Microsoft ExcelのHOUR・MINUTE・SECOND関数の使い方を徹底解説
Microsoft Excelには、時刻データから「時」「分」「秒」をそれぞれ取り出せる、HOUR(時)、MINUTE(分)、SECOND(秒)の3つの関数が用意されています。この記事では、それぞれの関数の特徴と、実際の操作手順をわかりやすく解説します。
HOUR・MINUTE・SECOND関数の基本
- HOUR関数:時刻から「時」を0〜23の数値として返します。書式は =HOUR(シリアル値) です。
- MINUTE関数:時刻から「分」を0〜59の数値として返します。書式は =MINUTE(シリアル値) です。
- SECOND関数:時刻から「秒」を0〜59の数値として返します。書式は =SECOND(シリアル値) です。
各関数の構文と引数
3つの関数はいずれも引数が1つだけで、構成は共通しています。
HOUR(シリアル値)
シリアル値:取り出したい「時」を含む時刻を指定します。
MINUTE(シリアル値)
シリアル値:取り出したい「分」を含む時刻を指定します。
SECOND(シリアル値)
シリアル値:取り出したい「秒」を含む時刻を指定します。
なお「シリアル値」とは、Excelが日付や時刻を内部的に数値として管理している値のことです。セルに入力済みの時刻データや、TIME関数の結果などをそのまま指定できます。
HOUR関数の使い方
ここでは、A列に時刻データが入力された表を例に、「時」の部分だけを取り出してみましょう。

まず、結果を表示したいセルをクリックして選択します。
次に、=HOUR( と入力します。
続いてシリアル値として、時刻が入力されている範囲 A2:A5 を指定し、括弧を閉じます。

Enterキーを押すと、計算結果が表示されます。

「関数の引数」ダイアログを使う方法
数式を直接入力する以外にも、リボンから関数を挿入する方法があります。
- 数式タブをクリックし、関数ライブラリグループの日付/時刻を選択します。
- ドロップダウンメニューからHOURを選ぶと、関数の引数ダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックスのシリアル値欄に A2:A5 と入力します。
OKをクリックすると、結果が表示されます。
MINUTE関数の使い方

結果を表示したいセルを選択し、=MINUTE( と入力します。
シリアル値として A2:A5 を指定し、括弧を閉じます。

Enterキーを押すと、時刻から「分」が抽出されて表示されます。

こちらも、数式タブ→関数ライブラリグループの日付/時刻から同じ操作が可能です。
ドロップダウンメニューでMINUTEを選択すると、関数の引数ダイアログボックスが開きます。

シリアル値欄に A2:A5 と入力し、OKをクリックすれば完了です。
SECOND関数の使い方

結果を表示したいセルを選択し、=SECOND( と入力します。
シリアル値として A2:A5 を指定し、括弧を閉じます。

Enterキーを押すと、時刻から「秒」が抽出されて表示されます。

同様に、数式タブ→関数ライブラリグループの日付/時刻からも挿入できます。
ドロップダウンメニューでSECONDを選択すると、関数の引数ダイアログボックスが表示されます。

シリアル値欄に A2:A5 と入力し、OKをクリックすると結果が表示されます。
まとめ
HOUR・MINUTE・SECOND関数を使えば、時刻データから任意の要素を簡単に数値として取り出せます。勤怠管理やログ分析など、時刻を扱う場面で非常に便利なので、直接入力と「関数の引数」ダイアログの両方の操作方法を覚えておくとよいでしょう。
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