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Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

文章を書くのは簡単ですが、上手に書くこと自体が一つの芸術です。読みやすさや文章の質を測るためのさまざまな指標が存在し、その一つであるフレッシュ・キンケイド(Flesch-Kincaid)指標は、アメリカ政府の公文書にも採用されています。多くの人がワープロソフトを使って文章を書いていますが、文法・スタイル・読みやすさに関する設定は見過ごされがちです。

実は、Microsoft Wordにはフレッシュ・キンケイド指標の機能がデフォルトで搭載されています。自分の書いた文章を客観的に評価するのは非常に難しいものですが、この指標を活用すれば、繰り返し現れる表現や文体上の癖に気づくきっかけになるでしょう。設定の手順はOffice 2007以降でほぼ共通しています(本記事のスクリーンショットはOffice 2013のものです)。

読みやすさの統計機能を有効にする

まず、Office 2007の場合は画面左上のOfficeロゴボタンをクリックします。Office 2010以降では、従来のロゴに代わって「ファイル」タブが設けられています。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

表示されたメニューの下部にある「Wordのオプション」(Office 2007)または「オプション」(Office 2010以降)をクリックしてください。名称は異なりますが、開かれるウィンドウの内容は同じです。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

左側のメニューから「文章校正」を選択します。バージョンにかかわらず、この項目は同じ場所にあります。「Wordのスペルと文法の校正」という見出しの下にある最後のチェックボックス「読みやすさの統計情報を表示する」にチェックを入れてください。これでフレッシュ・キンケイド指標が有効になります。プログラムの再起動は必要ありません。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

読みやすさをチェックする

Wordは、スペルチェックと文法チェックが完了するまで、ドキュメントの読みやすさを評価しません。チェックを実行するには、「校閲」タブをクリックし、「スペル チェックと文章校正」を選択します。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

修正案がある場合は、右側にパネルがスライドインして表示されます。これらの修正案は必須のものではありませんが、読みやすさを向上させる細かな調整点を教えてくれることがあります。提案された変更をすべてスキップする方法はありませんが、チェックが完了すると結果をまとめたウィンドウが表示されます。その最後のセクションに、ドキュメントの読みやすさに関する情報が記載されています。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

スコアの見方

「読みやすさ」(Reading Ease)は0〜100の範囲で示されます。満点の「100」を獲得する文書は、児童書のように極めてシンプルな文章である可能性が高く、逆に「0」に近い文書はほとんど理解できないレベルであることを意味します。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

また、特定の一文だけをハイライト(選択)して個別に評価することもできます。これにより、長さ・スタイル・複雑さの面で突出した文がないかどうかが一目でわかります。

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一般的に、「犬は寝床に行った」のような単純な文は読みやすさで100%のスコアを記録する一方、学年レベルでは低い数値になります。

Microsoft Wordでドキュメントの読みやすさを確認する方法|フレッシュ・キンケイド指標の活用術

学年レベルは、アメリカの学校の学年制度に基づいた目安で、数値が高いほど複雑な文体を表します。旧バージョンのWordでは最大12.0までしか表示されなかったようですが、新しいバージョンではそれ以上の値も表示可能になっています。実際、この段落はWordによって12.2と評価されました。


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