ExcelのTODAY関数の使い方|今日の日付を自動表示・日付計算に活用する方法
TODAY関数は、ワークシートに現在の日付を表示したり、日付の計算に利用したりできる便利な関数です。TODAY関数はExcelの「揮発性関数」に分類されるため、この関数を含むワークシートが再計算されるたびに、自動的に最新の日付へと更新されます。
※この記事の内容は、Excel 2019/2016/2013/2010/2007、Microsoft 365版Excel、Excel Online、Mac版Excel、iPad版・iPhone版・Android版Excelに対応しています。
TODAY関数の構文と引数
関数の「構文」とは、関数名・括弧・カンマ区切り・引数など、関数全体の書き方の形式を指します。
TODAY関数の構文は以下のとおりです。
=TODAY()
TODAY関数には引数がありません。代わりに、コンピューター内部で管理されている「シリアル値」(現在の日付と時刻を数値として記録したもの)を読み取り、パソコンの内蔵時計から現在の日付情報を取得します。
ワークシートにTODAY関数を入力する方法は、次の2通りがあります。
- セルに直接関数を入力する
- 「関数の引数」ダイアログボックスから入力する
TODAY関数には手動で入力できる引数がないため、どちらの方法でも手間はほぼ変わりません。実務では、セルに直接「=TODAY()」と入力するのが最も手軽です。
注意: 自動再計算が有効になっている場合、ブックを開くたびに日付が当日のものに更新されます。日付を固定したい場合は、キーボードショートカットの「Ctrl」+「;」(セミコロン)キーを使って現在の日付を直接入力しましょう。Macの場合は「Command」+「;」です。
日付計算でのTODAY関数の活用
TODAY関数の真価が発揮されるのは、日付の計算に使うときです。他のExcelの日付関数と組み合わせることで、さまざまな情報を抽出できます。
たとえば、セルA2にTODAY関数を入力しておき、その結果をYEAR(年)、MONTH(月)、DAY(日)の各関数の引数として渡すことで、現在の年・月・日をそれぞれ別のセルに取り出すことができます。
また、TODAY関数は2つの日付の間隔(日数や年数)を求める計算にも利用できます。
日付は数値として保存されている
Excelでは、日付は内部的に「シリアル値」という数値として保存されています。ワークシート上では見やすいように日付形式で表示されているだけで、実際には数値なので、日付同士の引き算が可能です。
例を挙げると、2018年11月1日のシリアル値は「43405」(1900年1月1日から数えて43,405日目)です。同様に、2015年10月15日は「42292」となります。
したがって、2つの日付の差を求める引き算の式では、「43405 − 42292 = 1113」と計算され、2つの日付の間が1,113日であることがわかります。
なお、この計算式ではDATE関数を使うことで、2015年10月15日という日付が確実に「日付データ」として入力・保存されるようにしています。
もう一つの例では、YEAR関数でTODAY関数から現在の年を取り出し、そこから1999を引くことで、2つの年の差(2018 − 1999 = 19年)を求めています。
注意: 計算結果を表示するセルが、数式を入力する前に「標準」以外の書式(日付形式など)になっていた場合、正しい結果が表示されないことがあります。この問題の解決方法については、後述の「日付の表示形式の問題を修正する」セクションを参照してください。
日付が更新されないときの対処法
ブックを開いてもTODAY関数の結果が当日の日付に更新されない場合は、そのブックの自動再計算が無効になっている可能性があります。
自動再計算を有効にする手順は以下のとおりです。
Windowsの場合:「ファイル」>「オプション」を選択します。Macの場合:「Excel」>「環境設定」を選択します。
Windowsの場合:「数式」を選択します。Macの場合:「計算方法」を選択します。
「計算方法の設定」セクションで「自動」を選択し、自動再計算をオンにします。
ダイアログボックスを閉じて、ワークシートに戻ります。
日付の表示形式の問題を修正する
Excelで2つの日付を引き算すると、結果が数値ではなく別の日付として表示されることがあります。これは、数式を入力する前にそのセルが「標準」形式だった場合に起こる現象です。
数式に日付が含まれていると、Excelが自動的にセルの書式を「日付」に変更してしまうためです。このままでは誤った情報が表示されます。計算結果を数値として表示するには、セルの表示形式を「標準」または「数値」に戻す必要があります。
書式が正しくないセル(またはセル範囲)を選択します。
選択したセルを右クリックして、ショートカットメニューを開きます。
「セルの書式設定」を選択し、ダイアログボックスを開きます。
「表示形式」タブを選択して、書式オプションを表示します。
「分類」の一覧から「標準」を選択します。
「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、ワークシートに戻ります。
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