覚えておきたい!Microsoft Excelのキーボードショートカット ベスト40
Microsoft Excelは、スプレッドシートやデータを業務・日常生活で扱うすべての人のために開発された多用途ソフトウェアです。データの整理や保存はもちろん、数式や関数を使った複雑な計算処理までこなせます。さらに、円グラフ、ガントチャート、フローチャートなど、想像できるほぼすべての種類のチャートでデータやプロジェクトを視覚化できる点も大きな魅力です。
Excelはもともとデータ入力を目的として開発されましたが、その後、会計、タスク管理、財務モデリングからイベント運営まで、あらゆる用途に対応するように進化してきました。そのぶん、決して簡単なソフトウェアとは言えません。Excelで効率よく作業するには、キーボードショートカットの活用が不可欠です。本記事では、そのショートカットに焦点を当てて詳しく解説します。
なぜキーボードショートカットが必要なのか?
Excelを長年使っている人でも、初めて知る機能やショートカットに出会えば驚かされることがあります。Excelには何百ものショートカットやキーの組み合わせが存在しますが、安心してください。すべてを暗記する必要はありません。
実際に使う機会が多いショートカットはごく一部です。ここでは、毎日の作業で必ず役立つ重要なものに絞ってご紹介します。
よく使われる定番のExcelショートカット
Ctrl+C(コピー)やCtrl+V(貼り付け)など、Windows 10/11やMicrosoft Officeアプリ共通のショートカットはすでにおなじみの方も多いでしょう。それでも、まず押さえておきたい定番ショートカットを表にまとめました。これらを使いこなせば、スプレッドシート操作の習熟度がぐっと高まります。
| Ctrl+A | すべて選択 |
| Ctrl+C | コピー |
| Ctrl+V | 貼り付け |
| Ctrl+X | 切り取り |
| Ctrl+Z | 元に戻す |
| Ctrl+Y | やり直し |
| Ctrl+B | 太字 |
| Ctrl+I | 斜体 |
| Ctrl+U | 下線 |
| Alt+H | [ホーム]タブへ移動 |
| Delete(またはDEL) | セルの内容を削除 |
| Ctrl+O | ブックを開く |
| Ctrl+W | ブックを閉じる |
| Alt+H+H | セルの塗りつぶし色を選択 |
これらのショートカットは非常に便利なので、Excelだけでなく、WordやWebブラウザーなど、仕事やプライベートで頻繁に使うあらゆるアプリケーションでも積極的に活用しましょう。
ピボットテーブル関連のショートカット
ピボットテーブルはExcelの中でも特に強力なツールです。選択した行や列を集約したり、再編成したりできます。大量の行データを要約したいときや、データ同士を比較したいときに重宝します。ピボットテーブルを頻繁に使う方は、以下のショートカットを習慣化してみましょう。
| 右クリック | 選択した行・列・セルのコンテキストメニューを表示 |
| Ctrl+D | テーブルを削除 |
| Ctrl+M | テーブルを移動 |
| Ctrl+R | テーブルの名前を変更 |
| Alt+Shift+→(右矢印) | 選択したピボットテーブル項目をグループ化 |
| Alt+Shift+←(左矢印) | 選択したピボットテーブル項目のグループ化を解除 |
基本のショートカットを把握したところで、次は生産性とスピードをさらに高める、その他のショートカットを見ていきましょう。
移動(ナビゲーション)系のショートカット
以下のショートカットを使えば、ワークシート間の切り替えや画面内の移動を格段に素早く行えます。
| Ctrl+Page Up | ワークシートタブを右方向へ切り替えるキーの組み合わせです。 |
| Ctrl+Page Down | ワークシートタブを左方向へ切り替えるキーの組み合わせです。 |
| Ctrl+Backspace | アクティブなセル(現在選択中のセル)を画面に表示します。 |
| F11 | 新しいグラフを作成します。リボンを何度も操作する手間を省ける、非常に優秀なショートカットです。 |
| Ctrl+F | 検索機能に素早くアクセスします。 |
| Ctrl+Q | Excelのヘルプ機能に素早くアクセスします。 |
| Ctrl+矢印キー | 矢印方向にある最終入力セルへジャンプします。たとえばCtrl+→なら右端のセルへ、Ctrl+↓なら一番下のセルへ移動します。 |
| Ctrl+F12 | [ファイルを開く]ダイアログを素早く開き、別のブックへアクセスできます。 |
| Ctrl+F1 | リボンの表示/非表示を切り替えます。 |
項目選択のショートカット
マウスでのドラッグによる範囲選択よりも、以下のショートカットを使ったほうが行や列を素早く選択でき、時短につながります。
| Ctrl+Space | 列全体を選択します。もう見出しをクリックしてマウスでドラッグする必要はありません。 |
| Shift+Space | 行全体を選択します。 |
| Ctrl+0 | 選択した列をすべて非表示にする、シンプルなショートカットです。 |
関数・数式のショートカット
Excelの核心はなんといっても数式と関数です。変数を一つひとつ手入力するのはやめて、以下のショートカットで作業効率をグッと上げましょう。
| Ctrl+' | ワークシート上のすべての数式の表示/非表示を切り替えます。また、セルをクリックすれば数式バーにその数式が表示されます。 |
| Ctrl+Alt+F9 | 開いているすべてのブック内の全数式を再計算したいときに使用します。 |
| Ctrl+Shift+$ | 選択したセルを通貨形式へ自動変更します。複数セルを選択した状態でもまとめて適用可能です。 |
| Ctrl+Shift+% | 選択したセルにパーセント形式を適用します。 |
| Alt+= | SUM()関数を自動挿入します。おそらくExcelで最も使用頻度の高い数式なので、専用のショートカットがあるのは嬉しいところ。SUM関数は複数の列・行のデータを自動で合計します。合計結果を表示するための余分な列(右側)と行(下側)をそれぞれ1つ含めて選択しておけば、Excelがそこに合計値を表示してくれます。 |
| Alt+H+O+I | キーを順番に押して操作を完成させる組み合わせショートカットです。まずAlt+Hで[ホーム]タブを選択し、Altを押しながらOで[書式]メニューを選びます。最後にIを押すと、列幅が自動調整されます。各文字を押している間、Altキーは離さないようにしてください。 |
| Ctrl+[ | 他のセルからどのセルが参照されているかを確認できます。複雑な数式を扱う際に特に便利です。 |
| Ctrl+Shift+J | ワークシート内のすべての定数の一覧を表示します。 |
| Alt+M | [数式]タブを開きます。 |
| Shift+F3 | [関数の挿入]ウィンドウを開き、目的の関数を挿入できます。 |
日付・時刻のショートカット
以下の日付・時刻ショートカットを活用すれば、勤怠記録や作業ログなども瞬時に入力できます。
| Ctrl+Shift+# | 日付形式を変更できます。 |
| Ctrl+Shift+@ | このキーの組み合わせで時刻スタイルに素早くアクセスできます。そこから選択したセルに時刻を追加できます。 |
| Ctrl+; | 今日の日付をスプレッドシートに追加したいときは、このショートカットで素早く入力できます。 |
| Ctrl+Shift+; | 選択したセルに現在の時刻を正確に挿入します。 |
編集系のショートカット
セル・行・列・コメントの編集は、地味に時間がかかる作業です。以下のショートカットで作業スピードをアップさせましょう。
| Ctrl+1 | [セルの書式設定]ダイアログボックスを開きます。セルの外観を細かく変更できます。 |
| Ctrl+K | セルまたはセル内のデータを選択した状態で押すと、ハイパーリンクの設定ボックスが開きます。リンク先のURLを貼り付けましょう(コピーショートカットと貼り付けショートカットを使えば、実践練習にもなります)。 |
| F2 | 最もよく使われるExcelショートカットの一つです。セルを直接編集できるので、ちょっとした修正に最適です。 |
| F4 | 直前の操作を繰り返します。数式でも編集作業でも、このキー一つで同じ操作をコピーでき、大幅な時短になります。 |
| Ctrl+ +(プラス) | 新しい行や列を素早く挿入できます。 |
| Ctrl+ -(マイナス) | 行や列を削除します。 |
| Shift+F2 | 選択したセルにコメントを挿入、または既存のコメントを編集します。 |
書式設定のショートカット
データの書式設定は、読みやすさと見栄えを左右します。とはいえ、時間をかけすぎるのはもったいないもの。以下のショートカットを積極的に使いましょう。
| Ctrl+Shift+& | 選択したセルに罫線をすばやく適用します。スプレッドシートを整然と見やすく保ちたいときに大活躍します。 |
| Ctrl+Shift+_ | 罫線をすばやく削除したいときは、対象のセルを選択してこのキーを押します。 |
| Ctrl+Shift+~ | 選択したセル(またはセル範囲)を標準形式に変更します。標準形式は既定の書式で、入力した数字がそのまま表示され、装飾は一切加わりません。 |
| Ctrl+Shift+^ | 選択したセルに指数形式を適用します。 |
| Ctrl+Shift+! | 選択したセルに桁区切り(カンマ)スタイルを適用します。たとえば1000を超える数値は「1,000」と表示されます。数値を見やすく整えたいときに便利です。 |
スプレッドシートの達人でも、年に数回しかExcelを使わないという人でも、いくつかのショートカットを覚えておくだけで、作業は格段に楽になり、時間の節約にもつながります。あなたのお気に入りのExcelショートカットやキーの組み合わせがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
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