Word文書に透かし(ウォーターマーク)を追加する方法【カスタム設定まで解説】
Wordをよく使う方なら、「複製禁止」や「社外秘」といった文字が薄く背景に表示されている文書を見たことがあるかもしれません。あれは「透かし(ウォーターマーク)」と呼ばれるもので、文書本文の背後に表示されるテキストや画像のことです。
透かしは通常、文書の使用に関する制約を示したり、企業を識別したりするために使われます。Word文書への透かしの追加は、とても簡単で直感的な操作です。この記事では、Word文書に透かしを追加する方法を詳しく解説します。
なぜWord文書に透かしを付けるのか?
文書に透かしを追加すると、ビジネスの性質を伝えたい場面などで非常に役立ちます。多くの人は文書の一意性を保つために透かしを活用しており、セキュリティや法的な理由から透かしが必須となるケースもあります。
また、会社のロゴを透かしとして使えば、ブランドの認知度向上にもつながります。請求書や問い合わせに対して緊急の返答をお願いしたい場合は、「至急」とマークした文書をメールに添えて送ることで、相手により的確にメッセージを伝えられます。
さらに、文書をオンラインで共有する際には、内容が無断転載されたり、信頼性が損なわれたりするリスクがあります。「複製禁止」の表示や会社ロゴの追加は、作品のオリジナリティを守るとともに、同意なく商業目的で利用されることの防止にも役立ちます。
Word文書に透かしを追加する基本の手順
テキストの透かしを追加するには、以下の手順に従ってください。なお、透かしは新規文書でも既存文書でも追加できます。ここでは既存の文書に追加する例で説明します。
1. 既存のWord文書を開き、表示モードが「印刷レイアウト」または「フルスクリーン読み取り」になっていることを確認します。「Webレイアウト」や「アウトライン」表示では透かしを設定できません。

2. リボンの「ページレイアウト」タブをクリックし、「ページの背景」グループにある「透かし」ボタンをクリックします。
※Word 2013以降のバージョンでは、「デザイン」タブ内に「透かし」ボタンがあります。

クリックすると、「社外秘」「複製禁止」「ドラフト」「至急」など、さまざまなスタイルの定義済みテキスト透かしのギャラリーが開きます。一覧を下にスクロールすると、さらに多くの種類から選べます。

3. 使いたい透かしをクリックすると、Word文書に自動的に追加されます。選択した透かしが、指定した配置で文書全体に表示されます。
カスタム透かしを追加する方法
画像や会社のロゴを透かしにしたい場合や、Wordが用意している定義済みテキスト以外の独自の文言を使いたい場合もあるでしょう。そのようなときは、以下の手順でカスタム透かしを設定できます。
1. 透かしメニューの一番下にある「ユーザー設定の透かし」をクリックします。

2. 「透かし」ダイアログボックスが開きます。ここには、透かしを細かくカスタマイズするためのさまざまなオプションが用意されています。

3. 独自のテキスト透かしを追加したい場合は、「文字列透かし」のラジオボタンを選択し、「テキスト」ボックスに任意の文字列を入力します。色・サイズ・フォントも好みに合わせて変更可能です。また、「半透明」チェックボックスにチェックを入れると、透かしを薄くぼんやりと表示させることができます。
4. 会社のロゴなどの画像を透かしにしたい場合は、「図透かし」を選択し、「図の選択」をクリックします。ファイル選択画面が開くので、使いたい画像を選びましょう。

5. 希望の画像を選んで「挿入」ボタンをクリックすると、「透かし」ダイアログボックスに戻ります。最後に「適用」ボタンを押して変更を反映すれば、文書にカスタム透かしが表示されます。
まとめ
Word文書に透かしを追加すれば、コンテンツを完全にコントロールできるだけでなく、より高いプロフェッショナルな印象を与えることもできます。このガイドの手順に従えば、組み込みの透かしから独自のカスタム透かしまで、自由に設定できるはずです。操作中に不明な点や問題が発生した場合は、お気軽にお問い合わせください。
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