大事なデータを守る!Excelのブックとワークシートをコピーする5つの簡単な方法
Microsoft Excelのブックやワークシートに大きな変更を加える前に、あらかじめコピーを作成しておくのがおすすめです。編集後に不具合が発生しても、元のデータは手つかずのまま残るため、安心して作業を進められます。
なお、同じファイル内でのコピーであれば、数式や関数もそのまま正常に動作しますのでご安心ください。
この記事では、ブックとワークシートをそれぞれ複製するさまざまな方法をわかりやすく紹介します。
Excelファイル(ブック)全体をコピーする方法
まず前提として、「ブック」とは1つ以上のワークシートを含むExcelファイルのことです。ブックのコピーを作成する方法は主に3つあります。Excelで「コピーとして開く」、「名前を付けて保存」を使う、あるいはパソコンのファイルマネージャーでファイル自体を複製する方法です。
方法1:Excelで「コピーとして開く」
Excelには、ブックを「コピー」として開く機能があります。この方法なら元のファイルは一切変更されず、加えた編集はすべてコピー先のファイルに保存されます。
- パソコンでExcelアプリを起動します。
- 左側のサイドバーから「開く」を選択し、中央の列にある「参照」をクリックします。

- ブックが保存されているフォルダーへ移動します。
- 対象のブックを1回クリックして選択したら、「開く」ボタンの横にある下向き矢印アイコンをクリックし、「コピーとして開く」を選びます。

- Excelがブックのコピーを作成し、そのファイルをアプリ内で開きます。
以降の編集はコピー先のファイルにのみ反映されるため、元のスプレッドシートには影響しません。
方法2:「名前を付けて保存」を使う
現在開いているブックを別名で保存すれば、それまでの編集内容を含んだコピーを作成できます。まだ「上書き保存」をしていない場合、変更内容は新しく作成されるファイルにのみ記録されます。
- 画面左上の「ファイル」タブを選択します。
- 左サイドバーの「名前を付けて保存」を選び、中央の列から「参照」をクリックします。

- コピーの保存先フォルダーを指定し、「保存」をクリックすれば完了です。
方法3:ファイルマネージャーを使う
Excelを開かずにブックを複製したい場合は、パソコンのファイルマネージャーを利用しましょう。Windowsならエクスプローラー、MacならFinderで簡単にコピーできます。
- パソコンでエクスプローラーまたはFinderを開きます。
- コピーしたいExcelブックを見つけます。
- ブックを右クリックし、「コピー」を選択します。

- コピー先のフォルダーを開きます。
- フォルダー内の空白部分を右クリックし、「貼り付け」を選択します。
なお、元のファイルと同じフォルダー内にコピーすることも可能です。その場合は上記の手順を実行するだけで、ファイルマネージャーが自動的に適切な名前を付けてくれます。
ブック内のワークシートを丸ごとコピーする方法
ワークシートとは、Excel画面下部のバーに並んでいる個々のシートのことです。ワークシートのコピーは、ドラッグ&ドロップ、右クリックメニュー、リボンメニュー、そして定番のコピーアンドペーストのいずれかの方法で行えます。それぞれの手順を見ていきましょう。
方法1:ドラッグ&ドロップでコピー
最も手軽なのが、ドラッグ&ドロップを使った方法です。
- ブック内でコピーしたいワークシートを見つけます。
- Ctrlキー(Windows)またはOptionキー(Mac)を押しながらシートタブをドラッグし、目的の場所でドロップします。

- これでワークシートのコピーが作成されました。
方法2:右クリックメニューでコピー
ドラッグ&ドロップが使いにくい場合は、右クリックメニューからコピーするのも便利です。
- コピーしたいワークシートのタブを右クリックし、「移動またはコピー」を選択します。

- 「次のシートの前」セクションでコピー先の位置を指定します。選択したシートの直前に配置される点に注意してください。

- 「コピーを作成する」チェックボックスにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
必ず「コピーを作成する」にチェックを入れてください。チェックを忘れると、コピーではなくシートの移動になってしまいます。
方法3:リボンメニューでコピー
Excelのリボンメニューからも、シートの移動やコピーが可能です。
- 画面下部のバーからコピーしたいワークシートを選択します。
- 「ホーム」タブを開き、「書式」→「シートの移動またはコピー」を選択します。

- 配置場所を指定し、「コピーを作成する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
方法4:コピーアンドペーストでコピー
従来通りのコピーアンドペーストでも、シートの中身を複製できます。手順は以下の通りです。
※Macの場合、以下のショートカットのCtrlはCommandキーに読み替えてください。
- コピー元のワークシートを開きます。
- Ctrl + Aを押して、シート内の全データを選択します。

- Ctrl + Cを押してデータをコピーします。
- 貼り付け先のワークシートへ移動します。新しいシートが必要な場合は、画面下部の+(プラス)ボタンから追加できます。
- 貼り付け先のセルA1をクリックし、Ctrl + Vを押して貼り付けます。
Excel for Webからブックのコピーを保存する
ブラウザ版のExcelを使って、ブックのコピーをパソコンにダウンロードして保存することもできます。
- ExcelのWeb版を開き、コピーしたいブックを起動します。
- 画面左上の「ファイル」を選択します。
- 左サイドバーから「名前を付けて保存」を選びます。

- 右側のペインで「コピーのダウンロード」を選択します。
- ブックの保存先を指定すれば完了です。
まとめ:状況に合わせて最適なコピー方法を選ぼう
Excelには、ブックやワークシートを複製するための多彩な機能が用意されています。大きな変更を加える前に、自分にとって一番やりやすい方法でバックアップ用のコピーを作成しておきましょう。
本ガイドがスプレッドシートのコピーのお役に立てば幸いです。これで、失敗を恐れずに安心してファイルの編集に取り組めます。
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