iPhone・iPadのインスタントホットスポットが使えないときの対処法まとめ
iPadやiPhoneには数多くの便利な機能が搭載されています。そのひとつが、パーソナルホットスポットを手動でオンにしなくても、ほかのデバイスとインターネット接続を共有できる「インスタントホットスポット」です。しかし、この機能がうまく動作しないこともあります。本記事では、インスタントホットスポットが機能しないときの対処法を順を追って解説します。
パーソナルホットスポットとインスタントホットスポットの違い
両者は似ているようで異なる機能です。パーソナルホットスポットを使う場合は、正しいパスワードを入力して各デバイスを接続し、モバイルデータ通信を共有します。一方、インスタントホットスポットでは、一度設定してしまえば、共有のたびにパスワードを入力する必要がありません。Apple IDによる認証をもとに、接続を許可されたデバイスかどうかが自動的に判断される仕組みです。
ホットスポット関連でよく表示されるエラーメッセージ
インスタントホットスポットは非常に使いやすい機能ですが、動作しなくなることもあります。以下は、インスタントホットスポットまたはパーソナルホットスポットが失敗した際に表示されやすいエラーメッセージです。
- パーソナルホットスポットを開始できません
- リモートホットスポットへの接続に失敗しました
ここから紹介する対処法は、パーソナルホットスポットのトラブル解決にもそのまま応用できます。
1. 契約プランがテザリングに対応しているか確認する
まず、契約しているiPhoneやiPadの料金プランでテザリング(インターネット共有)が利用可能かどうかを確認しましょう。つまり、キャリアがパーソナルホットスポット機能をサポートしているかという点です。不明な場合は、契約中の携帯キャリアに問い合わせて、無線プランの詳細を確認してください。
2. すべてのデバイスが同じApple IDでサインインしているか確認する
次に、すべてのデバイスが同じAppleアカウントにログインしているかをチェックします。ホットスポットとして使用するデバイスと、インターネット接続を共有したいデバイスは、同じApple IDでサインインしている必要があります。
3. Wi-FiとBluetoothが有効になっているか確認する
さらに、関係するすべてのデバイスでWi-FiとBluetoothがオンになっていることを確認します。オフになっている場合は、「設定」からオンに切り替えましょう。Macの場合は、メニューバーのWi-FiアイコンやBluetoothアイコンをクリックすれば、すばやくオン/オフを切り替えられます。
4. デバイスを再起動する
上記を試してもホットスポット機能が動作しない場合は、デバイスの再起動を試みてください。シンプルな方法に思えますが、機能がうまく起動しないケースでは再起動で解決することも少なくありません。それでも改善しない場合は、次のステップへ進みましょう。
5. デバイスを最新のOSにアップデートする
デバイスのiOSが古くなっている可能性があります。「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を選択して、Wi-Fi経由で最新バージョンに更新しましょう。
Macも忘れずにアップデートしてください。macOS Mojave以降を使用している場合は、「システム環境設定」から「ソフトウェア・アップデート」を選択します。それより前のOSバージョンの場合は、App Storeを開いて「アップデート」をクリックすると、最新のOSやアップデートが自動的にダウンロードされます。
6. Wi-FiとBluetoothを再起動する
Wi-FiとBluetoothの接続をリフレッシュしてみましょう。Appleデバイスの「設定」からWi-Fiをオフにし、数秒待ってから再度オンにします。同様に、「設定」→「Bluetooth」からBluetoothもオフ/オンを切り替えてください。Macの場合は、メニューバーにあるWi-FiとBluetoothのアイコンをクリックして一旦無効化し、数秒待ってから再度有効にします。その後、ホットスポットの問題が解決したかどうかを確認しましょう。
7. Appleアカウントに再ログインする
Appleアカウントから一度サインアウトし、再度サインインしてみます。iPhoneやiPadでは、「設定」を開いて自分のアカウント名をタップし、画面を下にスクロールして「サインアウト」を選択します。数秒待ってからサインインし直してください。この際、Apple IDとパスワードの入力が必要です。二要素認証を有効にしている場合は、認証コードの入力も求められるため、あらかじめ準備しておきましょう。
Macの場合は、Appleメニューから「システム環境設定」を開き、「Apple ID(iCloud)」を選択してサインアウトします。数秒後にサインインし直し、Appleアカウントの資格情報を入力してください。iCloudデータのコピーを保持するかどうかも尋ねられます。サインインが完了したら、ホットスポットの問題が解決したか確認しましょう。
8. ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定のリセットも有効な手段です。iPhoneやiPadの「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」の順に進んで実行します。なお、この操作を行うと保存済みのWi-Fiパスワードなどが消去されるため、事前に必要な情報を控えておいてください。リセット後、ホットスポットが正常に機能するかどうかを確認します。
以上のすべての手順を試しても問題が解決しない場合は、Appleのカスタマーサポートに連絡してみましょう。ホットスポットのトラブルシューティングについて、さらに詳しい手順を案内してもらえるはずです。
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