JavaScriptで使えるDOMの種類を徹底解説!レガシーDOM・W3C DOM・IE4 DOMの違い
JavaScriptでは、HTMLドキュメントの内容にアクセスしたり変更したりするために、複数の種類のDOM(Document Object Model)を利用できます。本記事では、代表的な3つのDOMの特徴と違いをわかりやすく解説します。
1. レガシーDOM(Legacy DOM)
レガシーDOMは、JavaScriptの初期バージョンで導入された最も古いモデルです。すべてのブラウザで広くサポートされているという大きな利点がありますが、アクセスできるのはフォーム、フォーム要素、画像など、ドキュメントのごく一部の重要な要素に限定されます。
2. W3C DOM
W3C DOMは、World Wide Web Consortium(W3C)によって標準化されたドキュメントオブジェクトモデルです。ドキュメント内のすべてのコンテンツへのアクセスと変更が可能で、現在のほぼすべてのモダンブラウザでサポートされています。現代のWeb開発においては、このW3C DOMが事実上の標準となっています。
3. IE4 DOM
IE4 DOMは、MicrosoftのInternet Explorer 4で独自に導入されたドキュメントオブジェクトモデルです。その後、IE5以降のバージョンでは、W3C DOMの主要な機能の多くがサポートされるようになりました。
サンプルコード:W3C DOMでドキュメントのプロパティにアクセスする
次の例は、W3C DOMのメソッドを使ってドキュメントのプロパティにアクセスする方法を示しています。ボタンをクリックすると、getElementsByTagName()でページタイトルを取得し、getElementById()で見出し要素の内容を取得してアラート表示します。
<html>
<head>
<title> Document Title </title>
<script type="text/javascript">
function myFunc() {
var ret = document.getElementsByTagName("title");
alert("Document Title : " + ret[0].text);
var ret = document.getElementById("heading");
alert(ret.innerHTML);
}
</script>
</head>
<body>
<h1 id="heading">This is main title</h1>
<p>Click the following to see the result:</p>
<form id="form1" name="FirstForm">
<input type="button" value="Click Me" onclick="myFunc();" />
<input type="button" value="Cancel">
</form>
<form id="form2" name="SecondForm">
<input type="button" value="Don't ClickMe" />
</form>
</body>
</html>
まとめ
現在のWeb開発では、すべてのドキュメントコンテンツに柔軟にアクセスできるW3C DOMを使用するのが一般的です。レガシーDOMやIE4 DOMは歴史的な経緯を持つモデルですが、ブラウザ間の互換性や標準化の流れを理解するうえで知っておくと役立ちます。
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