レガシーDOMでサポートされているドキュメントメソッド一覧
レガシーDOMでサポートされているドキュメントメソッドとは?
レガシーDOM(Legacy DOM)は、JavaScriptの黎明期から存在するシンプルなドキュメントオブジェクトモデルです。W3C標準のDOMが登場する以前からブラウザに実装されており、動的にドキュメントへコンテンツを書き込むための基本的なメソッドを提供しています。
ここでは、レガシーDOMでサポートされている主要なドキュメントメソッドを、機能と使用例とともに一覧形式で解説します。
ドキュメントメソッドの一覧
| 番号 | メソッド名と説明 |
|---|---|
| 1 | clear( ) 【非推奨】ドキュメントの内容をすべて消去します。戻り値はありません。 使用例: document.clear( ) |
| 2 | close( )open( )メソッドで開いたドキュメントストリームを閉じます。戻り値はありません。使用例: document.close( ) |
| 3 | open( ) 既存のドキュメント内容を削除し、新しいドキュメント内容を書き込めるストリームを開きます。戻り値はありません。 使用例: document.open( ) |
| 4 | write( value, ...) 指定した文字列を、現在解析中のドキュメントに挿入するか、 open( )で開いたドキュメントに追記します。戻り値はありません。使用例: document.write( value, ...) |
| 5 | writeln( value, ...)write( )とほぼ同じですが、出力の末尾に改行文字を追加する点が異なります。戻り値はありません。使用例: document.writeln( value, ...) |
補足ポイント
- clear( )は非推奨: 現在のブラウザではほとんどサポートされておらず、代わりに
document.open( )やdocument.body.innerHTML = ''などを使うのが一般的です。 - write( )とwriteln( )の違い:
writeln( )は出力後に改行(\n)を追加します。HTMLでは通常、改行は空白として扱われるため、見た目上の違いは<pre>タグ内などで現れます。 - open( )とclose( )はセットで使う: 動的にドキュメント全体を書き換える場合は、
document.open( )→document.write( )→document.close( )の順で呼び出すのが基本の流れです。
これらのメソッドはレガシーな技術ですが、古いコードの保守やJavaScriptの歴史的背景を理解するうえで重要な知識です。モダンな開発では標準DOM APIやフレームワークの利用が推奨されます。
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