Windows 8サポート終了——今すぐアップグレードすべき理由と3つの選択肢
Windows 8との別れの時が来ました。RTM(Release to Manufacturer)版のサポートは、1月10日をもって終了しました。
マイクロソフトがWindows 10への移行を促す積極的な戦略に反発を感じていた方もいるかもしれません。しかし、これはWindows 10の話ではありません。これは延長サポートの終了——すべてのWindowsバージョンがいずれ直面する運命——についての話です。そして、Windows 8 RTMやその他サポートが終了したWindowsを使い続けているなら、あなたのデジタルセキュリティが今まさに危険にさらされているという話でもあるのです。
Windows 8.1の一般提供開始に伴い、Windows 8ユーザーがサポートを受け続けるには、2016年1月12日までの2年間でWindows 8.1へ移行する必要があります。
サポート終了とは何を意味するのか?
すべてのWindowsリリースにはサポートライフサイクルがあります。事実上マイクロソフト最後のWindowsバージョンとされるWindows 10も例外ではありません。このライフサイクルを通じて、マイクロソフトは更新プログラムやサービスパックによってWindowsをサポートします。更新は通常、毎月第2火曜日の「パッチチューズデー」にWindows Update経由で提供され、重大なセキュリティパッチは緊急に配信されることもあります。メインストリームサポート期間中は、メンテナンス更新だけでなくWindowsの開発も継続され、新機能が実装される場合もあります。
サポートの終了は、2つの段階を経て訪れます。メインストリームサポートの終了と、延長サポートの終了です。
メインストリームサポートの終了は比較的無害です。延長サポートへ移行した製品は、新機能や改善を受け取らなくなります。たとえばWindows 7のメインストリームサポートは2015年1月に終了したため、同じ月にWindows 10 Technical Previewとともに登場したDirectX 12のサポートを受けられません。ただし延長サポート期間中も、Windowsはパッチやホットフィックスといったセキュリティ関連の更新を受け取り続け、システムを安全に稼働させます。
延長サポートの終了は、はるかに深刻な問題です。2014年4月にWindows XPが直面したのがまさにこの運命でした。とはいえ、OS自体が消滅したり動作しなくなったりするわけではありません。2015年12月時点でWindows XPが依然として10.93%という驚異的な市場シェアを維持していたことが、それを物語っています。
しかし、延長サポートが切れると、マイクロソフトはセキュリティ関連の更新を提供しなくなり、Windows Updateは事実上停止します。今まさにWindows 8でそれが起きているのです。
セキュリティ更新の欠如がなぜそれほど危険なのか?
サポートが終了したOSを使い続けることがなぜ良くないのかを理解するには、次の4つのポイントを知っておく必要があります。
- インターネットに接続するだけでマルウェアに感染しうる
怪しいサイトを訪問しなければ、危険なメール添付ファイルを開かなければ安全だと思っていませんか?実際には、コンピュータがインターネットに接続している限り、ハッカーやマルウェアが侵入してシステムに大混乱をもたらす可能性は常につきまといます。 - すべてのシステムには穴がある
OSが10年以上稼働し、更新を受け続けていたからといって、完全にパッチが適用され無敵というわけではありません。リリース当時のプログラミング手法やセキュリティ標準はすでに時代遅れになっており、簡単に突破されてしまう可能性が高いのです。 - Windowsのセキュリティ更新は脆弱性を暴露する
マイクロソフトが新しいWindows向けにセキュリティ更新をリリースし続けるにつれ、古いバージョンに存在する類似の脆弱性も意図せず明らかになりますが、それらは二度と修正されません。ハッカーが、OSの更新が止まるまで公には未知の脆弱性の悪用を控えていることさえあり得ます。 - セキュリティソフトもサポートを打ち切る
ファイアウォールやウイルス対策ソフト、インターネットセキュリティスイートが攻撃から守ってくれると思っていませんか?問題は、マイクロソフトがあるWindowsバージョンのサポートを打ち切れば、セキュリティソフト各社もそれに続くという点です。結果として、あなたは完全に無防備な状態に置かれます。
これらを総合すると、古いWindowsはマルウェアの侵入経路とハッカーの好機の宝庫です。オンラインバンキングやメール、SNSにパソコンを使っている場合、あるいは機密ファイルを保存している場合は、腹をくくって今すぐサポート対象のWindowsバージョンへアップグレードしましょう。
アップグレードの選択肢
選択肢は基本的に2つあります。2023年1月までサポートされるWindows 8.1 Updateへアップグレードするか、延長サポートが2025年10月まで続くWindows 10へアップグレードするかです。あるいは、Windowsを捨ててLinuxへ移行するという道もあります。
Windows 8.1 Update
ここからがややこしいところです。Windows 8 RTMはサポート終了ですが、実はWindows 8.1もサポート対象外です。実際にアップグレードすべきはWindows 8.1 Updateです。では、どうすればいいのでしょうか?
- まず、Windowsストア経由でWindows 8.1へアップグレードします。アップグレード前に、Windows 8.1移行の準備を整えておきましょう。
- あるいは、マイクロソフトが提供するインストールメディアを使って、Windows 8.1のクリーンインストールを行うこともできます。
- Windows 8.1へのアップグレード後、Windows Update経由でWindows 8.1 Updateをインストールします。
各プロセスの詳細な手順は、関連記事でステップごとに確認できます。
Windows 10
これがマイクロソフトが望んでいる選択肢です。率直に言えば、ハードウェアがWindows 10に対応しており、今後もしばらくパソコンを使う予定なら、これがおそらく最良の長期的な解決策です。無料アップグレードのうちにWindows 10へ移行し、最新機能とマイクロソフトが提供する最も安全なOSを楽しんでください。
アップグレード方法は以下の通りです。
- Windows 7 SP1またはWindows 8.1からは、「Windows 10を入手」アプリまたはWindows 10 Media Creation Toolを使って直接アップグレードできます。
- Windows 8からアップグレードする場合は、まずWindows 8.1へ移行するか(上記参照)、クリーンインストールを行う必要があります(下記参照)。
- 対象バージョン(Windows 7、8、8.1)であれば、Windows 10 Media Creation Toolを使ってクリーンインストールも可能です。
クリーンインストールの場合、一部の設定やアプリを引き継げますが、Windows 10のライセンス認証についても確認しておきましょう。Windows 10を使い始めたら、設定アプリの操作に慣れ、初期設定のプライバシー設定などを自分好みに管理しておくことをおすすめします。
Linux
Windows 10への無料アップグレードの対象外である場合や、Macを買いたいが予算が足りない場合は、Linuxが頼れる出口です。無料で安全、しかもLinuxへの移行は思っているよりずっと簡単です。
- 自分に合ったLinuxディストリビューションを見つける。
- 本格的に切り替える前に、候補のLinuxを試用してみる。
- データをバックアップし、パソコンにLinuxをインストールする。
サポートされているWindowsだけが良いWindows
Windowsの更新やアップグレードに終わりはありません。むしろ、更新は今後ますます頻繁になるでしょう。Windows 10では、より迅速で大規模なアップグレードが繰り返されています。これはイノベーションを競うレースであり、ユーザーを安全に保つと同時に、マイクロソフトのエコシステムにつなぎ止めておくためのものでもあるのです。
あなたはついていけますか?今どのバージョンのWindowsを使っていますか?そのバージョンを選び続ける理由は何ですか?もしサポートが終了したバージョンを使っているなら、どのように安全を確保していますか?ぜひコメントで教えてください!
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