Gmailパワーユーザーになるための13のクイックテクニックと厳選拡張機能
Gmailの活用術は、いくら知っていても足りることはありませんよね。
Gmailは洗練されたインターフェースと多彩な便利機能を備え、他のウェブメールサービスやデスクトップメールクライアントに対して優位性を持っています。その人気ゆえに、開発者たちは絶えず新しい拡張機能やプラグインを生み出しています。
Gmailユーザーであるあなたには、使いこなすためのトリックや拡張機能が無限にあります。この記事では、その中から特に有用なものを厳選してご紹介し、さらに20個の拡張機能をまとめた記事への道しるべもお付けします。
まず押さえたい3つの必須Gmail拡張機能
まずは、きっと気に入るはずの人気拡張機能から始めましょう。
- Boomerang(ブーメラン):メールの送信予約やフォローアップを手間なく実現できる定番ツール。Chrome、Firefox、Safariで利用できます。
- Checker Plus for Gmail:Gmail向けデスクトップ通知の決定版とも言えるChrome拡張機能。ブラウザでGmailを開かずに、新着メールの閲覧や削除まで行えます。
- Gmelius:受信トレイの見た目のカスタマイズ、メールのGoogleカレンダーへの変換、開封トラッキングのブロックなど、Gmailの操作性を大幅に強化できる多機能拡張機能です。
※かつて紹介されていた「Gmail Offline」は公式サービスとして提供終了となりました。オフラインでのメール処理が必要な場合は、Gmail設定内のオフライン機能や、OutlookなどのデスクトップメールクライアントとのIMAP同期が代替手段になります。
それでは、あなたをGmailパワーユーザーの仲間入りへと導く10のテクニックを見ていきましょう。設定画面を頻繁に使うので、まず場所を確認しておいてください。Gmail右上のプロフィール画像の下にある歯車アイコンをクリックし、表示されるメニューから[設定](または[すべての設定を表示])を選択します。
1. Gmailをメールのハブにする
毎日複数のメールアカウントを行き来するのは非効率です。メインのGmailアカウントに送受信・仕分けを一元化しましょう。[設定] > [アカウント]から操作できます。
[名前を付けてメールを送信]と[他のメール アカウントを確認]という項目を探し、ガイドに沿ってセットアップを進めると、別の所有アカウント宛てのメールをPOP3経由で受信したり、そのアカウントのアドレスから送信したりできるようになります。追加したいアカウントごとにこの作業を繰り返す必要があります。その際、各メールサーバーの設定情報があるとスムーズです。
信頼できる人にメール処理を委任したい場合は、同じ[アカウント]セクションからアカウントへのアクセス権を付与することも可能です。
補足:
- POPではなくIMAPで受信したい場合は、各アカウント側でメインのGmailアドレスへの自動転送を設定する方法がおすすめです。
- 「名前を付けてメールを送信」にアドレスを追加する際、エイリアスとして扱うかどうかを選択します。エイリアスについてよくわからない場合は、Gmailエイリアスの解説記事を参考にしてください。
2. Gmailを整理して高速化する
パワーユーザーなら、Gmailを散らかしたり遅くしたりする要素は排除したいもの。まずはここから始めましょう。
- グループメールをミュートする:メッセージを開き、[その他]メニューから[ミュート]を選択。スレッド自体は届き続けますが、通知だけが止まります。
- 使わないラベルを隠す:サイドバーの[ラベルを管理]または[設定] > [ラベル]から非表示にできます。
- 1ページあたりの表示件数を増やす:[設定] > [全般]の[最大ページ サイズ]で、連絡先やメッセージの表示数を増やせます。
- 回線が遅いときはHTML表示に切り替える:見た目はシンプルですが、低速回線では大幅な時短になります。
Gmailのインターフェースやワークフローを細かく制御したいなら、前述のGmeliusが最適です。受信トレイのデザイン変更、メールのカレンダー変換、トラッキング防止など、できることが非常に多いのが魅力です。
3. GmvaultでGmailをローカルバックアップする
Gmvaultは無料のオープンソースデスクトップアプリで、Gmailのバックアップを手間なく行えます。Windows、Linux、Macにインストールし、フル同期モードを実行すればアカウント全体をバックアップ。以降はクイック同期で差分だけを定期更新できます。複数のGmailアカウントのバックアップや、保存メールの暗号化にも対応しています。
もう一つの確実な方法は、デスクトップメールクライアントにGmailアカウントをIMAPで追加することです。IMAPを使えば、サーバー上にもメールのコピーが残ります。
また、Google公式の「Takeout(データ エクスポート)」機能でGmailデータをダウンロードし、メールクライアントに取り込むことも可能です。
注意: メールクライアントがGmailと同期できない場合、IMAPアクセスが無効になっている可能性があります。[設定] > [転送と POP/IMAP]を開き、[IMAP を有効にする]にチェックを入れてください。
4. ドットとプラス記号を活用したメール整理術
Gmailのユーザー名に含まれるドット(.)は実は区別されません。これを逆手に取った便利な使い方をご紹介します。
例えば、あなたのアドレスがmuo.reader@gmail.comだとしましょう。これはmuoreader@gmail.comもm.u.o.r.e.a.d.e.r@gmail.comもmu.or.re.ad.er@gmail.comも、すべて同じアドレスとして扱われます。本当に、ドットは関係ありません。
さらに、ユーザー名の後ろに「+」で始まる任意の文字列を付けても同じアドレスになります。muo.reader+longtime@gmail.comはmuo.reader@gmail.comと同一です。
これらのバリエーション宛てのメールはすべて元のアドレスの受信トレイに届きますが、フィルタと組み合わせれば特定のメールを特定のフォルダへ振り分けられます。
例えば、同僚にはmuo.reader+work@gmail.comを伝えて「仕事」フォルダへ、友人にはmuo.reader+private@gmail.comを伝えて「プライベート」フォルダへ振り分ける、といった具合です。スパマーの追跡・ブロックにも使えますが、Google Workspace(旧Google Apps)アカウントではこの方法が使えない点には注意してください。
フィルタによる整理はこれだけではありません。[設定] > [フィルタとブロック中のアドレス]から、Googleカレンダーの通知、ニュースレター、タスクリマインダーなどを専用フォルダへ振り分けるフィルタを作成しましょう。そして、Gmailラベルの威力も忘れずに。受信トレイの可視性とあなたの精神衛生を守ってくれます。
5. 実験機能(Labs)の優秀機能を有効にする
かつてGmailの[Labs]セクションには数々の画期的な機能が揃っていました。現在では多くが標準機能として統合されています。代表的なものをご紹介します。
- 未読のままにする/既読ボタン:ワンクリックで既読・未読を切り替えられる機能は、現在では標準搭載されています。
- 認証済み送信者のアイコン表示:なりすましメールを判別するための鍵アイコン表示は、現在のセキュリティ機能に引き継がれています。
- 定型文(Canned Responses):同じ文章を何度も打ち込む手間を省くこの機能は、現在[詳細設定]の「定型文」から有効化できます。
- プレビュー ウィンドウ:Outlookのように、メール一覧の横や下に本文プレビューを表示。[設定] > [詳細設定]から有効化でき、横分割・縦分割を選べます。
- 複数の受信トレイ:受信トレイを複数のサブトレイに分割。アカウント別、スター付き、添付ファイルありなど、条件ごとにグループ化できます。
- 自動先行(Auto-advance):メールを処理した後に次のメールへ自動的に移動します。
これらは[設定] > [詳細設定](旧Labs)から有効化できるものが多いので、一度覗いてみる価値があります。
6. 添付ファイルをクラウドストレージとスムーズに行き来させる
Googleドライブを使っているなら、Gmail添付ファイルの25MBサイズ上限は事実上存在しないも同然です。大きなファイルはGoogleドライブに保存し、そのリンクをメールに挿入して送れます。逆に、受信した添付ファイルを直接Googleドライブへ保存することも可能です。
Dropboxを使いたい場合も同様に、メール作成画面や添付ファイル部分の該当サービスのアイコンから、アップロード・保存が行えます。複数のクラウドサービスを横断して管理したい場合は、Dropbox、Box、Googleドライブに対応したKloudlessのようなツールも検討してみてください。
具体的には以下の場所から操作できます。
- 添付ファイルの保存:添付ファイルにカーソルを合わせると表示される「ドライブに保存」アイコンをクリック。
- 添付ファイルのアップロード:メール作成画面下部のペーパークリップ(添付)アイコン、またはドライブアイコンから挿入。
DropboxやGoogleドライブを利用している場合は、上記と同じような位置にそれぞれのサービスのアイコンが表示されます。
7. Batched Inboxでメールをまとめて処理する
朝一番のメールチェックをやめるのは難しくても、決まった時間帯にまとめてメールを処理する「メール儀式」を持つのは賢い習慣です。Batched Inboxはそのための理想的なサービスで、主要なすべてのブラウザで動作します。
このサービスは受信メールを「BatchedInbox」というラベル付きの特別なフォルダへ振り分け、指定した間隔でまとめて受信トレイへ移動させます。
特定の相手からのメールや重要なメッセージだけはすぐに受信トレイへ届けてほしい、という場合も問題ありません。そうしたメールは到着次第、直接受信トレイに入るよう設定できます。TwitterやFacebookなどのSNS通知までバッチ処理の対象にすることも可能です。
Gmailと連携する前に詳しく知りたい方は、Batched InboxのFAQページを確認するとよいでしょう。
8. カスタムキーボードショートカットと入力ツールを使う
パワーユーザーはマウスでのポチポチ操作とは無縁です。可能な限りキーボードショートカットを使いこなし、さらには自分好みにカスタマイズする人もいます。
まず[設定] > [詳細設定]で「カスタム キーボード ショートカット」を有効化し、変更を保存します。すると設定画面に[キーボード ショートカット]タブが現れるので、そこで各操作のショートカットを自由に再割り当てできます。
ショートカットのカスタマイズと合わせて、手書き入力サポートを追加するのもおすすめです。メール作成時の言語やキーボードレイアウトを柔軟に切り替えられます。[設定] > [全般] > [言語]で入力ツールを有効化してください。「入力ツールを有効にする」チェックボックスが見当たらない場合は、言語セクションの[すべての言語オプションを表示]リンクをクリックすると表示されます。
9. アカウントを管理する
他のデジタル資産と同じように、Gmailアカウントもハッカーや詐欺師の標的になり得ます。異常がないか常に注意を払い、メールの暗号化や二段階認証プロセスなどのツールでセキュリティを強化することが大切です。
ハッカーだけでなく、Google自身もあなたのデジタル上の活動を把握しています。救いは、Googleが収集しているデータの一覧と、それを消去するオプションを自分で確認できることです。どちらも「Googleアカウント」ページで管理できます。Gmail受信トレイ右上のプロフィール画像をクリックし、「Googleアカウントを管理」を選択してアクセスしましょう。
Googleアカウントページには、[セキュリティ]、[個人情報]、[データとプライバシー]といったセクションがあります。それぞれを隅々まで確認し、どのサードパーティ製アプリがGmailへアクセスしているか、パーソナライズ広告の設定はどうなっているか、ウェブ検索履歴が保存されているかなどを把握しましょう。すべての設定を自分好みに調整し、Googleアカウントのプライバシーを最大化してください。
10. アカウント情報をバックアップしておく
アカウントを徹底的に見直すついでに、以下の情報を目にしたらメモして安全な場所に保管しておきましょう。
- Googleアカウントを作成した年月
- セキュリティ質問への回答
- アカウントに関連付けられた電話番号
- アカウント復旧用に登録したメールアドレス
- よく使うGmailラベルの名称(4つほど)
- 頻繁にやり取りする相手のメールアドレス(5人ほど)
万が一Gmailへのアクセスを失ったとき、これらの情報が「あなたがアカウントの正当な所有者である」ことの証明になり、復旧の助けとなります。Googleの手強いアカウント復旧プロセスに直面したとき、この備えに感謝することになるでしょう。
さあ、Gmailパワーユーザーになる準備はできましたか?
Gmailには、メールへの干渉的な姿勢を理由に批判する声もあります。しかし、その圧倒的な利便性は否めず、膨大なユーザーベースがそれを物語っています。使う以上は、最大限に活用しない手はありません。
最後に、人気ブラウザ別のおすすめGmail拡張機能まとめをご紹介します。ここからさらに20個のユニークな拡張機能の中から選ぶことができます。
- Gmail体験を超強化する11のChrome拡張機能
- Gmailを快適にする10のFirefoxアドオン
- SafariをGmail生産性マシンに変える5つの拡張機能
もしGmailの機能や拡張機能をひとつだけ「これがないと困る」というものを選ぶなら、何を選びますか?ぜひコメント欄で教えてください!
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作業効率を劇的にアップさせるおすすめGmail拡張機能13選
Gmailは世界で最も人気のあるメールサービスの一つであり、全世界で10億人以上のアクティブユーザーを抱え、その数は今も増え続けています。その使いやすさと利便性から、ビジネスパーソンから個人ユーザーまで、メールは今なお欠かせないコミュニケーションツールであると言えるでしょう。しかし、Gmailを長く快適に使い続けるには、受信トレイの整理が不可欠です。整理されていない受信トレイでは、必要なメールを探すことが「干し草の山から針を探す」ような手間になってしまいます。そこで役立つのが、Googleやサードパーティ開発者が提供するGmail拡張機能です。これらを活用すれば、日々の作業効率を大幅に向上させ
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知らないと損!Gmailの生産性を高める10の便利なヒントとコツ
世界では約7人に1人がGmailを使用していますが、その多くはGmailが提供するさまざまな機能を十分に活用できていません。Gmailはメールの送受信だけでなく、重要なメールの強調表示、迷惑メールのフィルタリング、特定ユーザーのブロックなど、多彩な使い方ができるサービスです。 Gmailには数多くの便利な機能が備わっていますが、その多くが隠し機能となっているため、活用しきれていないユーザーも少なくありません。この記事では、そんな隠れた便利機能とその使い方をご紹介します。これらの機能を使えば、Gmailの整理・管理がしやすくなるだけでなく、楽しく快適なメールライフを実現できます。 1. 送信取り