【6つの方法】iPhoneの連絡先をOutlookに同期・移行する完全ガイド
Microsoft Outlookは、メールの送受信だけでなく、連絡先の管理、スケジュール管理、タスクの割り当てなども行える総合的なツールです。iPhoneに保存している連絡先をOutlookでも活用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。1件ずつ手入力するのは非効率ですし、「ワンクリックでiPhoneの連絡先をOutlookに同期できたらいいのに」と感じている方もいるはずです。
答えは「Yes」です。この記事では、iPhoneの連絡先をOutlookへ転送する6つの方法をご紹介します。それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身の環境に最適な方法を選んでください。PC上でiPhoneの連絡先をOutlookに同期したい場合は、方法2が特におすすめです。
方法1. iTunesを使ってiPhoneの連絡先をOutlookに同期する
iTunesはApple純正のデバイス管理ツールで、iPhoneの連絡先を直接Outlookへ書き出す機能が備わっています。最新版のiTunesをパソコンにダウンロードし、以下の手順に従って、すべてまたは選択した連絡先だけをOutlookへ転送してみましょう。
事前準備:iCloudで連絡先の同期が有効になっている場合は、まずiPhoneの「設定」>「[あなたの名前]」>「iCloud」から「連絡先」をオフにしてください。
1. USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。通常iTunesは自動的に起動しますが、起動しない場合は手動で開いてください。
2. デバイスアイコンをクリックし、「情報」を選択します。
3. 「連絡先を同期」にチェックを入れ、同期先として「Outlook」を選択します。
4. すべての連絡先を同期する場合は「すべての連絡先」を、特定のグループのみ同期する場合は「選択したグループ」を選びます。
5. 「適用」をクリックすると、iPhoneの連絡先がOutlookへ書き出されます。

処理が完了したら、Outlookを開いて「連絡先」タブを確認し、転送された連絡先が反映されているかチェックしましょう。
注意:Microsoft Exchange Serverのアカウントを使用していて、連絡先が500件を超える場合、キャッシュExchangeモードを有効にしないと一部の連絡先が同期されないことがあります。詳細はMicrosoftの公式ヘルプをご確認ください。
方法2. MBackupperを使ってiTunesなしで同期する(おすすめ)
iTunesを使いたくない場合や、必要な連絡先だけを自由に選んで転送したい場合は、サードパーティ製の転送ツール「AOMEI MBackupper」の利用が便利です。
AOMEI MBackupperはWindows PC向けのiOSデータ管理ツールで、iPhoneとパソコン間のデータ転送に対応しています。まずiPhoneの連絡先をCSV形式でパソコンに書き出し、その後Outlookにインポートするという流れになります。
ステップ1:iPhoneの連絡先をパソコンに書き出す
1. ダウンロードボタンからAOMEI MBackupperを入手してインストールします。
2. ツールを起動し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
3. ツールバーから「Transfer to Computer(パソコンへの転送)」オプションを選択します。

4. 「Contacts(連絡先)」をクリックし、必要な連絡先を選択して「OK」をクリックします。

5. 保存形式として「CSV」を選択し、保存先のパスを指定して「Transfer(転送)」をクリックすれば開始されます。

ステップ2:連絡先ファイルをOutlookにインポートする
連絡先のパソコンへの転送が完了したら、以下の手順でOutlookにインポートします。
1. パソコンでOutlookを開き、「ファイル」メニューに移動します。
2. 「開く/エクスポート」をクリックし、「インポート/エクスポート」を選択します。
3. 「インポート/エクスポート ウィザード」で「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択し、「次へ」をクリックします。
4. 「カンマ区切り値(CSV)」を選択して「次へ」をクリックします。
5. 「ファイルのインポート」画面で「参照」をクリックして書き出した連絡先ファイルを選択し、重複する連絡先の扱い方を指定して「次へ」をクリックします。

6. 「インポート先フォルダーの選択」画面で「連絡先」フォルダーを選び、「次へ」をクリックします。
7. 「完了」をクリックするとインポートが開始されます。

「インポートの進行状況」ダイアログが閉じれば転送完了です。Outlook画面下部の「ユーザー」アイコンをクリックすると、取り込まれた連絡先を確認できます。
方法3. iCloud経由でiPhoneの連絡先をOutlookにインポートする
iPhoneの連絡先をすでにiCloudに同期している場合は、まずiCloudから連絡先を書き出し、それをOutlookにインポートする方法が使えます。
ステップ1:iCloudから連絡先を書き出す
1. パソコンでブラウザを開き、iCloud.comにアクセスします。Apple IDとパスワードでサインインし、提供されているサービス一覧から「連絡先」を選択します。
2. 連絡先画面の左下にある歯車アイコンをクリックします。すべての連絡先を書き出す場合は「すべてを選択」をクリックします。ShiftキーやCtrlキーを使えば、必要な連絡先だけを選ぶことも可能です。
3. 再度歯車アイコンをクリックし、「vCardを書き出す...」を選択すると、連絡先ファイルがパソコンにダウンロードされます。

ステップ2:vCardファイルをCSV形式に変換する
Outlookにインポートするには、vCardファイルをCSVファイルに変換する必要があります。無料の変換サイト(例:https://labs.brotherli.ch/vcfconvert/)を利用しましょう。
「Choose File」ボタンで先ほど書き出したvCardファイルを選択し、以下のように設定します。
- Format:「CSV」を選択し、区切り文字は「Comma」、「Add Header Line」を有効化
- Encoding:「Unicode(UTF-8)」を選択
- Filter:変更不要
- Modifications:変更不要

ステップ3:変換したCSVファイルをOutlookにインポートする
方法2の「ステップ2」と同じ手順で、変換済みのCSVファイルをOutlookにインポートしてください。
方法4. iPhoneの設定アプリを使ってOutlookと同期する
iPhoneにOutlookアプリをインストールしている場合は、設定から簡単に連絡先を同期できます。手順は以下の通りです。
iPhoneの設定アプリ:「設定」で「Outlook」をタップし、「連絡先」と「バックグラウンドAppの更新」をオンにします。
Outlookアプリ:「設定」を開き、メールアカウントをタップして「連絡先の同期」をオンにします。

方法5. Outlook.comアカウントと同期する
この方法は、使用中のOutlookがOutlook.comと同期できるバージョンである場合に有効です。企業環境で利用している場合は、IT部門にこのオプションが利用可能かどうか確認しておきましょう。
1. iPhoneの「設定」を開き、下にスクロールして「アカウントとパスワード」(または「メール/連絡先/カレンダー」)をタップします。
2. 「アカウントを追加」をタップし、「Outlook.com」を選択します。
3. メールアドレスまたは電話番号を入力して「次へ」をタップし、パスワードを入力して「サインイン」をタップします。
4. 「はい」をタップして、iPhoneがOutlookのデータにアクセスすることを許可します。
5. 「連絡先」の同期をオンにし、「保存」をタップして確定します。

方法6. Exchangeサーバー経由で同期する
勤務先にExchangeサーバーがある場合は、Exchange経由でiPhoneの連絡先をOutlookと同期できます。なお、このオプションはiPhoneが社内ネットワークに接続されている場合にのみ利用できることがあります。
1. iPhoneの「設定」を開き、下にスクロールして「アカウントとパスワード」をタップします。
2. 「アカウントを追加」をタップし、「Exchange」を選択します。
3. メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して「次へ」をタップします。
4. iPhoneがExchangeサーバーに接続します。「サーバー」欄にサーバーのアドレスを入力し、最後に「連絡先」の同期をオンにします。
まとめ
今回は、iPhoneの連絡先をOutlookに同期する6つの方法をご紹介しました。PC上でiPhoneの連絡先をOutlookへ転送したい場合、実用的な方法は3つあります。その中でも方法2(MBackupper)は手順がシンプルで、必要な連絡先だけを自分の好きな形で転送できるため、特におすすめです。
操作中に何か問題が発生した場合は、お気軽にコメントをお寄せください。できるだけ早くお返事いたします。
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