ExcelのCONCATENATE関数でセルを結合する方法【書式と使い方を解説】
Microsoft Excelにおける「連結」とは、ワークシート上の2つ以上のセルの内容を、別のセルにひとつにまとめることです。この操作は、CONCATENATE関数か、連結演算子であるアンパサンド(&)のいずれかを使って実現できます。
※この記事で紹介する手順は、Excel 2019/Excel 2016/Excel 2013/Excel 2010/Microsoft 365版Excel/Excel for Mac/Excelオンラインに対応しています。
CONCATENATE関数の書式と引数
関数の「書式」とは、関数名・括弧・カンマ区切り・引数など、関数全体の構成パターンのことです。
CONCATENATE関数の書式は次のとおりです。
=CONCATENATE(文字列1,文字列2, ... 文字列255)
文字列1(必須):結合する最初の項目です。単語や数字などのテキスト、二重引用符で囲んだ半角スペース、あるいはワークシート上のデータがある場所を示すセル参照を指定できます。
文字列2~文字列255(省略可・最大255項目):結合する残りの項目です。スペースを含めて最大8,192文字まで指定でき、各項目は必ずカンマで区切ります。
なお、どちらの連結方法でも、単語の間に半角スペースは自動的に挿入されません。「Baseball」のような複合語をひとつにつなげる場合や、複数の数字列をつなげる場合にはそれで問題ありませんが、氏名や住所のように「姓+スペース+名」の形にしたい場合は、例画像の4~6行目のように、数式の中にスペースを組み込む必要があります。
数値を連結するときの注意点
例画像の7行目のように、数値どうしを連結することもできます。ただしこの場合、結果の「123456」はExcel上では数値として認識されず、文字列データとして扱われる点に注意が必要です。
そのため、セルC7に表示された結果は、SUM関数やAVERAGE関数などの計算系関数の引数として使えません。この種のデータを関数の引数に含めると、ほかのテキストデータと同様に無視されてしまいます。
見分けるポイントは、セルC7の連結結果が「左揃え」になっていることです。左揃えはテキストデータの既定の配置です。連結演算子の代わりにCONCATENATE関数を使った場合も、同様の結果になります。
CONCATENATE関数の具体的な使い方
関数をすべて手入力することもできますが、「関数の引数」ダイアログボックスを使うほうが簡単です。ダイアログボックスなら、括弧やカンマ、さらにこの例では空白を囲む二重引用符も自動的に入力してくれるからです。
以下、ダイアログボックスを使ってセルC4に関数を入力する手順を紹介します。
セルC4をクリックして、アクティブセルにします。
リボンの数式タブを開きます。
文字列操作をクリックして、関数のドロップダウンリストを表示します。
CONCATENATEを選択します。Excel 2019/Excel 2016ではCONCATを選んでください。
補足:CONCATENATE関数は後継のCONCAT関数に置き換えられました。Excel 2019およびExcel 2016では旧バージョンとの互換性のため引き続き利用できますが、今後のバージョンでは廃止される可能性があります。
関数の引数ダイアログボックスで、カーソルを文字列1の入力欄に置きます。
ワークシート上のセルA4をクリックし、セル参照を入力します。
カーソルを文字列2の入力欄に移動します。
キーボードのスペースキーを押して半角スペースを入力します。Excelが自動的にスペースを二重引用符で囲んでくれます。
カーソルを文字列3の入力欄に移動します。
ワークシート上のセルB4をクリックし、セル参照を入力します。
OKをクリックして関数を確定します。
これで、結合された名前「Mary Jones」がセルC4に表示されます。
=CONCATENATE(A4," ",B4)
セルC4を選択すると、ワークシート上部の数式バーに入力済みの関数全体が表示されます。
連結テキストにアンパサンド(&)を表示させる方法
会社名などでは、単語の代わりにアンパサンド(&)が使われることがあります(例画像の6行目を参照)。
アンパサンドを連結演算子として機能させず、テキスト文字として表示したい場合は、ほかの文字と同じように二重引用符で囲みます。6行目の数式がその例です。
この例では、アンパサンドの左右にスペースを置いて、前後の単語と区切っています。同じ結果にするには、次のように二重引用符の中でアンパサンドの両側にスペースを入力します。
" & "
連結演算子としてアンパサンドを使う数式の場合も、スペース付きのアンパサンドを二重引用符で囲んで数式に含める必要があります。そうすることで、計算結果にテキストとして表示されます。
=A6&" & "&B6
たとえば、セルC6に入力した数式を上記の数式に置き換えても、まったく同じ結果が得られます。
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