ExcelでCSVファイルを並べ替える方法|初心者でもできる2つの簡単な手順
ExcelでCSVファイルを扱う場面は非常に多くあります。氏名や住所のデータ、商品情報、リスト管理など、さまざまな用途で活用されています。しかし、データ量が大きくなると操作が少し複雑になり、CSVファイルを並べ替え(ソート)する必要が出てきます。この記事では、ExcelでCSVファイルを並べ替える2つの簡単な方法を、手順を追ってわかりやすく解説します。
練習用に、サンプルファイルをダウンロードしてご利用ください。
CSVファイルとは?
並べ替えの手順に入る前に、まずCSVについて簡単におさらいしましょう。CSVは「Comma Separated Values(カンマ区切り値)」の略で、データをテキスト形式または表形式で保存できるファイル形式です。プレーンテキストとして扱えるため、Webサイト開発でもよく使われ、ECサイトなどのビジネス分野でも広く普及しています。大量のデータベースをExcelスプレッドシートや他のプラットフォームにインポートする際にも、非常に便利なファイル形式です。
CSVファイルはファイル名で簡単に見分けられます。ファイル名の末尾に拡張子「.csv」が付いているのが特徴です。
ExcelでCSVファイルを並べ替える2つの方法
ExcelでCSVファイルを並べ替えるには、大きく分けて2つの形式があります。1つは列(ヘッダー)付きの表形式、もう1つは列なしのテキスト形式です。以下では、それぞれの手順をステップごとに詳しく説明します。
方法1:列付きのCSVファイルを自動的に並べ替える
まずは、列(ヘッダー)が付いたCSVファイルを自動的に並べ替える方法を見ていきましょう。
- はじめに、5種類の果物について商品名(Product)・数量(Quantity)・売上金額(Sales Amount)の情報を含むテキストファイルを作成します。

- 次に、新しいExcelブックを開きます。
- 空白のブックで「データ」タブに移動し、「データの取得と変換」グループ内の「データの取得」をクリックします。

- ドロップダウンメニューの「ファイルから」グループにある「テキスト/CSVから」を選択します。

- 続いて、デバイスのフォルダからCSVファイルを選択し、「インポート」を押します。

- すると、プレビュー画面が表示されます。
- ここで「ファイルの元データ」を「65001: Unicode (UTF-8)」に、「区切り文字」を「コンマ」に設定します。

- 設定後、「読み込み」を押すと、CSVファイルがExcelに取り込まれます。

- 次に、セル範囲「D3:D7」を選択して右クリックします。
- コンテキストメニューから「セルの書式設定」を選択します。

- 「表示形式」タブで「会計」を選択し、好みに応じて「記号」(通貨記号)を変更します。
- 最後に「OK」を押すと、CSVファイルどおりの売上金額が表示されます。

- それでは、データセットを並べ替えてみましょう。「データ」タブに移動し、「並べ替え」を選択します。

- 並べ替えウィンドウの「最優先されるキー」で「数量(Quantity)」を選択します。
- あわせて「順序」セクションで「昇順(小さい値から大きい値へ)」を選択します。

- これで、列付きのCSVファイルが次のように並べ替えられます。

- さらに、CSVファイルを絞り込み(フィルター)たい場合は、任意のヘッダー横の「フィルター」アイコンをクリックするだけです。
- 「テキストフィルター」セクションで条件を指定して絞り込みを行います。

- たとえば「Kiwi」と「Orange」のチェックを外すと、これらのカテゴリに関連する情報が最終的な表示から除外されます。

関連記事: ExcelでCSVファイルを列を自動認識して開く方法(3つの方法)
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方法2:列なしのCSVファイルを整理して並べ替える
もう1つの方法は、列(ヘッダー)なしの状態でCSVファイルを読み込み、並べ替えるやり方です。ここでは、方法1で作成した同じExcelファイルを使用して説明します。以下の手順をご覧ください。
- まず、ブックの「ファイル」タブに移動します。

- 左側のパネルから「名前を付けて保存」をクリックします。

- ファイルの種類として「CSV UTF-8 (コンマ区切り) (*.csv)」を選択し、「保存」を押します。

- すると、次のようにテキスト形式で列のないCSVファイルが作成されます。

- 次に、「ホーム」タブの「フォント」セクションから、データセットの見た目を整えます。

- そうすると、データセットはこのようになります。

- それでは、このCSVファイルを並べ替えてみましょう。
- そのために、「ホーム」タブに移動し、「並べ替えとフィルター」をクリックします。

- ドロップダウンメニューから、目的に合った並べ替えオプションを選択します。

- より細かく並べ替えたい場合は、「ユーザー設定の並べ替え」を選択します。

- 並べ替えウィンドウの「最優先されるキー」で「売上金額(Sales Amount)」を選択します。
- あわせて「順序」を「降順(大きい値から小さい値へ)」に設定します。

- 最後に「OK」を押すと、次のようにCSVファイルの並べ替えが完了します。

- さらに、「並べ替えとフィルター」ドロップダウン内の「フィルター」アイコンをクリックすれば、データセットを絞り込むこともできます。

- すると、各ヘッダータイトルの横にフィルターアイコンが表示されます。
- 最後に、方法1で説明したのと同じ要領で、好みに応じてデータセットを絞り込めます。

ヘッダー行を固定するには、ヘッダーの直下の行を選択 > 「表示」タブに移動 > 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」を選択します。

関連記事: ExcelでCSVファイルを列付きで開く方法(3つの簡単な方法)
まとめ
以上、ExcelでCSVファイルを並べ替える2つの簡単な方法について解説しました。列付き・列なしのどちらの場合でも、手順さえ覚えれば誰でも短時間で作業できます。ほかにも便利な並べ替え方法があれば、ぜひお知らせください。Excelに関するチュートリアルをもっと見たい方は、ExcelDemyをフォローしてください。
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