Windows 10でiTunesがiPhoneを認識しない問題の完全解決ガイド
iTunesがiPhoneを認識しない問題とは
書類や音楽、映画、テレビ番組などを転送するために、iPhoneをPCに接続することがあります。しかし、iPhoneをPCに接続したにもかかわらず、iTunesがiPhoneを認識しないというトラブルに遭遇することがあります。さらに厄介なことに、一部のユーザーの場合、Windows 10のiTunes上にiPhoneが表示されず、iTunesとiPhoneの接続自体ができない状態になってしまいます。
原因不明のままiPhoneがiTunesに接続できず、それがPC側の認識不良によるものなのか、iPhone側がiTunesからの認識を拒んでいるのかも分からないというケースも少なくありません。また、この接続エラーが発生した際、「無効な応答がデバイスから返されたため、iTunesはiPhoneに接続できませんでした」というエラーメッセージが表示されることもあります。
データ転送が一切できない状態では困ってしまうため、Windows 10上のiTunesがiPhone・iPad・iPodを認識しない問題を早急に解決する必要があります。
Windows 10でiTunesがiPhoneを認識しないときの対処法
iTunesがiPhoneを認識しない場合、まず疑うべきポイントは、iPhoneのドライバー、物理的な接続状態、そして「Apple Mobile Device Service」というサポートサービスの3つです。iTunesとiPhone(iPad・iPod)の間で発生している問題を切り分けてトラブルシューティングしていきましょう。
本記事で紹介する7つの解決策:
- 対処法1:ハードウェア接続の確認とWindows 10の再起動
- 対処法2:Apple Mobile Device Serviceの再起動
- 対処法3:iPhone USBドライバーの更新
- 対処法4:Apple Mobile Device USBドライバーの手動インストール
- 対処法5:iTunesアプリのアンインストールと再インストール
- 対処法6:iPhoneのロック解除
- 対処法7:Windows 10アップデートの確認
対処法1:ハードウェア接続の確認とWindows 10の再起動
iPhoneをWindows 10に接続してもiTunesが認識しない場合、最初に確認すべきは物理的な接続が正しく行われているかどうかです。以下の項目を順番にチェックしてみてください。
1. Windows 10に接続している他の外部USB機器をすべて取り外し、その後iPhoneを各USBポート(USB 2.0とUSB 3.0の両方)に順番に挿して試します。
2. 別のケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続し、ケーブルの断線や破損が原因でiTunesやWindows 10がiPhoneを認識できていない可能性がないか確認します。
3. iPhoneを別のPCに接続し、そのコンピューターでiPhoneが検出・接続できるかどうかをチェックします。
4. PCを再起動し、次回起動時にiTunesがiPhoneを認識するかどうかを確認します。
別のUSBポートでiPhone・iPad・iPodが認識されれば、以前使用していたポートが単に不適切だったということです。正しいUSBポート経由でiPhoneをPCに接続すれば問題は解決します。
一方、別のPCのiTunesでiPhoneに接続できる場合は、お使いのPC上のiPhoneドライバー、Apple Mobile Device Service、そしてiTunesアプリがWindows 10で正常に動作しているかを確認する必要があります。
対処法2:Apple Mobile Device Serviceの再起動
通常、iTunesをWindows 10にインストールすると、「Apple Mobile Device Service」という組み込みサービスも一緒に導入されます。iPhone、iPad、iPodなどのデバイスをパソコンに接続すると、このサービスが作動してデバイスを検出し、同期を行います。
したがって、このApple Mobile Device ServiceがWindows 10上で動作していない場合、iTunesにiPhoneが表示されない原因になっている可能性が高いです。iTunesとiPhoneを接続したい場合は、まずこのサービスを再起動してみましょう。
1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ボックスを開き、services.mscと入力してOKをクリックします。
2. 「サービス」ウィンドウで一覧を下にスクロールし、Apple Mobile Device Serviceを見つけて右クリックし、「再起動」を選択します。
3. 再度Apple Mobile Device Serviceを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
4. プロパティウィンドウの「全般」タブにある「スタートアップの種類」を「自動」に設定します。
5. 「適用」→「OK」をクリックして変更を保存します。
これにより、Apple Mobile Device Serviceが原因でPCがiPhoneを認識しなくなることはなくなります。iTunesを開いて、iPhoneが検出されるかどうか確認してみてください。
対処法3:iPhone USBドライバーの更新
Windows 10では、USBデバイスを挿入すると自動的にMTP USBドライバーがインストールされて接続される仕組みになっています。そのため、iPhone USBドライバーを更新することで、Windows 10がiPhone・iPad・iPodを認識しない問題を迅速に解決できる可能性があります。
パソコン操作に自信がない方は、Driver Boosterなどのドライバー更新ツールを利用するのがおすすめです。PC上の不足・古い・破損したドライバーをスキャンし、自動的に最新ドライバーをインストールしてくれます。
1. Driver BoosterをWindows 10にダウンロード・インストールして起動します。
2. インターフェース上の「スキャン」ボタンをクリックし、問題のあるドライバーの検索を開始します。
3. スキャン結果から「Universal Serial Bus controllers」を探し、iPhone USBドライバーを「更新」します。
最新のUSBドライバーが入っていれば、PCがiPhoneを認識しない問題は起こらなくなります。MTP USBデバイスのインストール失敗エラーが発生している場合も、ドライバーの更新である程度解決できます。
または、デバイスマネージャーからドライバーを更新し、「更新されたドライバーソフトウェアを自動的に検索」させる方法でも同様の対応が可能です。
対処法4:Apple Mobile Device USBドライバーの手動インストール
場合によっては、iTunes 12・11・10やWindows 10にiPhone・iPad・iPodを認識させるために、Apple Mobile Deviceドライバーが必要になることがあります。実際、このドライバーはお使いのPCのファイルエクスプローラー内の Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers フォルダに存在しています(Windows 10のバージョンによります)。
デバイスマネージャーの「Universal Serial Bus controllers」の下にApple Mobile Device USBドライバーが表示されている場合は、このドライバーを手動でインストールすることをおすすめします。
1. iPhone、iPad、iPodをWindows 10に接続します。
2. Windowsキー + Rを押してファイルエクスプローラーを開きます。
3. ファイルエクスプローラーで C:\Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers フォルダに移動します。
4. usbaapl64.inf または usbaapl.inf ファイルを見つけて右クリックし、「インストール」を選択します。
5. AppleモバイルデバイスをPCから取り外し、設定を反映させるためにWindows 10を再起動します。
6. デバイスを再度接続し、Windows 10やiTunesで検出されるかどうかを確認します。
Apple Mobile Device USBドライバーが正常にインストールされれば、iTunesもiPhoneを表示・認識できるようになります。
対処法5:iTunesアプリのアンインストールと再インストール
iPhoneドライバー以外にも、Windows 10上のiTunesアプリ自体が古かったり破損していたりする可能性があります。一度ソフトウェアをアンインストールし、iTunesの最新版を入れ直してみましょう。ある意味で、iTunesの動作状態は接続したAppleモバイルデバイスの認識に直接影響します。
コントロールパネルから問題のあるiTunesをアンインストール:
コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール > iTunes > アンインストール の順に進みます。
その後、Microsoft StoreにアクセスしてWindows 10向けの最新版iTunesをダウンロード・インストールしてください。
最新版のiTunesを導入すれば、Windows 10上でiTunesがiPhone・iPod・iPadに接続できるようになる可能性が高まります。
対処法6:iPhoneのロック解除
SIMロックが解除されたiPhoneは、どの通信キャリアでも利用でき、特定のキャリアに縛られることがありません。これは、Windows 10でiTunesがiPhoneを認識しない問題の解決にも有効だと証明されています。
ある程度、iPhoneのロックを解除し、ホーム画面を表示させた状態にしておくことが、Windows 10のiTunes 12・11・10(またはそれ以前のバージョン)との接続には必要です。
対処法7:Windows 10アップデートの確認
iTunesアプリの更新に加えて、Windows 10システム自体も最新の状態に保つことで、iPhone・iPad・iPodとiTunesを接続する最適な環境を整えられます。
1. スタート > 設定 > 更新とセキュリティ を開きます。
2. Windows Updateの画面で「更新プログラムのチェック」を選択します。
すると、Windows 10がアップデートを検索してインストールを開始します。完了したら、PCがiPhoneを検出した後にiTunes上にiPhoneが表示されるかどうかを確認してみてください。
まとめ
PC上のiTunesがiPhone、iPad、iPodなどの接続デバイスを認識しない場合は、まずデバイスが正しく接続されていること、そしてiPhone USBドライバーが最新であることを確認しましょう。そのうえで、Windows 10システムやiPhone本体がWindows 10上で正常に動作しているかどうかを一つずつ切り分けていくことが、問題解決への近道です。
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