ExcelとGoogleスプレッドシートで重複する行を削除する方法
Microsoft Excelは最も広く使われている表計算ソフトウェアであり、その代表的な代替手段としてGoogleスプレッドシートがあります。5列程度の小さな表から50列規模の大きな表まで、どちらのツールでも柔軟に作成できます。しかし、複数のExcelシートを結合した際などに、同じ値を持つ行が何百行も発生することがあります。そんな重複行を手作業で一件ずつ探し出すのは非効率ですよね。この記事では、ExcelとGoogleスプレッドシートで重複行を一括削除する簡単な方法をご紹介します。
Excelで重複行を削除する方法
Microsoft Excelには重複データを削除する標準機能が搭載されているため、操作はとても簡単です。まず対象となるExcelスプレッドシートを開き、リボンの「データ」タブに移動して、「重複の削除」ボタンをクリックします。
次に、重複している行が含まれる列を選択するよう求められます。

どの列に重複があるか確信が持てない場合は、一度に1列ずつ選んで確認するのが安全です。逆に、データ構造をしっかり把握していれば、すべての列をまとめて選択しても問題ありません。
Googleスプレッドシートで重複行を削除する方法
Googleスプレッドシートには残念ながら重複削除の標準機能がないため、「Remove Duplicates」というアドオンを利用します。まずGoogleドライブのアカウントにログインし、アドオンのページからインストールを行ってください。
インストール後、対象のスプレッドシートを開き、メニューの「アドオン」→「Remove Duplicates」→「重複または固有の値を検索」の順に選択します。

続いて、処理の対象となる表の範囲(列と行の範囲)を指定します。全4ステップのうちのステップ2では、「重複」(最初に出現した行を残し、以降の重複のみ検出)を選択して先へ進みます。その後、判定基準となる列見出しを選択して「次へ」をクリックしましょう。

次のステップでは「選択範囲内の行を削除」を選びます。「完了」ボタンを押すと、すべての重複行が瞬時に削除されます。
アドオン使用時の注意点
このアドオンを使う際に、ひとつ知っておくべき重要なポイントがあります。
例えば、「商品名」と「価格」の2列だけからなる価格表のスプレッドシートを考えてみましょう。
| 商品名 | 価格 |
| 商品名1 | $105 |
| 商品名2 | $75 |
| 商品名1 | $95 |
| 商品名3 | $45 |
A列に同じ商品名が複数回登場し、B列では同じ商品に対して異なる価格が設定されているケースで、A列だけを基準に重複行を削除すると、意図しないデータまで消えてしまう可能性があります。このような場合は、削除基準とする列を慎重に選ぶか、事前にデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。データ構造を正しく理解した上で操作すれば、このチュートリアルの手順で問題なく重複を整理できます。
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