ExcelのEDATE関数の使い方|指定月数後の日付を簡単に計算する方法
ポイント
- EDATE関数の構文は2つの引数(開始日と月数)を取り、=EDATE(日付, 月数)のように記述します。
- 計算する月数には、正または負の整数を指定できます。
- EDATE関数は、金融取引における満期日、有効期限、支払期限などの計算によく使われます。
この記事では、Microsoft 365版Excel、Excel 2019、およびそれ以前のExcel 2016でEDATE関数を使用する方法について解説します。
Microsoft ExcelでEDATE関数を使う方法
Microsoft ExcelのEDATE関数は、指定した日付に対して特定の月数を加算または減算した結果の日付を計算する関数です。例えば、「今日から13ヶ月後の日付」を知りたい場合、EDATE関数を使えば簡単に求められます。
この関数は、次の2つの引数に基づいて動作します。
- start_date(開始日):計算の基準となる日付です。
- month(月数):開始日に加算または減算する月数です。
EDATE関数の構文は以下の通りです。
=EDATE(日付, 月数)
この数式では、日付はExcel内で日付が入力されているセルの場所、月数は加算または減算したい月の数を表します。
先ほどの例を使うと、関数は次のようになります。
(今日の日付が2020年10月18日であると仮定します)
=EDATE(セル,13)
ただし、この関数の動作にはいくつか注意点があるため、以下の手順に沿って詳しく説明していきます。
この例では、Excelのスプレッドシートに「開始日」「月数」「EDATE」の3つの列を用意しています。これらの列は、関数の仕組みを説明するために使用するものです。必ずしも同じレイアウトにする必要はありません。重要なのは、開始日が正しく書式設定されていること、そして数式が正しく入力されていることです。計算結果は任意のセルに表示できます。
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まず、Excelで計算の起点となる日付をセルに入力します。この例では、日付はセルA2に入力されており、2020年10月18日です。
Excelでは、単に日付を入力すれば自動的に認識されるわけではありません。入力した日付を「日付」として認識させるには、書式設定を行う必要があります。手順は、日付を入力した後、そのセルを選択します(複数のセルを選んでまとめて書式設定することも可能です)。次に、キーボードでCtrl+1を押すと、「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。「表示形式」タブの分類から「日付」を選択し、使用したい日付の形式を指定しましょう。
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隣の列(この例では「月数」列)の同じ行に、使用したい月数を入力します。加算する月数でも減算する月数でも指定できるため、正の整数または負の整数を入力できますが、小数は指定できない点に注意してください。
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さらに隣の列(この例では「EDATE」列)の同じ行に、次の数式を入力します。
=EDATE(A2,13)
これは、「セルA2の日付に13ヶ月を加算したい」ということをExcelに指示する数式です。
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次に、キーボードのEnterキーを押します。すると、日付ではなく数字が返されますが、慌てる必要はありません。Microsoft Excelは日付を、1900年1月1日を起点とした連続した数値(シリアル値)として内部的に保存しているためです。数式が正しく入力されていれば、返される数値は「44518」になるはずです。これは、2020年10月18日に13ヶ月を加えた日付が、1900年1月1日から44,518日後にあたるためです。
なお、Excelは月末の日付を自動的に認識し、月の日数が異なる場合には前後に調整してくれます。例えば、開始日が2020年1月31日で同じく13ヶ月を加算した場合、EDATE関数の結果は2021年2月28日となります。
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返された数値を人間が読める日付に変換するには、該当するセルをクリックして選択し、キーボードでCtrl+1を押します。「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。
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「セルの書式設定」ダイアログボックスで、左側の分類一覧から「日付」を選択します。
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右側に表示されるオプションの中から、使用したい日付の表示形式を選び、「OK」をクリックします。
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これで、選択した形式で日付が正しく表示されるはずです。
EDATE関数の主な活用シーン
EDATE関数は、Excelの日付/時刻関数に分類される関数で、最も一般的には買掛金や売掛金の管理業務において、勘定の満期日を計算するために使用されます。それ以外にも、月単位での件数集計を行う際や、ある基準日からXヶ月後・Xヶ月前の日付を把握したい場合など、さまざまな場面で活用できます。
また、EDATE関数は他の関数と組み合わせて使用することも可能なので、用途に応じて柔軟に活用してみてください。
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