C++における定数とは?constキーワードの基本をわかりやすく解説
C++に定数専用の型は存在しない
C++には、定数専用の特別なデータ型は存在しません。代わりに、C++で扱えるあらゆるデータ型(int、double、char など)を、const キーワードを使って定数として宣言することができます。
const キーワードを使って変数を定数として宣言すると、その変数の値は初期化以降変更できなくなります。つまり、一度値を設定したら、後から再代入したり、演算によって値を書き換えたりすることは一切できません。
コード例
以下の例では、int 型の変数 i を const キーワードで定数として宣言しています。宣言後に値を変更しようとする操作はすべて不正であり、コンパイルエラーが発生します。
#include<iostream>
using namespace std;
int main() {
const int i = 5;
// 以下の操作はすべて不正で、
// コンパイルエラーになります:
i = 10; // 再代入は不可
i *= 2; // 複合代入も不可
i++; // インクリメントも不可
i--; // デクリメントも不可
//...
return 0;
}まとめ
このように、C++における「定数」とは特定の型のことではなく、任意の型の変数を読み取り専用にするための仕組みです。const を付けることで、意図しない値の変更を防ぎ、バグの発生を抑えながら、プログラム全体の安全性と可読性を高めることができます。
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