(特にNetflixなど)へのアクセスや、自国で提供されていないアプリやゲームの利用など、VPNは現代のインターネット活用において欠かせないツールとなっています。しかし、いざ使おうとした時にVPNが接続できないと、観たかった試合の中継が見られないといった事態に陥り、非常にストレスを感じるものです。本記事では、VPNが動作しない問題を解決するための具体的な方法を詳しくご紹介します。 VPNが接続できない問題のトラブルシューティング手順 VPNの不調には、サーバーの過負荷、アプリのバー