Excelで日付をフィルターする4つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】
Excelで作業していると、さまざまな目的で日付を使ってデータをフィルターする場面がよくあります。フィルターの方法は数多くありますが、この記事では、わかりやすい手順と図解付きで、Excelで日付をフィルターするための4つの簡単な方法をご紹介します。
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Excelで日付をフィルターする4つの方法
まずはサンプルデータをご紹介します。各方法を解説するために、以下のような「営業担当者ごとの地域別売上とその日付」が含まれたデータセットを使用します。

方法1:「フィルター」コマンドを使って日付で絞り込む
まず最初に、Excelの「フィルター」コマンドを使って日付でデータを絞り込む方法を見ていきましょう。「フィルター」コマンドには便利なオプションが多数用意されており、以下の3つの方法でフィルターできます。
1.1 基本的なフィルター
まずは基本となるフィルター操作から始めましょう。
手順:
- データセット内の任意のセルをクリックします。
- 次の順にクリックします。
ホーム > 編集 > 並べ替えとフィルター > フィルター

これでフィルター機能が有効になり、各見出しの右側にフィルターアイコンが表示されます。日付で絞り込みたいので、「日付」列見出しのフィルターアイコンをクリックします。

すると、下の画像のように多くのオプションが表示されます。

ここで、2019年のデータだけを表示したい場合は、「2019」にチェックを入れ、他の年のチェックをすべて外します。その後、「OK」をクリックするだけです。

これでExcelには2019年のデータのみが表示されるようになりました。

さらに2019年の月ごとに絞り込みたい場合は、「2019」の左側にあるプラス記号(+)をクリックします。すると、2019年に存在する月の一覧が展開されます。

このデータセットでは「7月」という月だけが存在しています。

さらに7月の特定の日付で絞り込みたい場合は、「7月」の左側にあるプラス記号(+)をクリックします。

すると、この月には「7月15日」と「7月20日」の2つの日付しかないことがわかります。「7月20日」のデータを表示したい場合は、それにチェックを入れ、他の選択肢のチェックを外します。最後に「OK」を押しましょう。

これが特定の日でフィルターした結果です。

1.2 高度なフィルター(動的な日付条件)
次に、Excelのフィルターにある高度なオプションを見てみましょう。
手順:
前のセクションと同様に、「日付」列見出しのフィルターアイコンをクリックしてフィルターオプションを開きます。
そこには、今年/昨年/来年、今月/先月/来月、今週/先週/来週、今日、明日など、日付に関する多くのフィルター条件が用意されています。

例えば「今年」を選択すると、今年のデータだけが表示されます。

これが現在の年でフィルターされたデータです。

同様に「昨年」を選択すれば、前の年のデータが表示されます。

「昨年」でフィルターされた結果はこちらです。

1.3 ユーザー設定オートフィルター
組み込みのコマンドを使う代わりに、フィルターオプションから「ユーザー設定フィルター」を選んで、条件を手動で指定することもできます。
手順:
「日付フィルター > ユーザー設定フィルター」をクリックします。すると、ユーザー設定オートフィルターのダイアログボックスが開きます。

ここでは、2017/4/10から2021/8/10までの期間でデータを絞り込んでみましょう。
開始日を設定するには、「日付」セクションの左上のボックスにあるドロップダウンアイコンをクリックします。

リストから「以降(指定した値以上)」を選択します。

次に、日付を設定するために「日付」セクションの右上のボックスのドロップダウンアイコンをクリックします。すると、データセットに含まれる日付が一覧表示されます。

「2017/4/10」を選択します。

続いて「AND」オプションをクリックします。

次に、左下のボックスから「以前(指定した値未満)」を選択します。

そして、右下のボックスで終了日「2021/8/10」を指定します。最後に「OK」を押すだけです。

これで、選択した期間内のすべてのデータがフィルター表示されます。

方法2:条件付き書式を使って日付でフィルターする
Excelの「フィルター」以外にも代替手段があり、そのひとつが「条件付き書式」です。この方法では、条件付き書式を使って日付でデータを絞り込んで表示します。ここでは、2017/4/10から2019/7/20までの期間のデータを抽出します。これらの日付は、それぞれセルC15とC16に入力しておきます。

手順:
- 日付列を選択し、次の順にクリックします。
ホーム > 条件付き書式 > 新しいルール - 「ルールの種類を選択してください」ボックスから「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
- 「次の数式を満たす値を書式設定」ボックスに、以下の数式を入力します。
=AND(D5>=$C$15,D5<=$D$15)
その後、「書式」をクリックすると、書式設定ダイアログボックスが開きます。

「塗りつぶし」タブをクリックして色を選びます。ここでは薄い緑色を選択しました。その後「OK」を押すと、元のダイアログボックスに戻ります。

最後に「OK」をクリックします。

これで、条件に合致したデータが選択した色で強調表示されました。

方法3:FILTER関数とMONTH関数を組み合わせて日付フィルターを適用する
Excelでは、関数を使って日付でデータをフィルターすることもできます。ここではFILTER関数とMONTH関数を使用して、7月の売上データを抽出してみましょう。
手順:
セルD15に以下の数式を入力します。
=FILTER(E5:E12,MONTH(D5:D12)=7,"Empty")
Enterキーを押すと、フィルターされた売上データが表示されます。

⏬ 数式の解説:
➥ MONTH(D5:D12)=7
MONTH関数が日付から月の番号を取り出し、それが7と等しければTRUE、そうでなければFALSEを返します。
{FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;TRUE;FALSE;FALSE}
➥ FILTER(E5:E12,MONTH(D5:D12)=7,"Empty")
最後に、FILTER関数がMONTH関数の出力結果に基づいて該当するデータを返します。結果は以下の通りです。
{598210}
方法4:FILTER・MONTH・YEAR関数を組み合わせて日付でフィルターする
日付でフィルターするために使えるもうひとつの組み合わせは、FILTER関数、MONTH関数、YEAR関数です。ここでは、2015年2月の売上データを抽出します。
手順:
セルD15に以下の数式を入力します。
=FILTER(E5:E12,(MONTH(D5:D12)=2)*(YEAR(D5:D12)=2015),"Empty")
Enterキーを押すと、フィルターされた売上データが表示されます。

⏬ 数式の解説:
➥ YEAR(D5:D12)=2015
YEAR関数が日付から年を取り出し、それが2015と等しければTRUE、そうでなければFALSEを返します。
{TRUE;FALSE;TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE}
➥ MONTH(D5:D12)=2
一方、MONTH関数は日付から月の番号を取り出し、それが2と等しければTRUE、そうでなければFALSEを返します。
{TRUE;FALSE;FALSE;TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE}
➥ FILTER(E5:E12,(MONTH(D5:D12)=2)*(YEAR(D5:D12)=2015),"Empty")
最後に、FILTER関数がMONTH関数とYEAR関数の出力結果に基づいて該当データを返します。結果は以下の通りです。
{442589}
フィルターを解除する方法
フィルターを適用した後でも、解除するのは簡単です。以下の手順に従って解除方法を学びましょう。まずは特定の列からフィルターを削除する方法です。ここでは、方法1でフィルターした「日付」列のフィルターを解除してみます。
手順:
- 列見出しのフィルターアイコンをクリックします。
- 「『日付』からフィルターをクリア」をクリックするだけです。

これでフィルターが解除されました。

次に、データセット全体からフィルターを削除する方法をご紹介します。
次の順にクリックします。
ホーム > 編集 > 並べ替えとフィルター > フィルター

これで、データセット全体からフィルター機能が解除されました。

まとめ
この記事で紹介した手順を使えば、Excelで日付によるフィルターを簡単に行えるようになるはずです。ご不明な点があれば、ぜひコメント欄でお気軽にお尋ねください。また、フィードバックもお待ちしております。
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