Excelでセルに文字列を追加する6つの簡単な方法
Excelを使っていると、既存のセルの内容に文字列を追加したい場面がよくあります。そんなときは、新しい列を作成して数式で処理すると便利です。本記事では、CONCATENATE、LEFT、RIGHT、LEN、TEXTJOIN関数に加え、フラッシュフィル機能やVBAを活用して、セルに文字列を追加する6つの方法を、実際の画面例とともにわかりやすく解説します。
Excelでセルに文字列を追加する6つの方法
まず、今回使用するサンプルデータをご紹介します。シートには複数の曲名が入力されており、これらのセルに対してCONCATENATE、LEFT、RIGHT、LEN、TEXTJOIN関数、フラッシュフィル機能、そしてVBAを使って文字列を追加していきます。

1. アンパサンド(&)演算子でセルの先頭に文字列を追加する
アンパサンド(&)演算子を使うと、Excelで文字列同士を手軽に結合できます。ここでは、曲名の先頭に「ID: 」という文字列を追加してみましょう。
📌 手順:
- まず、セルC5を選択します。
- 次に、以下の数式を入力します。
="ID: "&B5
- Enterキーを押します。

- その後、オートフィルを使ってC列の残りのセルにも数式をコピーしましょう。

2. フラッシュフィル機能ですべてのセルに文字列を追加する
Excel 2013以降をお使いなら、フラッシュフィル機能を使って数式なしで同じ作業が行えます。まずはフラッシュフィルの基本的な使い方を押さえておきましょう。ここでは、B5:B14の範囲内にあるすべてのセルの末尾に「.mp3」という文字列を追加します。
📌 手順:
- まず、セルC5を選択します。
- 次に、「The Monster.mp3」と手動で入力します。

- そのセル(C5)を選択した状態で、キーボードのCtrl + Eを押します。すると、残りのセルにも自動的に文字列が追加されます。

3. CONCATENATE関数で複数のセルに文字列を追加する
CONCATENATE関数を使っても、セルに文字列を追加できます。以下の手順に沿って操作してみましょう。
📌 手順:
- まず、作業しやすいようにセルC5を選択します。
- 次に、以下の関数を入力します。
=CONCATENATE("Song: ",B5)
- Enterキーを押すと、「Song: The Monster」という結果が返されます。

- さらに、オートフィルでC列の残りのセルにもCONCATENATE関数をコピーします。

4. LEFT・RIGHT・LEN関数を組み合わせて文字列を追加する
続いて、LEFT関数、RIGHT関数、LEN関数を組み合わせる方法をご紹介します。シンプルで時短にもなる便利なテクニックです。
📌 手順:
- 以下の数式は、セル内の3文字目の直後にハイフン(-)を挿入します。
=LEFT(B5,3)&"-"&RIGHT(B5,LEN(B5)-3)
- Enterキーを押すと、「The-Monster」という結果が得られます。

- さらに、オートフィルでC列の残りのセルにも数式をコピーしましょう。

5. TEXTJOIN関数ですべてのセルに文字列を追加する
TEXTJOIN関数でも同じ処理が可能です。以下の手順で試してみましょう。
📌 手順:
- まず、セルC5を選択します。
- 次に、以下の数式を貼り付けます。
=TEXTJOIN(": ",TRUE,"Song",B5)
- 最後にEnterキーを押します。

- その後、オートフィルでC列の残りのセルにもTEXTJOIN関数をコピーします。

6. VBAコードで複数のセルに文字列を追加する
最後に、シンプルなVBAコードを使ってセルに文字列を追加する方法をご紹介します。大量のデータを扱う場合など、特定の場面で非常に役立つテクニックです。以下の手順で進めていきましょう。
ステップ1:
- まず、モジュールを開きます。開発タブから以下を選択してください。
開発 → Visual Basic

- 「Visual Basic」をクリックすると、「Microsoft Visual Basic for Applications」というウィンドウが開きます。このウィンドウで、VBAコード用のモジュールを挿入します。以下を選択してください。
挿入 → 標準モジュール

- モジュールが表示されたら、以下のVBAコードを記述します。
Sub add_text_to_cell()
Dim x As Range
Dim y As Range
Set x = Application.Selection
For Each y In x
y.Offset(0, 1).Value = "Song: " & y.Value
Next y
End Sub

- その後、ファイルをExcelマクロ有効ブック(.xlsm)として保存します。
ステップ2:
- ワークシートに戻ります。
- B5:B14の範囲のセルを選択します。
- 開発リボンを開きます。
- コードグループにあるマクロを選択します。

- すると、マクロダイアログボックスが開きます。
- 先ほど作成したマクロ「add_text_to_cell」が一覧に表示されているので選択します。
- 実行ボタンをクリックします。

- これで、隣の空白のセルに自動的に「Song: 曲名」という結果が入力されます。

注意点
➜ 参照先のセルに該当する値が見つからない場合、Excelでは#N/Aエラーが発生することがあります。
➜ 数式の引数に数値以外の不正なデータが含まれている場合、#VALUE!エラーが発生します。
まとめ
今回は、Excelのセルに文字列を追加するための6つの方法を解説しました。状況に応じて数式、フラッシュフィル、VBAを使い分けることで、スプレッドシート作業の効率と生産性が大きく向上します。ご不明な点や質問がありましたら、お気軽にコメントをお寄せください。
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