ノートパソコンの過熱を防ぐ方法|原因・症状・具体的な対策を解説
ノートパソコンの過熱の多くは、本体の経年劣化が原因です。古くなったノートPCでは、ブルースクリーンやデータ消失などさまざまなトラブルが発生しやすくなります。原因を特定できないまま放置していると、気づいたときにはマザーボードが焼き切れていた、という事態にもなりかねません。
この記事では、ノートパソコンの過熱を診断し、解決する方法を詳しく解説します。「予防は治療に勝る」という言葉どおり、早めの対策が大切です。
ノートパソコンが過熱する主な原因
過熱の原因はいくつかありますが、最も多いのは内部冷却機能の不足や、通気口・ファン・排気ポート・ラジエーターにホコリなどの異物が詰まっていることです。
ノートパソコンが過熱しているサインの見分け方
以下のような症状が現れたら、過熱を疑いましょう。
- 本体が熱くなるにつれファンの回転が速くなり、大きなブーンという音がする
- 膝に乗せていられないほど熱い
- 基本的な操作でも動作が遅くなる
- バッテリー、CPU、メモリ付近など本体底部が高温になっている
- 勝手にクラッシュしたりシャットダウンしたりする
- プログラム実行中にエラーや警告が頻繁に表示される
- 新しいブラウザウィンドウを開くたびにフリーズすることが多い
ノートパソコンの過熱を防ぐ・改善する方法
1. 本体をこまめに掃除する
まず大切なのは、定期的なクリーニングです。PC内部に溜まったホコリは熱の蓄積やファンの停止を引き起こし、汚れの層が性能低下や通気口の詰まりにつながります。最初は動作が遅くなる程度ですが、放置すると本体の寿命を縮めることにもなりかねません。
2. 熱源の近くを避ける
夏場に過熱トラブルが増えるのはご存じでしょうか。熱い空気が吸気口から入り込むと、PCは急速にオーバーヒートし、作業の妨げになります。本体は高温になる物体や直射日光から離して置き、底面が安定した適切な面に載るようにしましょう。
3. 平らで硬い場所で使う
ノートPCは、特に高負荷のゲームをプレイしているときや、古い機種を使用しているときに大量の熱を発生させます。十分な空気の流れが必要ですが、布団や毛布、クッションの上で使うと通気口やファンが塞がれ、重要な部品へ届くべき風量が減ってしまいます。
不安定な場所ではなく平らな面で使うことで熱のこもりを抑えられ、自然と冷却効果も高まり、本体がしっかり「呼吸」できるようになります。市販のノートPCスタンドを活用するのもおすすめです。
4. 冷却台(クーラー)を導入する
最近では、ノートPCの寿命を延ばし温度を低く保つための冷却トレイ、いわゆる「ノートPCクーラー」も市販されています。長時間の使用で過熱しやすい方や、内部部品へのダメージが心配な方に特におすすめです。冷却パッドや冷却台にはさまざまなタイプがあるので、用途や好みに合わせて選べます。
根本原因を解決せずに放置しないこと
根本的な原因を解決しないまま使い続けると、本体に確実にダメージが蓄積し、ハードディスクが破損する可能性もあります。自分での対応が難しい場合は、無理せず専門の技術者に相談しましょう。
また、PCを故障のまま眠らせるのはお金の無駄です。他に問題がないか確認するために、メンテナンスソフトを活用するのも一つの手です。Macユーザーなら「Tweak and Tuneup」、Windowsユーザーなら「Advanced System Optimizer」などを使って、PCのクリーニングと最適化を行いましょう。
-
Webサイトの通知ポップアップをオフにする方法|Chrome・Firefox・Safari別の設定手順
多くのWebブラウザには、サイトが最新情報や更新をお知らせする「通知(プッシュ通知)」を表示できる機能が備わっています。サイト側は通知を表示するために、ユーザーへ「通知を表示しますか?」という確認ダイアログを表示し、「許可」か「ブロック」を選択してもらいます。うっかり「許可」を押してしまうと、その後さまざまなサイトから更新情報のポップアップが届くようになります。しかし、重要な作業中に通知が何度も表示されると集中力が削がれ、イライラやストレスの原因になります。頻繁に起こると、気が散って途方に暮れてしまうこともあるでしょう。そこで本記事では、主要なWebブラウザ(Google Chrome/Moz
-
ノートパソコンにRAMを自分で増設・交換する方法【初心者向けDIY解説】
前回の記事でRAMについて詳しく学んだ方の中には、そろそろメモリのアップグレードを検討し始めた方もいるかもしれません。RAMを更新する理由はさまざまですが、その一つが「動作が遅くなったPC」への不満です。 そう、古いPCは特にWindows 10などの比較的新しいOSと組み合わせると、動きが重くなりがちです。さらに、近年のソフトウェアはシステムリソースへの要求がどんどん高まっています。 だからこそ、システムとの互換性さえあれば、RAMのアップグレードやメモリ追加は効果的なのです。しかし、業者に依頼せず自分で作業するにはどうすればいいのでしょうか? RAMモジュールの購入にお金を使い果たしてしま