数列 3, 12, 29, 54, 87, … のN番目の項を求めるC++プログラム
問題概要
この問題では、整数 N が与えられます。私たちのタスクは、以下の数列の N番目の項 を求めるC++プログラムを作成することです。
3, 12, 29, 54, 87, 128, …(第N項まで)
入出力例
まず、具体的な例を使って問題を確認しましょう。
入力: N = 5
出力: 87
数列の5番目の項は 87 であるため、これが正しい出力となります。
解法アプローチ:一般項の導出
この種の問題を効率的に解くには、数列の一般項(第n項を表す公式)を導き出すのが有効です。まず、隣り合う項の差に注目してみましょう。
- 12 − 3 = 9
- 29 − 12 = 17
- 54 − 29 = 25
- 87 − 54 = 33
階差は 9, 17, 25, 33 となっており、それぞれの差が一定(+8)です。つまり二次的な増加パターンを持つ数列であるため、一般項は n の二次式になります。係数を整理すると、この数列の一般項は次の式で表されます。
Tn = 4n² − 3n + 2
この公式を使えば、ループで順番に計算することなく、任意の項の値をO(1)で直接求められます。
検算例:
T8 = 4 × (8²) − 3 × 8 + 2
T8 = 4 × 64 − 24 + 2
T8 = 256 − 22 = 234
C++での実装例
上記の一般項の公式をそのままコードに反映すると、以下のようなシンプルな実装になります。
#include <iostream>
using namespace std;
int findNTerm(int N) {
int nthTerm = ((4 * N * N) - (3 * N) + 2);
return nthTerm;
}
int main() {
int N = 7;
cout << N << "番目の項は " << findNTerm(N);
return 0;
}
実行結果
7番目の項は 177
実際に確認すると、4 × 49 − 21 + 2 = 177 となり、正しく計算できていることがわかります。
計算量について
- 時間計算量: O(1) — 一般項の公式に代入するだけのため、Nの大きさに依存しません。
- 空間計算量: O(1) — 追加のメモリは不要です。
このように、数列のパターンから一般項を見つけ出すことで、非常に効率的なプログラムを実現できます。
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