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Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

Excelで作業をしていると、条件付き書式で色分けしたデータを色を基準にフィルターしたい場面によく出くわします。Excelの条件付き書式機能を使えば、さまざまな条件に応じてセルの見た目を変えることができ、その色をもとにデータを絞り込めば、必要な情報だけを簡単に抽出できます。データ量が少なければ手作業でも対応できますが、大規模なデータセットでは手動での絞り込みは時間がかかり、非常に面倒な作業になってしまいます。しかし心配はいりません。Excelにはスプレッドシートに関するほぼすべての問題に対する解決策が用意されています。この記事では、わずか数ステップで条件付き書式で色付けしたデータを色でフィルターする方法を詳しく解説します。

Excelで条件付き書式を使って色でフィルターする3つのステップ

ここでは、条件付き書式で色分けされたデータを色でフィルターするための3つのシンプルなステップを学びます。例として、ある学校の「中学3年生(10年生)のテスト点数」のデータを使用し、「合計点」を以下の2つの基準で色分けしてフィルターしてみましょう。

  • 合計 > 299 → セルを緑色で塗りつぶす
  • 合計 < 300 → セルを赤色で塗りつぶす

それでは、以下の手順に沿って進めていきましょう。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

なお、本記事では Microsoft Excel 365 を使用していますが、お使いのバージョンに合わせて操作することも可能です。

ステップ01: まず条件付き書式を適用する

最初のステップでは、先ほどの条件に基づいて「合計」列のセルに異なる色を付けるため、データに条件付き書式を適用します。

  • まず、下の画像のように「合計」列のセル範囲を選択します。
  • 次に、リボンの「ホーム」タブを開きます。
  • スタイル」グループにある「条件付き書式」を選択します。
  • ドロップダウンから「セルの強調表示ルール」を選びます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 続いて、下の画像のように「指定の値より大きい」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「指定の値より大きい」ダイアログボックスが開きます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • ダイアログボックスの入力欄に「299」と入力します。
  • 次に、右側のドロップダウン矢印をクリックし、「ユーザー設定の書式」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • セルの書式設定」ダイアログボックスで「塗りつぶし」タブを開きます。
  • 好みの色を選択します。
  • OK」をクリックします。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 指定の値より大きい」ダイアログボックスに戻るので、そこでも「OK」をクリックします。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

これで、選択した色でセルが書式設定されます。下の画像をご確認ください。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 次に、再び「合計」列のセル範囲を選択します。
  • リボンの「ホーム」タブを開きます。
  • スタイル」グループから「条件付き書式」を選択します。
  • ドロップダウンから「セルの強調表示ルール」を選びます。
  • 続けて「指定の値より小さい」をクリックします。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「指定の値より小さい」ダイアログボックスが表示されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 入力欄に「300」と入力します。
  • ドロップダウン矢印をクリックし、「ユーザー設定の書式」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • セルの書式設定」ダイアログボックスで「塗りつぶし」タブを開きます。
  • 好みの色を選択して「OK」をクリックします。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 指定の値より小さい」ダイアログボックスに戻ったら、「OK」をクリックします。

これで、「合計」列が選択した色で書式設定されました。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

ステップ02: フィルターオプションを有効にする

次に、「フィルター」オプションを有効にします。以下の手順に従ってください。

  • まず、見出し行を含めてデータ全体を選択します。
  • リボンの「データ」タブを開きます。
  • 並べ替えとフィルター」グループから「フィルター」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

これで、下の画像のように各列にフィルターのドロップダウンボタンが表示されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

ポイント: データを選択した状態でキーボードショートカットの「Ctrl + Shift + L」を押しても、フィルターを有効にできます。

ステップ03: 色でフィルターする

最後に、セルの色を基準にデータを絞り込みます。以下の手順で操作してください。

  • まず、下の画像のようにドロップダウンアイコンをクリックします。
  • メニューから「色フィルター」を選択します。
  • 続けて、絞り込みたい色を選びます。ここでは「」を選択しました。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

すると、ワークシートに以下のような結果が表示されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

同様に「」を選択すれば、下の画像のような結果が得られます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

フィルター詳細設定(Advanced Filter)を使って色でフィルターする方法

フィルター詳細設定」はExcelの非常に便利な機能です。この機能を使えば、同じワークシート内の指定した場所に、条件に合致したデータだけを抽出できます。ここでは、以下の2つの基準でデータを絞り込んでみましょう。

  • 合計点が299より多い生徒
  • 合計点が300未満の生徒

それでは、フィルター詳細設定を使って色分けデータを絞り込む手順を見ていきましょう。

手順:

  • まず、「合計」という名前の新しい列を作成し、その下のセルに「>299」と入力します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

注意: 新しく作成する列名は、元データの「合計」列の見出しと完全に一致させる必要があります。

  • 次に、リボンの「データ」タブを開きます。
  • 並べ替えとフィルター」グループから「詳細設定」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

すると、「フィルター詳細設定」ダイアログボックスが開きます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • ダイアログボックスの「アクション」で「指定した範囲(コピー先)」を選択します。
  • リスト範囲」欄をクリックし、下の画像のように見出しを含むデータセット全体を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 続いて、「検索条件範囲」欄をクリックし、新しく作成した条件列を選択します。
  • 次に、「抽出範囲」欄をクリックしてセル「B18」を指定します。ここにフィルター結果が表示されます。
  • 最後に「OK」をクリックします。

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これで、合計点が299より多い生徒の一覧が抽出されました。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

条件を「<300」に変更しても、同じ手順で下の画像のような結果を得ることができます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

Excelで「色フィルター」が表示されないときの対処法

Excelで作業中、「色フィルター」のオプションがグレーアウトして選択できないことがあります。多くの場合、これはすべてのセルが同じ色で塗りつぶされていることが原因です。例えば、「中学3年生のテスト点数」データの「合計」列のすべてのセルが黄色一色になっているケースを考えてみましょう。

以下の手順で、この問題を解決できます。

手順:

  • まず、見出しを含むデータセットを選択し、リボンの「データ」タブを開きます。
  • 並べ替えとフィルター」グループから「フィルター」を選択します。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

これで、下の画像のようにフィルターのドロップダウンボタンが追加されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 合計」列の横にあるドロップダウンアイコンをクリックします。

色フィルター」オプションがグレーアウトして選択できないことが確認できます。それでは、この問題を解決しましょう。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 最初の方法の「ステップ01」で説明した手順を使って、データセットに条件付き書式を適用します。すると、下の画像のような結果になります。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

  • 続いて、「合計」列の横にあるドロップダウンアイコンをクリックします。
  • 色フィルター」オプションを選択します。
  • 絞り込みたい色を選びます。ここでは「」を選択しました。

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これで、下の画像のように色に基づいたフィルター結果が表示されます。

Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】

まとめ

今回は、Excelで条件付き書式によって色分けされたデータを色でフィルターする方法を解説しました。基本的な3ステップの手順から、フィルター詳細設定の活用法、そして「色フィルター」が選択できない場合のトラブルシューティングまで、実務で役立つテクニックを網羅しています。ご不明な点や記事改善のためのご意見・ご提案があれば、ぜひコメントでお知らせください。Excelのスキルをさらに磨きたい方は、当サイトの他のチュートリアルもぜひご覧ください。楽しい学びを!

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