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ノートパソコンが過熱するのはなぜ?自宅で簡単にできる対処法を徹底解説

車のエンジンと同じように、ノートパソコンも使用中は熱を持ちます。動作中に本体が少し温かいと感じても、それは正常なことです。ただし、温度が高くなりすぎるのは別問題です。過熱すると、動作の遅延、バッテリー駆動時間の低下、本体に触れたときの不快感など、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。

ノートパソコンの過熱は、ソフトウェア側の問題の場合もあれば、ハードウェア側に原因がある場合もあります。幸い、過熱の原因となる問題の多くは、自宅で簡単に対処できます。

この記事では、ノートパソコンが過熱する主な原因と、自宅で試せる具体的な解決策を詳しく解説します。

なぜノートパソコンは過熱するのか?

  1. 同時に実行しているタスクが多すぎて、パソコンが快適に処理できていない
  2. ドライバーに不具合がある、または最新版に更新されていない
  3. Windowsの設定が意図せず変更されている
  4. ゴミファイルが多すぎてプロセッサーに負担がかかり、発熱につながっている
  5. 通気口やCPU/GPUクーラーにほこりが詰まっている
  6. CPU/GPUのサーマルペースト(グリス)が乾燥している
  7. 冷却ファンが回転していない
  8. 互換性のない充電器で充電している
  9. 気温の高い環境でノートパソコンを使用している

過熱を自宅で簡単に直す方法

ここでは、ノートパソコンの過熱につながる一般的な原因ごとに、解決策をリストアップしました。上から順番に試していきましょう。きっとどれか一つの方法で問題が解決するはずです。

1. リソースを大量消費する不要なプログラムを閉じる

多数のアプリケーションやプログラムを同時に実行すると、CPUやGPUへの負荷が増大し、過熱の原因になります。対処法はシンプルで、積極的に使っていないアプリケーションを閉じるだけです。

また、ノートパソコンに最適化されていないアプリの中には、多くのリソースを消費して過熱を引き起こすものもあります。そうしたアプリを見つけるには、「タスクマネージャー」を開き、CPU、GPU、メモリ、ディスク、ネットワークを過度に使用しているアプリケーションを探して終了させましょう。これで問題が解決するはずです。

さらに、ウイルス対策ソフトがスキャン時に大量のリソースを消費しているケースもあります。導入している場合は、一度終了して、過熱が収まるかどうか確認してみてください。

2. ドライバーを更新する

ノートパソコンにプリインストールされているドライバーには不具合がある場合があり、それが過熱の原因となることがあります。メーカーは通常、更新版ドライバーを提供して素早く修正しています。

ドライバーを最新版に更新するには、「スタート」>「設定」>「Windows Update」と進み、「更新プログラムのチェック」をクリックします。ドライバーの更新プログラムがあれば表示されるので、「ダウンロードしてインストール」を選択します。インストール完了後、パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。

なお、ドライバーを更新しないことが過熱の原因になるのが一般的ですが、逆に、最新ドライバーをインストールした後に過熱が始まるケースもあります。これは、最新ドライバー自体に不具合があり、パフォーマンス向上どころか過熱を引き起こしているためです。その場合は、現在のドライバーをアンインストールし、インターネットから旧バージョンを入手してインストールすれば解決できます。

3. Windowsの再インストールを検討する

Microsoft Windows OSには、用途に合わせてパソコンをカスタマイズできる豊富な機能やオプションが備わっています。しかし機能が多い分、OSを構成する要素も多く、インストールした特定のプログラムやドライバーがOSのコンポーネントに不具合を引き起こす可能性があります。通常、OSのどこに問題があるのかを突き止めるのは非常に困難です。

そのような場合は、OSをアンインストールし、HDD/SSDを完全に消去してから、OSを再インストールすることをおすすめします(Microsoft公式のガイドに従えば、クリーンインストールを実行できます)。Windowsのコンポーネントに問題があった場合でも、再インストールによって解決します。

4. パソコンのゴミファイルをすべて削除する

ノートパソコンに不要なアプリ、キャッシュファイル、レジストリファイルなどのゴミが溜まりすぎると、パソコンの動作が遅くなります。それを補おうとシステムはより頑張って働き、大幅に多くの熱を発生させ、過熱につながることがあります。

このような場合は、「CCleaner」などのフリーソフトを使ってパソコンの掃除をしてみるとよいでしょう。このソフトは、不要なファイル、トラッカー、レジストリの削除をサポートしてくれます。あわせて、不要になった写真・動画・ドキュメントを削除し、「ディスクデフラグ」も一度実行しておくことをおすすめします。パソコンの掃除によってCPU・メモリ・ストレージの余計な負荷が取り除かれ、本体を低い温度で動作させられるようになります。

5. 通気性とエアフローを確認する

ほとんどのノートパソコンには、内部部品を冷却するためのファンが搭載されています。ファンは新鮮な空気を取り込み、通気口から熱い空気を排出します。しかし長期間使用すると、ファンや通気口にほこりが溜まり、空気の流れが妨げられて過熱の原因になります。

ほこりを取り除くには、ノートパソコンの裏蓋を開けて、ブラシでファンと通気口を掃除します。裏蓋の開け方がわからない場合は、YouTubeでお使いの機種の型番を検索し、分解動画を参考にするとよいでしょう。

内部部品に自分で触れるのに不安がある場合は、OnSiteGoのような専門業者に依頼するのも一案です。OnSiteGoはご家庭やオフィスへ出張して専門的なクリーニング・メンテナンスを行ってくれるため、パソコンを持ち運ぶ必要がありません。

6. CPUのサーマルペースト(グリス)を塗り直す

サーマルペーストは、CPUとCPUクーラーの間に塗布される化合物で、CPUからクーラーへの熱伝達効率を高める役割を担います。ノートパソコンのCPUには工場出荷時にグリスが塗布されていますが、長年の使用で乾燥し、冷却不足から発熱につながることがあります。

解決するには、裏蓋を外してCPU/GPUクーラーを取り外し、古いグリスをきれいに拭き取ったうえで、新しいグリスを塗り直します。自信がない場合は、Onsitegoのような専門業者に出張サービスを依頼しましょう。グリスの塗り直し手順の詳細は、YouTubeの解説動画が参考になります。

7. 故障したハードウェア部品を確認する

前述のとおり、近年のノートパソコンには、内部温度を抑えるためのファンが搭載されています。ファンが回転していないと、過熱の直接的な原因になります。ファンが回っていない場合は、まず裏蓋を開けて、ファンとマザーボード間の接続を確認しましょう。接続に問題がないのにファンが回らない場合は、ファン自体の交換が必要かもしれません。修理についてさらにサポートが必要なときは、OnSiteGoに相談できます。

8. バッテリーと充電アダプターを確認する

一定期間が経過すると、バッテリーパック内のセルの一つ以上が劣化して回復できなくなり、パック全体が正常に機能しなくなります。その結果、バッテリーが本体内部で大きな熱を発生させ、デバイスの過熱を引き起こすことがあります。この問題の唯一の解決策はバッテリーの交換です。正規のサービスセンターで交換するか、Onsitegoに連絡して対応してもらいましょう。

同様に重要なのが充電器の選択です。必ずメーカー純正の充電器を使用し、ノートパソコンの規格を満たさない製品は避けてください。必要な充電スペックは本体の仕様ページで確認でき、充電アダプターの出力ワット数は充電器本体に記載されています。

9. ノートパソコンを置く環境を見直す

問題の解決策を探すとき、私たちは小さな点を見落としがちです。実は、ノートパソコンの置き場所を変えるだけで、エアフローと通気性が大きく改善されることがあります。通気口が塞がれて熱い空気が排出されない置き方をしていないか、今一度確認してみてください。カーペットの上に直接置くのは避け、効率的に放熱できるよう角度をつけて設置するのがおすすめです。この簡単な工夫だけで、本体温度を十分にコントロールできます。

また、負荷の高い作業を行うときは、直射日光を避けた涼しい環境で作業するとよいでしょう。加えて、ノートパソコン用のクーラーや冷却スタンド(クーリングパッド)を購入すれば、通気口を通る空気の流れをさらに改善できます。

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