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CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

業務やデータ処理の現場では、CSV形式のファイルを受け取ることがよくあります。しかし、CSVはそのままでは扱いにくく、必ずしも使いやすい形式とは言えません。この記事では、CSVファイルを実際に開かずにXLSX形式へ変換する5つの方法を詳しく解説します。

説明には、「氏名(Name)」「メールアドレス(Email)」「生まれた年(Birth Year)」の3列からなるサンプルデータセットを使用します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの方法

方法1:テキスト インポート ウィザードを使って変換する

最初の方法は、Excel標準搭載のテキスト インポート ウィザード(Text Import Wizard)を利用して、CSVをXLSX形式に変換する手順です。

手順:

  • まず、リボンの「データ」タブから「テキスト/CSVから」を選択します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「データのインポート」ダイアログボックスが表示されます。

  • 次に、対象ファイル「convert-csv-to-xlsx.csv」を選択し、「インポート」をクリックします。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

新しいウィンドウが開きます。

  • 続いて、「読み込み(Load)」から「読み込み先…(Load To…)」を選択します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

ここでデータの出力先を指定します。

  • 既存のワークシート:」にチェックを入れ、出力先としてセルA1を指定します。
  • 最後に「OK」を押せば完了です。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

これで、CSVファイルがXLSX形式へ変換されます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

方法2:レガシ ウィザード(Legacy Wizard)を使って変換する

続いて、従来型のレガシ ウィザードを使用してCSVをXLSXへ変換する方法を紹介します。細かい区切り文字の設定ができるのが特徴です。

手順:

  • まず、Alt + F + Tキーを押して「Excelのオプション」画面を開きます。
  • データ」カテゴリ内の「From Text (Legacy)(テキストから(レガシ))」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 次に、「データ」タブ → 「データの取得」→「レガシ ウィザード」→「From Text (Legacy)」の順に選択します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

ここで再度ファイルをインポートします。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「テキスト ファイル ウィザード」の画面が表示されます。

  • データの先頭行を項目名として使用する(My data has headers)」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 区切り文字として「コンマ」を選択し、「次へ」を押します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • その後、「完了(Finish)」をクリックします。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

次に、出力先としてSheet2のセルA1を指定します。

  • 最後に「OK」を押して終了です。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

これで、レガシ ウィザードによる変換が完了しました。最終的な結果は以下のようになります。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

方法3:VBAコードで単一のCSVファイルを変換する

この方法では、VBAマクロを使ってCSVファイルを変換します。入力ファイルと出力ファイルをコード内で直接定義する方式で、単一ファイルの変換に適しています。

手順:

  • まず、対象ファイルを選択した状態で「ホーム」タブから「パスのコピー(Copy path)」を選択します。

これでファイルの場所(パス)がクリップボードにコピーされます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 次に、VBE(Visual Basic Editor)でモジュールを挿入し、以下のコードを入力します。
Sub CsvToXlsxConversion2()
Dim w As Workbook
  Set w = Workbooks.Open("C:\Users\Rafi\OneDrive\Desktop\Softeko\36\convert-csv-to-xlsx.csv")
  w.SaveAs Filename:="C:\Users\Rafi\OneDrive\Desktop\Softeko\36\convert-csv-to-xlsx.xlsx", _ 
      FileFormat:=xlWorkbookDefault, _ 
      ReadOnlyRecommended:=False, CreateBackup:=False
End Sub

VBAコードの解説

  • まず、Subプロシージャ CsvToXlsxConversion2 を宣言します。
  • 次に、使用する変数の型を宣言します。
  • 続いて、Setステートメントを使って入力ファイルを定義します。
    ここでは「パスのコピー」機能で取得したファイルの場所を利用しています。
  • 最後に、出力ファイルを「converted.xlsx」とし、ファイル形式をxlWorkbookDefault(=XLSX形式)に設定しています。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 最後に、モジュールを保存して実行(Run)します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

以上で、VBAによるCSVからXLSXへの変換が完了します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

方法4:VBAコードで複数のCSVファイルを一括変換する

こちらもExcel VBAを活用した方法ですが、フォルダを指定すると、その中にあるすべてのCSVファイルを一括で変換できる点が大きな違いです。大量のファイルを扱う場合に非常に便利です。

手順:

まず、Visual Basic Editorでモジュールウィンドウを開きます。

  • 開発」タブから「Visual Basic」を選択します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 次に、「挿入」→「標準モジュール」を選択します。

ここにコードを記述していきます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 続いて、以下のコードを入力します。
Sub CsvToXlsxConversion()
Dim f As FileDialog
Dim fPath As String
Dim csvFile As String
Dim ws As String
Application.DisplayAlerts = False
Application.StatusBar = True
ws = ActiveWorkbook.Name
Set f = Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
f.Title = "Select a folder:"
If f.Show = -1 Then
fPath = f.SelectedItems(1)
Else
Exit Sub
End If
If Right(fPath, 1) <> "\" Then fPath = fPath + "\"
csvFile = Dir(fPath & "*.csv")
Do While csvFile <> ""
Application.StatusBar = "Converting: " & csvFile
Workbooks.Open Filename:=fPath & csvFile
ActiveWorkbook.SaveAs Replace(fPath & csvFile, ".csv", ".xlsx", vbTextCompare), xlWorkbookDefault
ActiveWorkbook.Close
Windows(ws).Activate
csvFile = Dir
Loop
Application.StatusBar = False
Application.DisplayAlerts = True
End Sub

VBAコードの解説

  • まず、Subプロシージャ CsvToXlsxConversion を呼び出します。
  • 次に、必要な変数の型を宣言します。
  • 続いて、フォルダを選択するためのダイアログ(InputBox)を表示します。
  • その後、選択されたフォルダ内のすべてのCSVファイルを検索します。
  • 最後に、Do Whileループを使ってすべてのCSVファイルを順番に変換していきます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • コードを保存します。
  • コード内の任意の場所をクリックし、「実行」ボタンを押します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

フォルダの選択を求められます。

  • 対象のフォルダを選択して「OK」を押します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

フォルダ内にXLSX形式のファイルが2つ作成されていることが確認できます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

さらに、いずれかのファイルを開いて、データが正しく変換されているかチェックしましょう。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

方法5:コマンドライン(Command Prompt)を使って変換する

最後のPC操作による方法は、コマンドプロンプトを利用した変換です。VBScriptと組み合わせることで、Excelを画面上で開かずに変換処理を実行できます。

手順:

  • まず、メモ帳に以下のコードを入力します。
sourceFile= Wscript.Arguments(0)
targetFile = Wscript.Arguments(1)
On Error Resume Next
Set tExcel = GetObject(,"Excel.Application")
If Err.Number = 429 Then
Set tExcel = CreateObject("Excel.Application")
End If
tExcel.Visible = false
tExcel.displayalerts=false
Set tWorkbook = tExcel.Workbooks.open(sourceFile)
Set tWorksheet1 = tWorkbook.Worksheets(1)
Set tRange = tWorksheet1.UsedRange
tRange.EntireColumn.Autofit()
tExcel.Rows(1).Font.Bold = TRUE
tWorksheet1.SaveAs targetFile, 51
tExcel.Quit()

VBSコードの解説

これはVBScript(Visual Basic Scripting Edition)のコードです。

  • まず、2つの引数を受け取る設定を行います。
  • 次に、入力ファイルを定義します。なお、このコードでは最初のワークシートのみが対象となります。
  • 続いて、セル範囲を設定します。
  • その後、Autofit(列幅の自動調整)を実行します。
  • さらに、1行目を太字(Bold)に設定します。
  • 最後に、ファイル形式「51」(=XLSX形式)で保存します。
  • 次に、保存時の「ファイルの種類:」で「すべてのファイル」を選択します。
  • そして、ファイル名を「conversion.vbs」として保存します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 続いて、「スタートメニュー」から「コマンド プロンプト」を開きます。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • その後、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
CD "C:\Users\USER\Desktop\Exceldemy"

これで作業フォルダへディレクトリが移動されます。

  • 続けて、以下のコマンドを入力します。
conversion "C:\Users\USER\Desktop\Exceldemy\convert-csv-to-xlsx.csv" "C:\Users\USER\Desktop\Exceldemy\converted-using-cmd.xlsx"

このコマンドは「conversion.vbs」ファイルを実行します。1つ目のパスが入力ファイル、2つ目のパスが出力ファイルです。

  • 最後にEnterキーを押します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

処理が完了したら、「converted-using-cmd.xlsx」ファイルを開いて結果を確認しましょう。期待どおりに変換されているはずです。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

オンラインコンバーターを使った変換方法

おまけとして、オンライン変換ツールを利用する方法も紹介します。ここでは「CloudConvert」というWebサービスを使ってファイルを変換してみましょう。ソフトウェアのインストールが不要なので、手軽に利用できるのが魅力です。

手順:

  • まず、CloudConvertの公式サイトにアクセスします。
  • 次に、変換したいファイルを選択します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • ファイルを選んで「開く」をクリックします。

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  • 出力形式として「XLSX」を選択し、「変換(Convert)」を押します。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

  • 最後に「ダウンロード(Download)」をクリックすれば完了です。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

このように、オンラインツールでもCSVファイルを簡単に変換できます。最終的な結果は以下のとおりです。

CSVを開かずにXLSXへ変換する5つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】

まとめ

今回は、CSVファイルを開かずにXLSX形式へ変換する5つの方法を紹介しました。テキスト インポート ウィザードやレガシ ウィザードといった標準機能から、単一・複数ファイルに対応したVBAマクロ、コマンドプロンプト、さらにはオンラインツールまで、用途や環境に応じて最適な方法を選べます。いずれかの方法で問題が発生した場合は、ぜひコメント欄でお知らせください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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