iPad ProでMicrosoft Officeを無料で使う方法|サブスク不要の裏ワザも解説
iPhoneやiPadでは、Word、Excel、PowerPoint、OutlookといったOfficeアプリを無料で利用できます。しかし、iPad Proの場合は無料機能の対象外となり、Office 365への加入が必要になります。
以前の記事「iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で入手する方法」でも解説したように、Microsoftは画面サイズが10.1インチ未満のデバイスに限ってOfficeアプリの無料版を提供しています。現在、すべてのiPad Proが10.1インチを超えているため、iPad ProユーザーはOfficeファイルの閲覧や印刷以外の操作を行うにはOffice 365への加入が必須です。ただし、iPad ProでOfficeアプリを無料で活用する方法はいくつか存在します。本記事ではその選択肢を詳しく見ていきましょう。
なぜOffice 365サブスクリプションが必要なのか
10.5インチまたは12.9インチ画面のiPad Proをお持ちの場合、ファイルを編集するには対象となるOffice 365プランへの加入が求められます。
これは、Microsoftが「10.1インチを超える画面のデバイスを使っているなら、業務目的での使用だろう」と想定しているためです。仕事でアプリを使用する場合、Office 365への加入が義務付けられています。Word、Excel、PowerPoint、Outlookを商用目的で使うのであれば、サブスクリプションが必要です。
問題は、アプリの利用にお金を払わなければならないことそのものではなく、数年前にMicrosoftがサブスクリプションモデルへ移行した点にあります。ソフトウェアを実質的にレンタルすることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
とはいえ、サブスクリプションモデルにはメリットもあります。ソフトウェアを使わなくなったり、より好みの代替品を見つけたりした場合は、いつでも解約できます。買い切りで購入していたら、支払ったお金は戻ってきません。また、かつてのOfficeパッケージは今のサブスクリプション価格よりもはるかに高額だったことも覚えておくとよいでしょう。例えば、Mac版Office 2008スタンダードエディションは349.99ポンドもしました。この価格と年間サブスクリプション料金を比べれば、それほど法外には思えなくなるかもしれません。特に、いつでも解約できることを考えればなおさらです。解約方法については後述します。
Office 365に加入すると、iOS版Officeアプリの全機能が解放されます。つまり、iPhoneや小型iPadで無料アクセスしているユーザーよりも多くの機能を利用できるのです。
Office 365では、Word、Excel、PowerPoint、Outlookのプレミアム版が手に入ります。高度な変更履歴の追跡、段落スタイルの利用制限の解除、グラフ・表・画像の高度な書式設定ツールなどが含まれます。さらに、OneDriveで1人あたり1TBのオンラインストレージも利用可能です(Office 365非加入の場合は5GBのみ)。
iPad ProでWord・Excel・PowerPointを無料で使う方法
では、商用目的でアプリを使う予定がない場合はどうでしょうか。手紙を作成するためだけにWordを、家計簿管理のためにExcelを使いたいだけかもしれません。
あるいは学生の方や、お子さんに学校の課題でOfficeアプリを使わせたい方もいるでしょう。幸い、教育目的であれば無料でサブスクリプションを取得できる方法があります。まずはその選択肢から見ていきましょう。
学生・教育関係者向けの無料プラン
学生または教育機関で働いている方は、Office 365を無料で利用できます。必要なのは有効な学校のメールアドレスだけです。
無料の教育版Officeに登録するには、専用ページで学校のメールアドレスを入力してください。無料教育版では、WebベースのOfficeアプリが提供されます。また、学生向けに月額2.50ドル/2.20ポンドから利用できる有料教育版も用意されています(詳細はこちら)。
ちなみに、大学生であれば59.99ポンドでOffice 365 Universityを購入できます。こちらで学生であることを証明する必要があります。
無料トライアルや個人プランを活用する
自宅利用のためにiOS版Officeアプリへアクセスしたいだけなら、いくつかの方法があります。
ひとつは無料トライアルへの登録です。一時的にしかアクセスする必要がないなら、これで十分かもしれません。こちらからOffice 365の1ヶ月間無料トライアルに登録できます。
1ヶ月以上使い続けたい場合は、Office 365 Personalに加入し、不要になったら解約するという選択肢もあります。料金は月額5.99ポンド/6.99ドル、または年額59.99ポンド/69.99ドルです。こちらから登録できます。
また、月額7.99ポンド/9.99ドル(年額79.99ポンド/99.99ドル)のOffice 365 Homeというプランもあり、家族全員(最大6人)で共有できます。こちらから登録できます。
次に、サブスクリプションの解約方法を見ていきましょう。
Office 365サブスクリプションの解約方法
Office 365のサブスクリプションは解約可能です。手順は以下の通りです。
- 専用ページでログイン情報を入力します。
- 「サービスとサブスクリプション」に移動します。
- サブスクリプションの詳細を確認します。
- 「管理」をクリックします。
- オプションから「キャンセル」を選択します。
- 最後に「キャンセルの確認」をクリックします。
最終支払日から30日以内に解約すれば、返金を受ける権利があります。月払いの場合、支払済みの残りの期間はアプリを使い続けるか、返金を請求して編集機能を手放すかを選択できます。同様に、年払いで前払いしていた場合も、返金を請求するとアプリのフル機能が失われます。
iOS版Officeの代替アプリ
そもそもOfficeアプリを使う必要はないかもしれません。AppleはMac、iPad、iPhone向けに独自のオフィス系アプリを無料で提供しています。
Appleのオフィススイートには、Pages(ワープロ)、Numbers(表計算)、Keynote(プレゼンテーション)が含まれます。最新版はこちらからダウンロードできます:Pages、Keynote、Numbers。iPad、iPhone、Mac上で対応するアプリを使えばWord、Excel、PowerPointファイルを開くことができ、Appleアプリを使っていない相手に送る必要がある場合は、Office形式で保存することも可能です。
Officeアプリに慣れ親しんでいる方も多いと思いますが、Apple製アプリも非常に近い機能を備え、Word、PowerPoint、Excelとの互換性があります。実際のところ、iPadにOfficeをインストールする必然性はそれほど高くないのです。
-
MacでMicrosoft Wordを無料で使う方法【2022年版】
Microsoft Wordは、1983年の発売以来、世界中で愛用されてきた定番のワープロソフトです。文書作成、履歴書、レポートなど、さまざまな場面で活用されています。 その人気と使いやすさから、WindowsユーザーだけでなくMacユーザーにも多くのファンがいます。この記事では、Microsoft Officeの有料版・トライアル版・無料版を入手するすべての方法と、よくある質問について詳しく解説します。 さらに、おまけ情報として、MacユーザーがMicrosoft Wordの代わりに使える優秀な代替アプリもご紹介します。 MacでMicrosoft Wordを無料で入手する方法(2022年)
-
Microsoft PowerPointを無料で使う4つの方法【Web版・スマホアプリ対応】
パソコンでプレゼンテーション資料を作るとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがPowerPointでしょう。Microsoftのこのソフトウェアは長い歴史を持つ定番ツールであり、初登場から30年以上が経った今でも、多くのユーザーにとって第一の選択肢であり続けています。その間にPowerPointは数多くの改良を重ねてきましたが、その目的は変わりません。それは、誰もが魅力的なスライドショー形式のプレゼンテーションを作成できるようにすることです。かつてはOfficeを買い切ることが唯一の選択肢でしたが、Office 365(現在のMicrosoft 365)の登場により、月額料金を支払うことですべ