Excelでワークシートの向きを横向きに変更する5つの方法
列数が多いデータを扱う場合など、既定の「縦向き」ではなく「横向き」のページ設定を使ったほうが便利なことがあります。例えば、下の画像のようなワークシートを想像してみてください。この記事では、ワークシートの向きを縦向きから横向きに変更する5つの方法を、具体例とともにわかりやすく解説します。ぜひ練習用ファイルをダウンロードして、実際に手を動かしながら読み進めてみてください。
この記事を読みながら操作を練習できるように、練習用ワークブックをご用意しました。ぜひダウンロードしてご活用ください。
Excelでワークシートの向きを横向きに変更する5つの方法
ここでは、ある会社の売上レポートという大量のデータセット(B5:K104のセル範囲)を例に、各方法を紹介していきます。

📚 注意:
この記事のすべての操作は、Microsoft Office 365を使用して行っています。バージョンによって画面やメニュー名称が多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
方法1:「ページレイアウト」タブの「方向」コマンドを使う
最初の方法は、「方向」コマンドを使ってワークシートの向きを縦向きから横向きに変更する、最も基本的なやり方です。手順は以下の通りです。
📌 手順:
- まず、リボンの「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 次に、「ページ設定」グループにある「方向」コマンドのドロップダウン矢印をクリックします。
- 表示された一覧から「横向き」を選択します。

- これで、データセットの向きが縦向きから横向きに変わります。
このように、わずか数クリックでワークシートの向きを簡単に変更できることが確認できました。
関連記事:Excelでページの向きを変更する2つの簡単な方法
方法2:「ページ設定」ダイアログボックスから変更する
2つ目の方法は、「ページ設定」ダイアログボックスから向きを変更する方法です。より詳細なページ設定とあわせて変更したい場合に便利です。手順は以下の通りです。
📌 手順:
- まず、「ページレイアウト」タブを開きます。
- 次に、「ページ設定」グループ右下のダイアログボックス起動ツール(小さな矢印アイコン)をクリックします。

- すると、「ページ設定」という小さなダイアログボックスが表示されます。
- 「ページ」タブ内の「方向」セクションで「横向き」を選択します。
- 最後に「OK」をクリックして完了です。

- データセットの向きが縦向きから横向きに変更されます。
この方法なら、余白や拡大縮小率などの他のページ設定も同時に確認・調整できるのがメリットです。
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方法3:複数のワークシートの向きをまとめて変更する
複数のワークシートの向きを一度に変更することもできます。手順は方法1とほぼ同じですが、複数シートを同時に変更するには、事前にシートをグループ化しておく必要があります。以下の手順で行いましょう。
📌 手順:
- まず、ブック内の複数のシートを選択します。すべてのシートを選択したい場合は、シート見出し(シート名)を右クリックし、「すべてのシートを選択」を選びます。

- すべてのシートを選ぶ必要がない場合は、Ctrlキーを押しながら対象のシート見出しをクリックすることで、必要なシートだけを選択できます。
- 次に、「ページレイアウト」タブを開きます。
- そして、「ページ設定」グループの「方向」コマンドのドロップダウン矢印をクリックし、「横向き」を選択します。

- 選択していた他のシートを確認すると、すべてのシートの向きが縦向きから横向きに一括で変更されていることがわかります。

このように、シートをグループ化すれば、何枚ものシートの向きを一度に効率よく変更できます。
方法4:印刷時に向きを変更する
紙に印刷するタイミングで、ワークシートの向きを変更することも可能です。印刷プレビューを確認しながら設定できるため、仕上がりをイメージしやすいのが特徴です。手順は以下の通りです。
📌 手順:
- まず、「ファイル」>「印刷」をクリックします。ショートカットキーのCtrl+Pでも印刷画面を開けます。

- ここでデータセットの印刷プレビューが表示され、指定した用紙サイズで印刷したときの仕上がりを確認できます。
- 次に、「縦向き」のドロップダウンをクリックし、「横向き」を選択します。

- データセットの向きが縦向きから横向きに変わり、その結果が印刷プレビューにも即座に反映されます。

この方法なら、実際の印刷イメージを見ながら調整できるため、列数の多い表をきれいに収めたいときに特に便利です。
方法5:VBAコードでページの向きを変更する
VBAコードを書くことでも、ワークシートの向きを縦向きから横向きに変更できます。同じデータセットを使って、この方法の手順を説明します。
📌 手順:
- まず、「開発」タブを開き、「Visual Basic」をクリックします。「開発」タブが表示されていない場合は、あらかじめ開発タブを有効化しておく必要があります。また、Alt+F11キーを押してもVisual Basic Editor(VBE)を開けます。

- エディター画面が表示されます。
- 次に、メニューの「挿入」タブから「標準モジュール」をクリックします。

- 開いた空のコード入力欄に、以下のVBAコードを記述します。

Sub Oriente_to_Landscape()
With Worksheets("Data1")
.PageSetup.Orientation = xlLandscape
End With
End Sub
- コードを入力したら、Ctrl+Sキーで保存します(マクロ有効ブック形式での保存が必要な場合があります)。
- Visual Basic Editorを閉じます。
- 次に、「開発」タブの「コード」グループにある「マクロ」をクリックします。

- 「マクロ」という小さなダイアログボックスが表示されます。
- 一覧から「Oriente_to_Landscape」を選択し、「実行」ボタンをクリックしてコードを実行します。

- その後、Ctrl+Pキーを押して印刷プレビューを開きます。
- データセットの向きが縦向きから横向きに変更されており、その状態が印刷プレビューにも反映されていることが確認できます。

これで、VBAコードによって正常にワークシートの向きを横向きへ変更できました。なお、コード内の「Data1」の部分は、実際に変更したいシート名に置き換えて使用してください。
まとめ
以上、Excelでワークシートの向きを横向きに変更する5つの方法を紹介しました。状況に応じて使い分けることで、列数の多いデータも見やすく印刷・共有できるようになります。この記事が皆さんの業務のお役に立てば幸いです。ご不明な点やご要望があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
Excelに関するさまざまな問題と解決策については、当サイトExcelDemyの他の記事もぜひチェックしてください。新しいテクニックを学び続けて、スキルアップを目指しましょう!
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