Macがスリープモード中に勝手に再起動する問題の原因と5つの解決策
あなたのMacは完璧で、何の問題もないと思っていませんか?残念ながら、それは思い違いかもしれません。他のコンピュータと同様、Macにもさまざまなトラブルが発生することがあります。
実際、最近では「Macをスリープモードにしたのに、数分後や数時間後に勝手に起動してしまう」という報告が多数寄せられています。ユーザーが操作していないのに、システムがひとりでに目覚めてしまうのです。
しかし、心配ご無用。これは魔法でも超常現象でもありません。単なるMacの不具合であり、すでにいくつかの有効な解決策が知られています。本記事では、その解決策を詳しく解説していきます。まずは、Macがスリープモード中に再起動してしまう主な原因から見ていきましょう。
MacやMac miniがスリープモード中に再起動してしまう理由
誰も触れていないのにMacがスリープモードから突然起動してしまったとしても、慌てる必要はありません。繰り返しますが、幽霊の仕業ではありません。原因の多くは、システム設定に関係しています。
プロのヒント:システムエラーやパフォーマンス低下の原因となるジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを、専用ツールでMacをスキャンして検出しましょう。
Macをスリープモードにすると、電源は切れた状態になりますが、スタンバイ状態は維持されます。つまり、プロセッサやストレージドライブなど主要なコンポーネントの多くはシャットダウンしますが、メモリだけは動き続け、素早く起動して前の作業を再開できるようになっているのです。
Macを完全にシャットダウンせずに省電力化したいとき、スリープモードはとても便利な機能です。しかし一方で、エラーや不具合を引き起こすこともあり、必ずしも常に有効とは言えません。
Macのスリープモードの設定方法
そもそも、なぜスリープモードという機能があるのでしょうか?必須機能なのでしょうか?もちろん、そうではありません。ただ、毎日頻繁にMacを使う方にとって、いちいち電源を完全に切らなくて済むのは大きなメリットです。
Macのスリープモードを設定するには、以下の手順に従ってください。
- Appleメニューをクリックします。
- システム環境設定を選択します。
- 省エネルギーを選択します。
- 画面がスリープするまでの待機時間を設定します。
- 「コンピュータが自動的にスリープしないようにする」オプションをオンにして、Macが自動的にスリープするのを防ぎます。
- Macを再起動します。
スリープモード中のMac再起動問題を解決する5つの簡単な方法
Macをスリープモードにすべきかどうか、深く悩む必要はありません。この問題には、手軽に試せる解決策がたくさんあります。
スリープモード中にMacが再起動してしまう場合は、以下の方法を順番に試してみてください。
対処法1:USBデバイスを取り外す
Macの再起動問題の最大の原因のひとつが、キーボード、マウス、ヘッドセットなど、現在接続しているUSBデバイスです。これらが原因かどうかを確認するには、次の手順を実行します。
- まず、Macの自動スリープまでの時間を最短に設定します。「システム環境設定」を開き、「省エネルギー」を選択してください。
- 「コンピュータのスリープ」のスライダーを右端まで移動させます。
- Macに接続されているすべてのUSBデバイスを取り外します。
- Macが自動的にスリープモードに入るのを待ちます。
- スリープから起きなければ、原因は判明しました。おそらく、いずれかのUSBデバイスが問題を引き起こしています。
- 原因のデバイスを特定するために、USBデバイスを1つずつMacに接続し直してみましょう。
なぜUSBデバイスが原因になるのか不思議に思うかもしれませんが、答えはシンプルです。キーボードの特定のキーやマウスのボタンが誤作動を起こしている可能性があり、その信号がMacに送られ続けることで、Macが深いスリープ状態に入れなくなっているのです。
対処法2:ネットワークアクティビティを確認する
Macがインターネットに接続している場合、進行中のネットワークアクティビティや重要なネットワーク処理のせいで、スリープから起きてしまうことがあります。
これは、Macがネットワークドライブやサーバーに接続している場合に特に起こりやすい傾向があります。ネットワークドライブがアクティブになると、Macがスリープ解除されるきっかけになることがあるのです。プリンタ共有、ファイル共有、iTunes共有の場合も同様です。
これらを防ぐには、以下の手順を実行します。
- 「システム環境設定」を開きます。
- 「省エネルギー」を選択します。
- 「ネットワークアクセスによるスリープ解除」のチェックボックスをオフにします。
- これ以降、外部からのネットワークやインターネットのアクティビティによって、Macが勝手に起動することはなくなります。
対処法3:MacのSMCをリセットする
ネットワークアクティビティとUSBデバイスの不具合は、Macがスリープから起きてしまう2大原因です。しかし、それらを確認しても問題が解決しない場合は、SMC(システム管理コントローラ)のリセットを試してみましょう。
SMCはMacの電源管理を制御するチップで、スリープ時のオプションや設定をすべて保存しています。ここが破損すると、ランダムなスリープ解除が発生することがあります。
MacのSMCの問題は、リセットすることで解消できます。手順は以下の通りです。
- Macをスリープさせます。
- 数秒後にスリープ解除します。
- Macを再起動します。
- 完全に起動するまで待ちます。
- 再度シャットダウンします。
MacBookをお使いの場合は、以下の手順でSMCをリセットできます。
- MacBookが電源アダプタに接続されていることを確認します。
- Control、Option、Shiftキーを押しながら、電源ボタンを押します。3秒間押し続けてください。
- すべてのキーとボタンを同時に離します。
- Macの電源を入れます。
対処法4:不要なファイルを削除する
Macがスリープモードから起きてしまう原因として、システムプロセスに干渉する不要ファイルやジャンクファイルが挙げられることも少なくありません。重要なプロセスへの干渉を防ぐため、不要なファイルはこまめに削除する習慣をつけましょう。
ただし、どのファイルが不要なのかを見分けるのは難しい場合もあります。そこでおすすめなのが、サードパーティ製のMacクリーニング・修復ツールの活用です。信頼できるツールを使えば、ジャンクファイルが貴重なシステム領域を占有し、重要なシステムプロセスに悪影響を及ぼすのを防ぐことができます。
対処法5:Apple認定技術者に相談する
上記の方法をすべて試しても解決しない場合は、最終手段として最寄りのApple StoreにMacを持参しましょう。技術者がハードウェアやソフトウェアの深刻な問題を診断し、修理してくれます。保証期間内であれば、修理費用はほとんどかかりませんのでご安心ください。
さらに、自分の技術力に自信がない方にとっても、この方法は非常におすすめです。
まとめ
Macがスリープモード中に何度も再起動しても、恐れる必要はありません。こうしたスリープ/スリープ解除の問題は、Macでよく見られるものです。上記で紹介した解決策のいずれかを試せば、きっと問題は解決するはずです。
どの解決策が効果的だったか、ぜひコメント欄でお知らせください。皆さんの体験談やご意見をお待ちしています。
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