IE4 DOMのドキュメントプロパティとは?主なプロパティ一覧と使い方
IE4 DOMは、MicrosoftのInternet Explorer 4で初めて導入されたドキュメントオブジェクトモデル(DOM)です。その後、IE 5以降のバージョンでは、W3C DOMの基本的な機能の大部分がサポートされるようになりました。
なお、IE4 DOMは現在ではレガシーな技術とされており、モダンブラウザではW3C標準のDOMが採用されています。しかし、古いシステムの保守や歴史的な理解のためには、これらのプロパティの知識が役立つ場面があります。
IE4 DOMの主なドキュメントプロパティ
以下は、IE4 DOMで利用できるdocumentオブジェクトの主要なプロパティとその説明です。
| 番号 | プロパティと説明 |
|---|---|
| 1 | activeElement 現在アクティブな(入力フォーカスを持っている)入力要素を参照する読み取り専用プロパティです。 記述例:document.activeElement |
| 2 | all[ ] ドキュメント内のすべてのElementオブジェクトを格納する配列です。ソースコード上の出現順に数値インデックスでアクセスできるほか、要素のid属性やname属性を指定してアクセスすることも可能です。 記述例:document.all[ ] |
| 3 | charset ドキュメントで使用されている文字セット(文字エンコーディング)を表します。 記述例:document.charset |
| 4 | children[ ] ドキュメントの直接の子要素となるHTML要素を格納する配列です。ドキュメント内のすべての要素を階層構造の位置に関係なく含む「all[ ]」配列とは異なる点に注意してください。 記述例:document.children[ ] |
| 5 | defaultCharset ドキュメントのデフォルトの文字セットを表します。 記述例:document.defaultCharset |
| 6 | expando このプロパティをfalseに設定すると、クライアント側オブジェクトへのプロパティの動的な追加(拡張)を防ぐことができます。 記述例:document.expando |
まとめ
IE4 DOMのドキュメントプロパティは、当時のInternet Explorer独自の機能として実装されたものが多く含まれています。特に「all[ ]」は、後に登場する「getElementById」などの標準メソッドの前身ともいえる重要なプロパティでした。現代のWeb開発ではW3C標準DOMの使用が推奨されますが、レガシーコードの解析や移行作業の際には、これらのプロパティに関する理解が不可欠です。
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