【Python Pandas】pdpipeでパイプラインを作成し、DataFrameから行を削除する方法
Pandas DataFrameから特定の行を削除したい場合、pdpipeライブラリが提供するValDrop()メソッドを使うと、パイプライン処理として簡潔に実装できます。この記事では、すでに作成済みのDataFrameから行を削除する手順を、サンプルコードと実行結果とともにわかりやすく解説します。
必要なライブラリのインポート
まず、pdpipeとpandasをそれぞれ別名(エイリアス)をつけてインポートします。
import pdpipe as pdp import pandas as pd
DataFrameの作成
次に、サンプル用のDataFrameを作成します。ここでは「Car(車種)」と「Units(台数)」の2つの列を持つデータを用意しました。
dataFrame = pd.DataFrame(
{
"Car": ['BMW', 'Lexus', 'Audi', 'Mustang', 'Bentley', 'Jaguar'],
"Units": [100, 150, 110, 80, 110, 90]
}
)ValDrop()メソッドで行を削除する
ValDrop()メソッドは、第1引数に削除したい値のリスト、第2引数に対象となる列名を指定します。以下のコードでは、「Car」列の値が「Jaguar」である行を削除しています。
dataFrame = pdp.ValDrop(['Jaguar'], 'Car').apply(dataFrame)
このように、pdpipeでは「ValDrop(条件).apply(DataFrame)」という形式でパイプラインを構築し、そのままDataFrameに適用できるのが特徴です。複数の処理を連結したパイプラインを作れば、データ前処理の流れを一括で管理できます。
完全なコード例
以下は、新しい列の追加から行の削除までを行う完全なサンプルコードです。
import pdpipe as pdp
import pandas as pd
# 在庫状況を判定する関数
# 100台以上なら "OverStock"、未満なら "UnderStock" を返す
def demo(x):
if x >= 100:
return "OverStock"
else:
return "UnderStock"
# DataFrameを作成
dataFrame = pd.DataFrame(
{
"Car": ['BMW', 'Lexus', 'Audi', 'Mustang', 'Bentley', 'Jaguar'],
"Units": [100, 150, 110, 80, 110, 90]
}
)
print("DataFrame ...\n", dataFrame)
# 既存の列 "Units" の値をもとに、新しい列 "Stock" を追加
dataFrame['Stock'] = dataFrame['Units'].apply(demo)
print("\n 新しい列を追加したDataFrame...\n", dataFrame)
# pdp(pdpipe)を使って行を削除
dataFrame = pdp.ValDrop(['Jaguar'], 'Car').apply(dataFrame)
print("\n 行を削除した後のDataFrame...\n", dataFrame)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
DataFrame ...
Car Units
0 BMW 100
1 Lexus 150
2 Audi 110
3 Mustang 80
4 Bentley 110
5 Jaguar 90
新しい列を追加したDataFrame...
Car Units Stock
0 BMW 100 OverStock
1 Lexus 150 OverStock
2 Audi 110 OverStock
3 Mustang 80 UnderStock
4 Bentley 110 OverStock
5 Jaguar 90 UnderStock
行を削除した後のDataFrame...
Car Units Stock
0 BMW 100 OverStock
1 Lexus 150 OverStock
2 Audi 110 OverStock
3 Mustang 80 UnderStock
4 Bentley 110 OverStockまとめ
pdpipeのValDrop()メソッドを使えば、特定の列の値に一致する行を簡単に削除できます。「Jaguar」の行が削除され、インデックスが振り直されたDataFrameが出力されていることが確認できました。drop()などの標準的な方法と比べ、pdpipeは前処理をパイプラインとして再利用・連結しやすい点が大きなメリットです。複数段階のデータクレンジングを行う場合に、ぜひ活用してみてください。
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