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macOSのリカバリーモードでMacのディスクエラーを修復する方法

OS関連のエラーが原因でMacが起動できなくなったとき、頼みの綱となるのが「ディスクユーティリティ」です。このツールを使えば、破損したファイル、反応しない外付けデバイス、複数アプリの突然の強制終了といったMacのディスクエラーを修復できます。さらに、ディスクの消去や再フォーマット、物理的なエラーのスキャン、ディスクアクセス権の修復にも活用できます。ディスクユーティリティ以外にも、サードパーティ製ツールでエラーをスキャンし、問題箇所を特定して解決する方法もあります。

しかし、Mac自体が起動しないために、ディスクユーティリティやサードパーティ製ツールにアクセスできない場合はどうすればよいのでしょうか。心配はいりません。Macには、内蔵のリカバリーパーティションからスタンドアロン版のディスクユーティリティを起動する機能が備わっています。手順としては、まずMacをリカバリーモードで起動し、そこから修復機能を実行してディスクを直すという流れになります。外部のブートディスクを用意しなくても、OSのリカバリーパーティションだけでエラーを解消できるのがポイントです。

リカバリーモードとは

リカバリーモードは、Macが深刻なトラブルに見舞われ、通常どおり動作できなくなったときの最後の手段です。対処法は主に2つあります。1つ目は最新版のOSを再インストールする方法、2つ目はディスクユーティリティで診断スキャンを実行する方法です。

OSの再インストールには、Time Machineを使って以前のバージョンに戻す方法、既存のOSの上に新しいコピーを上書きインストールして問題を修復する方法、そしてディスクを完全に消去してクリーンインストールする方法の3つがあります。どれを選ぶべきかは、ディスクエラーの種類と深刻度によって異なります。

プロのヒント: システムトラブルや動作の遅さの原因となるパフォーマンスの問題、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威がないか、定期的にMacをスキャンしておくと安心です。

リカバリーモードでディスクを修復する手順

  1. Appleメニューから「再起動」をクリックします。
  2. 起動音が鳴ったら、すぐにCommand + Rキーを押します。
  3. Appleロゴが画面に表示されるまで、キーを押し続けます。
  4. 「OS Xユーティリティ」の画面が表示されたら、「ディスクユーティリティ」を選択します。
  5. 「続ける」をクリックします。
  6. 修復したいボリュームを選択し、「First Aid(応急処置)」ボタンをクリックします。
  7. 「ディスクを修復」をクリックします。

修復機能の実行後、結果は大きく2つに分かれます。ディスクが正常に修復されたケースと、追加の対応が必要なケースです。

  • 「overlapped extent allocation(重複するエクステント割り当て)」と表示された場合: 2つ以上のファイルがディスク上の同じ領域に存在し、そのうちの1つが破損している可能性があります。リスト内の各ファイルについて、置き換えや再作成が可能かどうかを確認してください。難しい場合はファイルを開き、削除すべきかどうかを判断しましょう。
  • 「the underlying task reported failure(基盤タスクが失敗を報告しました)」と表示された場合: 修復が成功していないため、もう一度実行する必要があります。それでも失敗する場合は、重要なファイルをバックアップしてからディスクを再フォーマットし、OSを新規に再インストールしてください。ただし、ディスクに物理的な損傷がある場合は、残念ながらドライブの交換しかありません。

リカバリーパーティションが使えないときの対処法

では、リカバリーパーティション自体が破損していて、リカバリーシステムにアクセスできない場合はどうすればよいのでしょうか。これは、ディスクに物理的な損傷がある場合や、起動ディスクを交換した場合によく発生します。

そのような場合の唯一の選択肢が、Appleのサーバーからリカバリーシステムのイメージをダウンロードし、そこからMacを起動する「インターネットリカバリー」です。ただし、この機能はOS X Lion以降など、比較的新しいMacでのみ利用できます。インターネットリカバリーは通常のリカバリーモードとほぼ同じ機能を備えていますが、起動ファイルをAppleのサーバーからダウンロードするため、インターネット接続が必須となります。

インターネットリカバリーの実行手順

  1. Appleメニューから「再起動」を選択します。
  2. 起動音が鳴ったら、Command + Option + Rキーを押し続けます。
  3. コンピュータが有線(Ethernet)でインターネットに接続されていない場合は、Wi-Fiネットワークへの接続を求められます。
  4. リカバリーシステムのイメージのダウンロードが完了すると、Macがそれを使って起動し、通常のリカバリーモードと同じ復旧ツールにアクセスできるようになります。
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