Microsoft PowerPointでプレゼンテーションを比較・マージして変更履歴を管理する方法
Microsoft PowerPointがプレゼンテーション作成において非常に強力なツールであることは、誰もが知っています。しかし、プレゼンテーション内で行われた変更履歴を追跡できることをご存じの方は少ないのではないでしょうか。本記事では、この便利な機能を最大限に活用する方法について詳しく解説します。
PowerPointプレゼンテーションの比較とマージとは
近年、在宅勤務で個別に作業をする人が増えており、上司は一定期間にわたってプレゼンテーションに加えられた変更を確認する必要に迫られることがあります。そんなときに役立つのが、PowerPointの比較・マージ機能です。この機能は、チームでの共同作業をさまざまな面でサポートしてくれる優れたツールといえます。
変更履歴の追跡に必要なもの
PowerPointで変更履歴を追跡するには、以下の2つのファイルが必要です。
- 元となるソースファイルのコピー
- レビュー(修正)済みファイルのコピー
両方のファイルを用意したら、まずレビュー対象のPowerPointファイルを開きましょう。ファイルは簡単に入手・準備できるので、次のステップに進む前に必ず手元に揃えておいてください。
関連記事:Microsoft PowerPointでベン図を作成する方法
比較・マージ機能へのアクセス方法

比較機能にアクセスするには、Microsoft PowerPointの「校閲」タブをクリックし、表示されたメニューから「比較」を選択します。
次に、比較対象となるもう一方のバージョンのファイルを指定し、「マージ」ボタンをクリックします。操作が完了すると、画面右側に「変更履歴(Revisions)」というセクションが表示され、加えられたすべての変更内容を一覧で確認できるようになります。

画像の例では、片方のバージョンにスライドが追加されているため、両者の内容に差異があることがわかります。ただし、2つのPowerPointドキュメントをマージした後は、それらは1つのファイルとして統合されます。
変更内容の確認と承認
この機能の注目ポイントは、チームで作業している場合、誰がどのような変更を行ったのかを細かく確認できるところです。確認後は、元のコンテンツを保持するか、変更を受け入れるかを選択でき、変更の採用は1件のみ、複数件、あるいはすべてまとめて行うことも可能です。
その有用性の高さを考えると、この機能はMicrosoft PowerPointに搭載されている最良の機能のひとつだと言えるでしょう。
多くの人が在宅勤務を行っている現在、この機能を活用すれば、同じプロジェクトに取り組むチーム間のコラボレーションが格段にスムーズになり、作業効率も大きく向上するはずです。
-
【保存版】Excelファイルとシートを結合する方法|標準機能とVBAマクロで簡単にまとめる
複数のMicrosoft Excelファイルを扱っていると、Excelファイルやシートを1つにまとめたい場面がよくあります。複数のシートを1つのファイルに統合したり、複数のブックを1つに結合したりするケースです。コピーアンドペーストでも対応できますが、ファイルやシートの数が多いと非常に手間がかかります。この記事では、Excelに標準搭載されている機能とVBAマクロを使って、効率よく結合する方法を解説します。 Excelファイル・シートを結合する前に準備しておくこと 結合作業を始める前に、どの順番でシートを並べるのかをしっかり計画しておきましょう。後からシートを並べ替えることも可能ですが、事前に
-
Microsoft Wordで2つの文書を比較する方法|変更箇所の確認から統合まで徹底解説
Microsoft Wordは、個人用から業務用まで、さまざまな文書作成に活用されている定番のワープロソフトです。しかし実際の現場では、文書の作成と修正が別々の人によって行われることも少なくありません。原本と修正版の2つのファイルがある場合、「どこがどのように変更されたのか」を確認したいというニーズは自然に生まれます。実は、Microsoft Wordには2つの文書を自動的に比較し、変更箇所を特定できる機能が標準で搭載されています。この記事では、Wordの「文書の比較」機能について詳しく解説していきます。Microsoft Wordで2つの文書を比較する手順まず、比較したい両方のファイルがパソ