【Python・Pandas】DataFrameから行を削除する方法(dropメソッドの使い方)
PandasのDataFrameから行を削除するには、drop()メソッドを使用し、引数に削除したい行のインデックスラベルを指定します。この記事では、具体的なサンプルコードと実行結果をもとに、行の削除方法をわかりやすく解説します。
1. サンプル用のDataFrameを作成する
まずは、インデックスラベルとして「w」「x」「y」「z」を持つDataFrameを作成しましょう。
import pandas as pd
dataFrame = pd.DataFrame(
[[10, 15], [20, 25], [30, 35], [40, 45]],
index=['w', 'x', 'y', 'z'],
columns=['a', 'b']
)2. drop()メソッドで行を削除する
次に、drop()メソッドにインデックスラベルを渡して、該当する行を削除します。ここでは、インデックスラベル「w」の行を削除してみます。
dataFrame = dataFrame.drop('w')drop()メソッドは元のDataFrameを変更せず、指定した行を削除した新しいDataFrameを返す点に注意してください。そのため、上記のように結果を変数に再代入するのが一般的です。
完全なサンプルコード
以下に、一連の処理をまとめたコード全体を示します。
import pandas as pd
# DataFrameを作成
dataFrame = pd.DataFrame(
[[10, 15], [20, 25], [30, 35], [40, 45]],
index=['w', 'x', 'y', 'z'],
columns=['a', 'b']
)
# DataFrameを表示
print("DataFrame...\n", dataFrame)
# インデックスラベル「w」の行を削除
dataFrame = dataFrame.drop('w')
print("\n行を削除した後のDataFrame...\n", dataFrame)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。インデックスラベル「w」の行が正しく削除されていることが確認できます。
DataFrame...
a b
w 10 15
x 20 25
y 30 35
z 40 45
行を削除した後のDataFrame...
a b
x 20 25
y 30 35
z 40 45補足:複数行の削除や元のDataFrameを直接変更する方法
応用的な使い方として、以下のテクニックも覚えておくと便利です。
複数の行を一度に削除する
リストで複数のインデックスラベルを渡すことで、まとめて行を削除できます。
dataFrame = dataFrame.drop(['w', 'x'])
元のDataFrameを直接変更する(inplace=True)
inplace=Trueを指定すると、新しいオブジェクトを作成せず、元のDataFrame自体を直接変更できます。
dataFrame.drop('w', inplace=True)存在しないラベルを指定してもエラーを出さない(errors='ignore')
削除対象のラベルが存在しない場合でもエラーを発生させたくない場合は、errors='ignore'を指定します。
dataFrame = dataFrame.drop('w', errors='ignore')このように、Pandasのdrop()メソッドを使えば、インデックスラベルを指定してDataFrameから柔軟に行を削除できます。データの前処理やクリーニングの場面で頻繁に使う操作なので、ぜひマスターしておきましょう。
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