Excelで別のセルの値に基づいて条件付き書式を設定する6つの方法
大量のデータベースを扱っていると、特定のセルや値をもとに他のセルを書式設定し、素早く識別したい場面があるでしょう。そんなときに便利なのが「条件付き書式」です。書式設定用の数式を作成することで、作業負荷を軽減し、業務効率を大幅に向上させることができます。本記事では、Excelで別のセルの値に基づいて条件付き書式を設定する方法を、6つのアプローチから詳しく解説します。
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Excelで別のセルに基づく条件付き書式を設定する6つの方法
ここでは、ID、氏名、部署、売上合計を含む営業担当者のデータベースを例に考えてみます。このデータに対して、氏名・部署・売上合計などの情報をもとに、条件付き書式でセルを強調表示していきます。以下の6つの方法を順番に見ていきましょう。

1. 別のセルの値に基づいて行全体を強調表示する
1つのセルの値をもとに、行全体を強調表示することができます。例として、データベースの中からLuke(ルーク)という名前を探し出してみましょう。まず、ワークシート内の任意の場所に参照用の小さな表を作成し、そこに名前を入力します。その後、以下の手順に従ってください。

ステップ1:
- データ範囲全体を選択します。ホームタブのスタイルグループにある条件付き書式をクリックし、表示されたオプションから新しいルールを選択します。
ホーム → 条件付き書式 → 新しいルール

- 新しいウィンドウが開いたら、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して続行します。

ステップ2:
- 数式欄に以下の数式を入力します。
=$C4=$G$4
- この数式は、データ範囲のセルと名前「Luke(G4)」を比較します。値が一致した場合、そのセルがハイライト表示されます。

ステップ3:
- 次に、一致したセルの書式を設定します。「書式」ボタンからフォント色を「自動」に設定しました。

- 「塗りつぶし」タブでは、任意の色でセルを強調表示できます。お好みの色を選択してください。

- すべての設定が完了したら、OKをクリックして結果を確認します。

- これで、別のセルの値に基づいて行全体が書式設定されました。

あわせて読みたい:条件付き書式で行を強調表示する方法
2. OR関数を使って条件付き書式を設定する
OR関数を使うと、複数の条件のいずれかに一致する場合に書式を適用できます。ここでは、Finance(財務)とITの部署をOR関数で強調表示します。まず、参照表にこれらの文字列を入力しておきましょう。

ステップ1:
- 以下の手順で「新しい書式ルール」ウィンドウを開きます。
ホーム → 条件付き書式 → 新しいルール
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。

ステップ2:
- 以下のOR関数の数式を入力します。
=OR($D4=$G$4,$D4=$G$5)
- ここで、G4は「Finance」、G5は「IT」です。
- OR関数はセルの値をG4およびG5と比較し、いずれかの条件に一致した値をハイライト表示します。

ステップ3:
- 好みに合わせて書式スタイルを選択します。
- OKをクリックすると結果が表示されます。

- 参照セルの値に基づいてセルが書式設定されました。

3. AND関数を使って条件付き書式を設定する
AND関数も条件付き書式に活用できます。こちらは、複数の条件をすべて満たす場合にのみ書式を適用したいときに便利です。ここでは新しい条件として、「Marketing(マーケティング)部署であり、かつ売上合計が$50,000を超える行」を強調表示してみます。

ステップ1:
- 上記と同じ手順で「新しい書式ルール」ウィンドウを開き、以下のAND関数の数式を適用します。
=AND($D4=$G$4,$E4>$G$5)
- ここで、G4は「Marketing」、G5は「$50,000」です。
- 書式スタイルを設定し、OKをクリックするとセルが書式設定されます。

- 条件に応じてセルが書式設定されました。

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4. SEARCH関数を挿入して条件付き書式を設定する
SEARCH関数を使うと、データセット内の特定の文字列を含むセルを検索して書式設定できます。部分一致での検索に便利な方法です。まず、検索したい名前を参照セルに入力します。

ステップ1:
- 「Alex」という名前を検索するために、SEARCH関数を適用します。数式は以下の通りです。
=SEARCH($G$4,$C4)>0
- OKをクリックして続行します。

- ご覧の通り、「Alex」という名前を含むセルがハイライト表示されました。

5. 条件付き書式で空白セルと空白以外のセルを識別する
データベースには、強調表示したい空のセルが含まれていることがあります。条件付き書式を使えば、これも簡単に実現できます。

ステップ1:
- 「新しい書式ルール」ウィンドウを開き、「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。

- 選択肢から「空白」を選びます。

- 書式を設定してOKをクリックします。

- これで空白セルが識別できるようになりました。

6. 条件付き書式で平均以上・平均未満の値を見つける
ステップ1:
- 平均以上または平均未満の値を見つけるには、以下の数式を適用します。
=$E4<AVERAGE($E$4:$E$13)

- OKをクリックして結果を取得します。このようにして、平均未満(または平均超過)の値を簡単に見つけられます。

覚えておきたいポイント
👉 書式を適用した後でも、ルールはいつでも削除・クリアできます。
👉 正確な結果を得るために、絶対参照($)を使って基準となるセルを固定しています。
👉 大文字と小文字を区別して名前を検索したい場合は、SEARCH関数の代わりにFIND関数を使用しましょう。
まとめ
本記事では、別のセルの値に基づいて条件付き書式を設定する6つの方法を解説しました。ご質問や不明な点があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。本記事に関するご意見やご感想も、コメントセクションにてお待ちしております。
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