C++のリテラルとは?意味や種類をわかりやすく解説
リテラル(literal)とは何か?
リテラルとは、ソースコード内で値を直接的に表現するための記法のことです。リテラルはコード中にそのまま書かれて存在しており、メモリ上の値への参照を持ちません。
これに対して、変数名や関数名などの識別子(identifier)は、メモリ上に格納された値を参照するための名前です。この違いが、リテラルと識別子を区別する重要なポイントになります。
C++におけるリテラルの種類と例
C++にはさまざまな種類のリテラルが用意されています。代表的な例は以下のとおりです。
"Hello"… 文字列リテラル(string)3.141… 浮動小数点リテラル(float / double)true… 真偽値リテラル(boolean)3… 整数リテラル(integer)'c'… 文字リテラル(character)
リテラルではないもの
一方で、次のようなコードはリテラルには該当しません。
bar = 0;… 文(statement)3*5-4… 式(expression)std::cin… 識別子(identifier)
つまり、値そのものを表す定数的な表記だけがリテラルと呼ばれ、計算式や代入文、オブジェクトを指す名前などは含まれません。この違いを理解しておくと、C++のコード読解やデバッグがよりスムーズになります。
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