C#の文字列リテラルとは?基本的な書き方と使い方を解説
文字列リテラルとは
C#における文字列リテラル(文字列定数)とは、二重引用符 " " または @" " で囲まれた一連の文字のことです。文字列の中には、文字リテラルと同様に以下のような要素を含めることができます。
- 通常の文字(プレーン文字)
- エスケープシーケンス(例:
\n、\t) - ユニバーサル文字(Unicode文字)
文字列リテラルの記述例
"Hi, User" "You're Welcome"
通常の二重引用符で囲んだ場合はエスケープシーケンスが有効になりますが、先頭に @ を付けた「逐語的識別文字列(verbatim string)」では、改行や特殊文字をそのままの形で記述できるため、複数行の文字列やファイルパスの表現に便利です。
文字列リテラルの使用例
次のコードは、通常の文字列リテラルと @ を使った複数行文字列の使用例です。
サンプルコード
using System;
namespace Demo {
class Program {
static void Main(string[] args) {
// 通常の文字列
string str1 = "Hello, World";
Console.WriteLine(str1);
// 複数行の文字列(逐語的識別子を使用)
string str2 = @"Welcome,
Hope you are doing great!";
Console.WriteLine(str2);
}
}
}実行結果
Hello, World Welcome, Hope you are doing great!
このように、C#では用途に応じて通常の文字列リテラルと @ 付きの文字列リテラルを使い分けることで、可読性の高いコードを書くことができます。
-
C#の正規表現とは?基本概念とRegexクラスの使い方をわかりやすく解説
正規表現とは、入力テキストと照合(マッチング)を行うためのパターンのことです。.NETフレームワークには、このような照合を実現する正規表現エンジンが組み込まれており、開発者はこれを利用して高度な文字列操作を行えます。パターンは、1つ以上の文字リテラル、演算子、または構成要素から構成されます。これらを組み合わせることで、「特定の文字で始まる単語」「メールアドレス形式の文字列」など、柔軟な条件での文字列検索が可能になります。正規表現の基本的な使い方例えば、「S」で始まる単語を抽出したい場合は、次のようにC#で正規表現を使用します。コード例using System; using System.Tex
-
Java 9のコンパクト文字列(Compact Strings)とは?仕組みと内部実装の変化を解説
コンパクト文字列(Compact Strings)の概要Java 9以降、JVMはコンパクト文字列(Compact Strings)と呼ばれる新機能によって、文字列のメモリ使用量を最適化するようになりました。従来のchar[]配列の代わりに、文字列をbyte[]配列として表現できるようになったのが最大の特徴です。エンコーディングにはUTF-16またはLatin-1(ISO-8859-1)が使用され、これにより1文字あたり1バイトまたは2バイトで文字を格納できます。JVMがその文字列にISO-8859-1/Latin-1の範囲内の文字のみが含まれていることを検出した場合、内部的には1文字あたり1