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Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

Appleがクレジットカードを発行しました。Appleをパソコンやスマートフォンのメーカーとしか認識していない人にとっては、少し意外に感じるかもしれません。しかし、Appleは単なるテクノロジー企業ではなく、「モノの見た目・使い心地・動作のあるべき姿」を体現するブランドを売っている会社です。その意味では、Appleのクレジットカードも決して不思議な存在ではありません。Appleは従来型のクレジットカードを再発明したと主張していますが、実際のところ、これはお得なのでしょうか?

本記事では、Appleカードのスペック上のメリットを丁寧に検証するとともに、RedditやSNSなどで報告されている実際のユーザーの声も調査し、このチタン製カードを使う中で直面しがちな問題点まで掘り下げました。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

もしAppleの新しい(カード型の)製品に魅力を感じているなら、申し込む前にぜひ本記事を読んで、何を期待すべきかを把握しておきましょう。

Appleカードのポイントとは?

既存の銀行が発行する一般的なカードではなく、あえてAppleカードを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか? Appleカードが提供する主な価値提案は、以下のようにまとめられます。

  • iPhoneとの完全な統合
  • Apple Payとのシームレスな連携
  • 支払いや利息がひと目でわかる直感的なダッシュボード
  • 非常に有利な金利(審査次第)
  • キャッシュバック(Appleおよび提携店舗では還元率アップ)
  • Apple製品の無利子分割払い
Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

さらに、物理的なカード自体もいかにもAppleらしい仕上がりです。ミニマルなデザインのチタン製で、摩耗の心配はほぼありません。ただし、本記事で注目するのはカードの見た目ではなく、トータルでの「お得度」です。それでは、それぞれの価値提案を詳しく見ていきましょう。

iPhoneとの連携(良し悪し両方あり)

Appleカードの最大の特徴は、iPhoneへの依存度の高さです。iPhoneを持っていない人は、そもそもAppleカードを申請できません。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

物理的なカードは、スマートフォン上のデジタルウォレットの延長にすぎません。カード番号は表記されておらず、ほぼ真っ白なデザインです。実カードの役割は、Apple Payが使えない場所での支払い手段という程度。つまり、キャッシュバック率は2%から1%に下がってしまいます。チタン製のカードは確かに美しくカッコいいですが、それは本質ではありません。

金利面での優位性

Appleによれば、同社のカードは「利息をできるだけ払わないように促す」という点で他社と異なるといいます。一見矛盾しているように思えます。クレジットカード会社は通常、利用者が支払う利息で利益を得るからです。

Appleは、未払い残高に対する利息を回避するために、いつ・どれだけ支払えばよいのかを明確に表示してくれます。また、利息が発生するのは、自分が支払わないと選択した残高部分のみです。とはいえ、これは多くのクレジットカードと大きく変わるわけではありません。短期間の借入で一定期間内に返済すれば、どのカードでも利息は発生しないのが普通です。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

大きな違いは、Appleが利息を最小限に抑えるための数字を隠さずに表示してくれる点にあります。

Appleカードが注目されるのは、利息計算の透明性だけではありません。キャッシュバック型カードとしては、市場でも最安水準の金利を提供しています。

全体的に金利はかなり低めですが、最低金利にどれだけ近づけられるかは、あなたの信用スコアと、Appleが限度額や金利を決定するために使うアルゴリズム次第です。

キャッシュバック特典

キャッシュバックについて言えば、Appleの制度には偏りがあります。Apple製品の購入や、提携店舗でのApple Pay決済なら還元率は高く、非常に魅力的です。しかし、それ以外の買い物では、平均的により高い還元率を誇る他のカードが存在します。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

したがって、Appleカードがお得かどうかは、Apple製品を頻繁に買うか、日常的にApple Payを使うか、提携ネットワーク内の小売店でよく買い物するかに大きく左右されます。

Appleガジェット購入の優位性

正直に言えば、Appleがクレジットカードを作った主な理由の一つは、より多くのApple製品を売りたいからでしょう。カードを持つにはiPhoneが必要なため、申請できるのはすでにエコシステムに入っている人だけです。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

Appleは、自社カードを使ったApple製品の購入に無利息を提供しています。つまり、現金一括払いと同じ価格で、分割払いが可能ということです。すべての製品が対象となるわけではなく、最長返済期間は24ヶ月と、商品によって条件が異なります。

ゴールドマン・サックスとの関係

カードには堂々とAppleのロゴが刻まれていますが、Appleが完全に独立した金融機関になったわけではないことは驚きではないでしょう。同カードのバックボーンは投資銀行のゴールドマン・サックスです。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

この提携自体に問題はありませんが、申し込みを検討している人は、誰と取引することになるのかを知っておくべきです。メディアでは、プライバシーに関する懸念や、金利決定アルゴリズムにおける差別の可能性が取り上げられたこともあります。

ゴールドマン・サックスのビジネス手法に納得できないなら、Appleカードを持っていても満足できないでしょう。

Appleカードはどんな人におすすめ?

まず結論から言います。すでにiPhoneユーザーではない、あるいは今後も長期的にiPhoneとAppleエコシステムを使い続ける予定がない人にとって、Appleカードは価値がありません。年会費は無料ですが、最安のiPhoneでも400ドルします。この事実をどう受け取るかはあなた次第です。

まず高額なiPhoneに投資しなければならない以上、特典だけでその出費を正当化するのは難しいでしょう。しかし、少しでもお得にApple製品を手に入れたい人にとっては、カードの魅力は格段に上がります。Apple製品の無利子分割払いは破格のオファーですし、デバイスへの返済分にはさらに3%のキャッシュバックが付きます。

Appleカード徹底レビュー|本当に「お得」なのか?

Apple Payの利用についても同じことが言えます。日常生活ですでにApple Payを使っているなら、カードは大きなメリットをもたらします。逆に、普段利用する店舗でApple Payが使えなければ、Appleカードを使う理由はほとんどありません。

もう一つ、多くの人にとって問題になりそうな点として、Appleカードは1枚につき1人のみしか利用できません。家族カードの発行は不可のため、配偶者や子供に持たせたい場合は、その人が自分のiPhoneを購入し、自分名義でAppleカードに申し込むしかありません。

まとめると、Appleカードがお得かどうかを見極めるには、「Appleが好きか」「iPhoneを持っている、または買う予定があるか」「Apple Payを使える機会が多いか」を自問すれば十分です。すべてに「はい」と答えられるなら、素晴らしいカードです。一つでも「いいえ」なら、別のカードを選んだ方が賢明でしょう。

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